折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

少しずつ季節は進んで ~ 白露 ~

2013年09月07日 13時55分39秒 | 白露

◇ あれだけ暑かった猛暑日続きの今年の8月でしたが、暦からも記憶からも遠ざかりつつあるこの頃、9月も一週間が過ぎました。

  今日は二十四節気の白露、玄関先にはこの季節の言葉を連想してしまう花が、いっせいに咲いていました。

  雨予報にも関わらずまだまだ青空がのぞいていますが、それでも雨を予想してしまうくらいに湿度の高い、やや蒸し暑さを感じる昼下がりです。

  少し日が陰り出したらまた庭の雑草引きを続けたいのですが、地植えのバラが枯れてしまうかもしれない、そんな心配な株を二つも見つけてしまいました。

 

                                                    2013年9月6日

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

先日の長雨の中で蕾を膨らませていたバラ、昨日の朝開花しました。

 

                                                     9月7日

□ 今日はこんなにいい天気、予報どおり雨が降りますかね…。

 

                                        9月5日

□ 開花の始まりそうな朝、結局は翌日の開花でした。

 

                                                 9月6日

□ この中輪のバラは、茎はつまようじより若干太い程度ですから、

剪定はいつも弱剪定(3分の1辺り)に留めています。

もちろん、冬剪定では古くなったシュートは、元からバッサリですが…。

 

                                        9月6日

□ 昨日の朝、開花の始まったこの花に注目していました。

 

                                                 9月7日

□ ザ・ピルグリム

(The Pilgrim S 1991 D.Austin England)

鉢植えですくすくと育ったので、日当たりのいい地植えに降ろしたのですが、

春は不調でほとんど咲かなくて、オフにまた鉢植えに戻そうと思っています。

一輪だけでも咲いてくれて、少しホッとしています。

 

  

                                                                    9月7日

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

明日にも開花しそうな蕾が何輪か控えています。

 

                                                 9月7日

□ どこにでも咲いている花、ゼフィランサス。

「白露」にふさわしい花だと思っています。

 

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朝夕涼しくなってきたこの頃

2012年09月21日 22時50分39秒 | 白露

◇ ここ数日、この辺りでも夏の空気から秋のそれへと着実に入れ替えが進んでいるようです。

  けさは足指が冷たくて目が覚めたくらいで、秋分を目前にしてようやく涼しくなって来ました。

  仕事が忙しくてなかなかブログアップもままならなくて、ほぼ開店休業状態になってしまいました。

  庭の方もここ10日間はほとんど目ぼしい花がない状態で、こんなに寂しい秋の始まりの庭も久しぶりです。

 

                                           2012年9月21日

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

秋のバラへの橋渡しとなってくれるのでしょうか。

 

                                                9月21日

□  ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

今年の9月は、このバラが独り気を吐いています。

 

                              9月21日

□ レディ・オブ・メギンチ

(Lady of Megginch S 2005 D.Austin England)

いつの間にか、挿し木苗が開花していました。

 

                              9月16日

  

                                                                    9月13日

 

  

9月12日                          9月14日

□ ここ10日間で咲いてくれた花は、たぶんこれくらいでした。。。

 

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花びらの白い色は

2012年09月09日 15時50分29秒 | 白露

◇ 二十四節気の白露を過ぎて(今年は9月7日)、その暦のとおり少しは秋の気配が感じられ始めましたが、日中の気温そのものは真夏の暑さとあまり変化がありません。

  午後から雨予報でしたので、午前中に庭の作業、まずは雑草引きからと意気込んだものの、かっと照りつける「真夏」の日射しに1時間半で汗ダラダラの退散となりました。

  何のスイッチが入ったのか、周りに白い花は見えないのに、昔なつかしい歌を何度も何度もエンドレスに口ずさんでいましたが、おそらく数日前に咲いた百合の花の記憶。

  それでも「探せば」いくつか白い花は咲いているもので、相変わらずベッツィ&クリスの歌声を思い浮かべながら、低音のパートをいつまでも歌い続けていたのでした。

 

