折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

秋、黄色い花の香りの十月

2011年10月01日 22時15分35秒 | 秋分

 

◇ 今日から十月、昨日までとは違う乾いた風の涼しさに、もう後戻りしない秋を確信して、どこかホッとした一日でした。

  玄関前一帯では、今年は例年より若干早いでしょうか、一週間ほど前から里の秋の香りの定番、金木犀が漂っています。

  庭のバラはいくつか赤系統の花が咲き始めましたが、春とは違い、あっちでポツリ、こっちでポツリ、それでも秋のバラのシーズン到来ということです。

  秋と言えば、何とかの秋、その何とかのうち、食い気の方は「食欲の四季」で秋に限った事ではなく、オーソドックスに読書の秋に勤しむことにしましょうか。

 

  

□ 金木犀、昨年より一週間ほど早い気がします。

枝を梳きましたので、花は少なくなりました。

 

  

□ ザ・ダーク・レディ (The Dark Lady S 1991 D.Austin England)

やや気まぐれなバラも、この秋初めての返り咲きです。

 

  

□ レディ・オブ・メギンチ (Lady of Megginch S 2005 D.Austin England)

こちらもこの秋初の返り咲き、春も秋もしっかりとよく咲きます。

 

  

□ L.D.ブレスウェイト (L.D.Braithwaite S 1988 D.Austin England)

この真紅のバラは、数日前から返り咲いています。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

うちの庭の代表の一品種は、5月から途切れることなく咲いています。

 

  

□ アンブリッジ・ローズ (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

あくまでしっとりと落ち着きのある風情で、秋のバラです。

 

□ 読みたい本は読み直しも含めていくらでもあるんですが、

「秋の夜長」も何も、ページを繰った途端に眠くなりますし…。

 

 

  

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深まりゆく秋、その前の真夏日でした。

2011年09月29日 22時58分50秒 | 秋分

 

◇ 庭の北側では、8月の下旬からもう一か月くらい、白い萩の花が咲き続けています。

  そこは北側の道路に面しているのですが、道行く人たちがこの白い花を結構楽しまれているご様子です。

  ただ、白い萩はいつの頃から庭に迎えたのか、とんと記憶にありません。

  私以外に誰も植える者はいないわけで、おそらくここ2,3年の間に植えたのでしょう(…と、まあ、情けない話です)。

 

  

□ 道路側に枝垂れている花は、今はこれだけが残っています。

名前すら知らない萩の花です。

 

□ 秋ですね、ハナミズキの実が成っています。

 

□ 満開近しのホトトギス、葉っぱは、ほとんど食べられています。

 

◇ 今日は気温が上がって、日中は久々の真夏日になったようで、とにかく暑さを感じる一日でした。

  それでも今年の真夏日もお仕舞いでしょうか、明日一雨来たら、今度は気温がぐっと下がってくるとの予報です。

  太陽は現在天秤座を巡航していますので、10月生まれの私は秋の深まりとともに、もうすぐまた一つ歳を取ることになります。

  ふと思ったりするのですが、ワンウェイの時間旅行は、もう何十年も続けていると、どこか切ないものに感じられます。

 

  

□ ハーロウ・カー (Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

春も早咲きのバラ、そろそろ秋の返り咲きが始まったようです。

 

□ ようやく復活してきたハゴロモジャスミンに囲まれて…。

 

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

庭で一番の香りのバラがきれいです。

 

□ ティージング・ジョージア

(Teasing Georgia S 1998 D.Austin England)

時折、ハッとする花が見られます。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

けさは、この花がとても新鮮に感じられました。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日曜日は雨になりました。

2010年10月03日 13時33分21秒 | 秋分
                                                                   2010年10月3日
                           □ ガートルード・ジェキル (Gertrude Jekyll S 1986 D.Austin England)



                      
                                       2010年10月2日
                      □ 優しげな、やわらかいローズ・ピンク
                        昔ながらのバラの自然な感じが魅力です。
                        


◇ 夜半の雨音の中で就寝し、朝方目が覚めると日が射したりしていましたが、天気予報どおり昼前から雨になりました。
  ややじめじめとして蒸し暑い空気、間断なくしっかりとした降り方は梅雨時を思い起こさせます。
  毎年秋に向かう頃から来シーズンのバラの育て方を考えていましたが、今年はまだあまり考えてなくて…少なくとも花の数を楽しむのは今年がピークです。
  来シーズンからは2本のアーチはそれなりの姿を目指すとして、それ以外は全体の(狭い庭との)バランスを考えて「縮小均衡」を目指そうと決めています。



          
                                                          2010年10月3日  
               □ レオナルド・ダ・ヴィンチ (Leonardo da Vinci LCl 1993 Meilland France)



                    
                                              2010年10月2日
                       □ 生き生きしたシュートがいくつもあります。
 



                    
                                              2010年10月3日
                    □ 時折、クレマチス「プリンセス・ダイアナ」が咲いてます。
                      その向こうに、ぼんやりと見えるバラは…。



           
                                                          2010年10月3日  
                    □ チャイコフスキー (Tchaikovski S 2000 Meilland France)



                      
                                              2010年10月2日 
                       □ 涼しげな秋のバラの雰囲気が出て来ました。



          
                                                          2010年10月3日  
              □ ジュード・ジ・オブスキュア (Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)
                三番花が咲き続けて…また少し「おいしそうな」色になってきた感じです。