                                            2012年9月9日

□ 連日、一日のうちのどこかの時点でにわか雨にたたられています。

リビングの外は2品種のバラの花。

 

□ ザ・ダーク・レディ

(The Dark Lady S 1991 D.Austin England)

葉っぱの上には白露ならぬ、夜半の雨の滴です。

 

□ 秋近しでしょうか、春よりも明るい色をしています。

 

  

                                                                  9月7日

□ 8月の下旬から絶え間なく咲いている、

明るいローズ・ピンクのバラが見ていて心地よいのです。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

 

                                        9月6日

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)

春と比較すると、相当にコンパクトな開花です。

 

                                        9月8日

□  クレマチス、ビチセラ系「リトル・ネル」

(Clematis viticella 'Little Nell')

ほんの数輪ですが、愛らしく返り咲いていました。

 

 

                                                                    9月9日

□ 白い花のシュウメイギクは、ずっと蕾のままでもう一息。

 

□ 探せばあった白い花、これは萩の花です。

 

  

□ あとは、うちの中に白い「花」というか、

スパティフィラムが9月になってまた「咲き」始めました。

  

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寂しくなる一方の庭でも

2011年09月17日 13時17分37秒 | 白露

 

◇ 昨日から降り始めた雨が今日も断続的に降り続いて、すっかり雨の週末になってしまいました。

  わずかに咲いているバラの花も雨に濡れてしまって、雨の雫が重たそうです。

  今シーズンのバラ、秋の返り咲きはあっても、秋にしか咲かないバラが一つもない以上は、咲くべき花はすべて咲いたことになります。

  時節を得て咲き誇ったバラ達、それぞれに好く咲いてくれたことに感謝をしながら、寂しくなった庭を前に来シーズンのバラに思いを馳せることになります。

  ここまでどうもありがとうございました。

 

□ アイスバーグの四番花。

この時季らしく、すっかり「間引き」咲きです。

 

□ アイスバーグ

(Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

 

□ 秋と言えば、たとえば、ホトトギス。

 

□ クレマチスがいつの間にか金木犀の枝に…目の高さ辺り。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

雨の中でもずっと咲き続ける、うちの庭では優秀な花。

 

□ エグランタイン(ER)の株元一帯です。

カラミンサが咲いて、左はオレガノの緑

左上方のバラは、チャイコフスキーです。

「絵」になりそうな、バラと宿根草の光景を

来シーズンは、自分なりに少しでも目指せたら…。

 

   

□ 数年前にこんなガイドブックを購入したことも忘れていました。

参考にしなくてはなりません。

 

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夏の名残りのバラ

2011年09月15日 22時00分39秒 | 白露

 

◇ ずっしり照りつける太陽、もう何日最高気温30度以上の真夏日が続いているでしょう。

  そんな中でわずかに咲き継いで来たバラたちも、いよいよお仕舞いのようです。

  庭のバラをこうしてご紹介できるのも、もうあと一回くらいかなあと思います。

  名残のバラは、庭では他に見られないような穏やかな姿でこの目を楽しませてくれました。

 

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

9月14日の朝、きれいに開花が始まっていました。

 

 

  

 

□ 花それぞれに個性的な彩りがあって、

季節によっても雰囲気が変わります。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

夏の終り、こちらも穏やかに佇んでいました。

 

  

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忘れていた朝顔が咲きました。

2011年09月13日 22時32分20秒 | 白露

 

◇ 昨夜が中秋の名月できれいなお月様を眺められましたが、今夜の十六夜の月も大きくて東の空でお澄ましでした。

  夜になって虫の鳴く音は賑やかですが、気温はさして下がらず、明け方までは夏の夜のままに終わってしまいそうです。

  日頃からボーッとしているからか、朝顔の種まきを忘れていたのに気がついたのが7月下旬、あわてて蒔いた花がようやく咲き始めました。

  紫のやわらかな大輪が何ともなつかしく、庭に朝顔の花が戻って来たのは、はてさて何年振りのことでしょうか。

 

□ これからしばらくは庭の朝の顔です。

 

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

 

□ 蕾が次々に膨らんで来ました。

 

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte de Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

庭の香りのバラの最右翼、まだ夏のバラの続きのようです。

 

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秋の入口近くで夏のやり直しのような…。

2011年09月12日 23時28分30秒 | 白露

 

◇ このところ猛暑の9月の日々が続いていますが、9月の10日前後なんて、考えてみればまだ真夏の延長みたいなものです。

  昨日おとといの休日では荒れ放題、伸び放題の庭の手入れを考えていたのですが、こう暑くては手をつけるどころの騒ぎにはなりません。

  年を考えると炎天下で無理することもなく(バラの夏剪定が単に一週間遅れるだけのこと)、やれるときにやれるだけを…。

  私にとって、趣味の園芸はあくまでも体調を考えながらの余暇の過ごし方なのです

  中秋のバラの返り咲きを心待ちにしながらも、来年はバラの配置をがらっと変えてみようかと、そちらの方に思いが飛んで行きそうなこの頃です。

          ※ 9月10日、じいじになりました。女の子です。

 

□ ザ・ピルグリム     2011年9月10日

(The Pilgrim S D.Austin England)

 

□ 久々に爽やかな黄色に出会えました。

 

□ チャイコフスキー     2011年9月12日

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

 

  

□ アンブリッジ・ローズ     2011年9月9日
(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

 

   

□ クレマチス ・テキセンシス系「プリンセス・ダイアナ」     2011年9月12日

(Clematis texensis 'Princess Diana')

二番花もお仕舞い、これから剪定しても三番花は無理でしょうか。

 

 

 

 

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こないだの飛行機雲

2010年09月21日 20時58分16秒 | 白露
                                                                  2010年9月21日
                          □ ジャック・カルティエ (Jacques Cartier P 1868 Moreau-Robert France)



                       
                                 2010年9月20日
                    □ 何度も咲いてポートランド系は優秀です。

 
◇ もうすぐ秋分というのに真夏でもなかなかなかったようなここ数日、今日は猛暑日寸前の最高気温34.7度だったそうです。
  それでも明日は雨が降ってその後秋の空気に入れ替わるそうなので、まあそれなら「許す」ことにしますか。
  猛暑続きだったこの夏、うっとうしい熱帯夜からやっとのことで逃れられそうで一安心です。
  先週末金曜日、帰宅時の西から北の空は秋のベールに包まれていましたが、ようやく下界にも涼しさが降りてきそうです。



               
                                         2010年9月20日  
              □ シャルロット・オースチンのコーナー、何を植えたか記憶が…。



                
                                         2010年9月20日
                    □ ハナミズキの幼木に実が成りました。



               
                                         2010年9月19日
                  □ ヤブランもいつの間にか花をつけていました。



       
                                                  2010年9月21日
              □ メアリー・ローズ (Mary Rose S 1983 D.Austin England)
                花びらにうっすらと縁取りのローズ・ピンク、よく咲きます。



      
                                                  2010年9月21日
              □ ウィズレー 2008 (Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)
 
 

               
                                         2010年9月17日
                   □ 大分上空は飛行機がよく飛びかいます。



               
              □ 細過ぎて判別しにくいですが、右(東)方向へ向かう飛行機。



      
         □ 飛行機雲の「影」がその上空の絹雲に映っているのがわかります(太陽は左下方)。



                
                □ 細い方の飛行機雲はおそらく福岡発羽田行きです。
  
 
  
 
 
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空は秋の気配でも

2010年09月20日 15時10分33秒 | 白露
                                                                   2010年9月20日
                               □ ウィズレー 2008 (Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)



                       
                                  2010年9月16日
                     □ 秋の深まりが楽しみな色合いです。


 
◇ 早いもので彼岸の入りの今日、こちらは相当に蒸し暑い日となりましたが、それもそのはず、予想最高気温が33度とか…。
  今日は日中曇りとの予報でしたので庭の雑草を抜いてしまおうと予定していたのに、こう暑くては早くも退散です。
  けさは最近では珍しく、いろんな株に花が咲いていました…ほとんど一輪ずつですが、バラの花のことです。
  バラの花は心なしかすでに秋めいているようで、彩りには深みを帯びた秋のバラの片鱗を垣間見る思いがしたのでした。



      
                                                          2010年9月19日
           □ 夏剪定するまでもなく蕾がたくさんついていて、すでに秋のバラの様相です。



     
                                                          2010年9月19日 
               □ スカボロ・フェア (Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)



      
                                                          2010年9月20日
      □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ (Charles Rennie Mackintosh S 1988 D.Austin England)



                   
                                            2010年9月19日 
                    □ 復活のバラは、今シーズン桁違いの花数です。



      
                                                          2010年9月20日
            □ イングリッシュ・ヘリテージ (English Heritage S 1984 D.Austin England)
              経験的に晩秋の花が最も美しい記憶が残っていますが、今年はどうでしょう。 



     
                                                          2010年9月20日
            □ レディ・オブ・メギンチ (Lady of Megginch S 2005 D.Austin England)
              春の一番花から約4か月、深みのある彩りで戻って来てくれました。



     
                                                          2010年9月20日
                 □ ザ・ピルグリム (The Pilgrim S 1991 D.Austin England) 



                 
                                           2010年9月19日 
                   □ 明るいレモン・イエローは、まだ夏の続きです。



      
                                                          2010年9月20日
             □ こちらもまだ夏の延長線上、三番花の蕾がたくさん膨らんで来ました。



     
                                                          2010年9月20日
                 □ チャイコフスキー (Tchaikovski S 2000 Meilland France) 
    
   
 
 
 
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夜半の雨に濡れて、シーズン終りのバラ

2010年09月13日 08時57分51秒 | 白露
                               □ ハーロウ・カー (Harlow Carr S 2004 D.Austin England)


◇ 真夜中に雨音で目が覚めましたが、しばらくの間そう強くない雨が降り続いていました。
  朝になって雨に濡れたローズピンクが、しっとりと辺りの静けさの中に溶け込んでいるかのようでした。
  今日は有給休暇で土曜日からの三連休、今週末も暦が勝手に三連休、その次の週は所用で五連休と出勤経路を忘れてしまいそう。
  日が陰っているようなら、今日はバラの夏剪定に追肥を予定していますが、さっさと午前中に遣り終えたいものです。



           
           □ こういうローズピンクが最も気分が安らぐ気がします。
 


          
            □ 三番花、蕾がいくつか控えて数日楽しめそうです。



                        
                       □ 淡い色、よく撮れませんが、このところよく咲いています。



           
                                                               2010年9月8日
                     □ ウィズレー 2008 (Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)



                        
                           □ こちらはシーズンを通して元気なバラです。



          
                                                               2010年9月12日
          □ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント (Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)



           
                 □ シャルロット・オースチン (Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

                   バラを思い立った頃からの付き合い、5年経過してずいぶん「縦」に伸びて来ました。
                   同じイエロー系統の「ザ・ピルグリム」とのコラボを考えたりしています。



                                     
                                                               2010年5月24日
                                             □ シャルロットの「春爛漫」の頃



                                     
                                                               2010年6月27日
                                         □ 深紅の「フォールスタッフ」用のアーチですが、
                                           「行きたがっている」感じさえしていました。   



           
                                     2010年6月2日
          □ ザ・ピルグリム (The Pilgrim S 1991 D.Austin England)
            遅咲きの一番花、大輪のスプレー咲きには正直驚きました。



                
                                            2010年8月23日
          □ つるバラの勢い、今年初咲きなのに二番花は私の背丈を超しました。    
 
 
 
  
 
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