                    
                                              2010年10月3日
                    □ 遅れ気味の秋の花、ゼフィランサスが急に咲きました。 



                          
                        □ まいにち頑張ってみようかと…。
                          いつか役に立つ日が来るはずです。
 
     
  
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄色、秋色。

2010年10月02日 22時30分03秒 | 秋分
                                                                            2010年10月2日    
                                □ ザ・ピルグリム (The Pilgrim S 1991 D.Austin England) 


       
                                                                     2010年10月1日
       □ 秋は返り咲きしない品種との解説がありましたから、きっと夏の続きなんでしょう。花殻摘み+追肥の鉢植えです。
 
    

◇ 「あれ」はいったい何だったのか、さしもの猛暑も過ぎ去り、このところ過ごしやすい日々(2日の最高気温 26℃)が続いています。
  ただ週末は天気が崩れるの予報どおり小雨の降る一日、日曜日も雨予報ですから、庭の草引きも来週に延期になりそうです。
  バラはポツリポツリですがあちこちで咲き始めていますし、中には真夏の延長でずっと咲き続けているものもあります。
  取り立てて夏剪定を行わなかった株も多く、花殻摘み程度でどんな咲き振りになるのでしょうか…それはさておき、明らかにバラも秋色です。



     
                                                                   2010年10月2日
                  □ アンブリッジ・ローズ (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)



                      
                                                2010年10月1日



      
                                                                   2010年10月2日
                   □ スカボロ・フェア (Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)



     
                                                                   2010年9月30日
                 □ イングリッシュ・ヘリテージ (English Heritage S 1984 D.Austin England)
                             左のクリーム色は「チャイコフスキー」です。



     
                                                                   2010年9月29日
                       □ エグランタイン (Eglantyne S 1994 D.Austin England)



     
                                                     2010年9月29日  
             □ 周りの雑草を抜かなくては…ホトトギスが咲き続けています。
               この「名前」でいつも思うのは、どれが「ホト」でどれが「ギス」なんだろう。。。



                           
                                                     2010年10月1日
                                □ 消えてなくなったはずの「メドーセージ」
                                  通路の脇にほんの少し残っていたようです。         
  
 
 
  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホッと一息

2010年09月27日 21時25分37秒 | 秋分
                               □ フォールスタッフ (Falstaff S 1999 D.Austin England)


◇ 夜になって雨が一段と強くなって来ましたが、これも夏の終わりを告げる雨、どこかしら気持ちがホッとする雨に思えます。
  これで庭の植物たちも一息ついたと思いますが、何しろ猛暑の数か月はほとんど雨らしい雨がなかったような気がしています。
  会社ではお盆休み以外に7~9月までの間に有給休暇を2日取得するように推奨されてますが、それで5連休にして旅行して来ました。
  行って帰ってホッと一息、肩は凝ってはいますが、少しだけ軽くなっているのに気がつきました。



                     
                                              2010年9月24日
                    □ 旅行のときはいつも上空から一枚、写真は松山市です。



                             
                       □ 千葉市の美術館では、たっぷり堪能しました。



           
             □ 箱根では、もう金木犀の香りが漂います。写真では花はほとんど見えませんが…。



                    



                                   



                         



           
                       □ 記念のミニバラ、どんな花が咲くのか楽しみです。
   
 
 

  
 
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春から秋へ Roses of Memories 1 ~ Ambridge Rose ~

2009年10月06日 21時14分55秒 | 秋分
                               (2009年10月5日)
                  □ アンブリッジ・ローズ
             (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

◇ 今年はまだ3か月近く残っているのですが、月日は間違いなく百代の過客です。
  放っておいてもすぐに年末ですし、バラのシーズンもそれまでに早晩幕となります。
  バラに終始した、想像どおり+ちょっぴり期待以上+αのシーズンを振り返ります。
  ご紹介するバラのこちら側には、いつも喜怒哀楽、心の泣き笑いがありました。

     
                              (2009年5月3日)
             □ 記念すべき一番花でした。

     
                              (2009年5月5日)
        □ 昨年末に庭の一員へ大苗一年目、その初咲き。

     

           
                              (2009年5月6日)
     □ 中輪のカップ咲きからロゼット咲きへ、花つきが良い品種。

     
                             (2009年5月31日)
        □ 春から初夏へ、アプリコット・カラーの優雅な姿。
                ミルラ香の香りも高く。

     
                              (2009年7月6日)
       □ アプリコット・カラーも咲き進むと白っぽく変化します。

     
                              (2009年7月9日)     
    □ 樹形のバランスが良く、枯れたシュートが一本もありません。

     
                             (2009年8月12日)   
            □ 来シーズンも鉢植え継続か、
              ボーダーガーデンか、迷います。

             
                       (2009年10月2日)
            □ 秋は、うちの鉢植えはカップ咲き。
                 彩りは淡くなりました。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日曜日の朝、いつものようで…。

2009年10月04日 09時56分20秒 | 秋分
                     □ マリア・カラス
             (Maria Callas HT 1965 Meilland France)
              秋はイメージを一新しての返り咲きです。

◇ 明け方、足先が冷たくて目が覚めました。
  (最低気温14.4℃はこの秋一番の冷え込み)
  この秋初めて、パカラ(Paccarat)が布団の中に潜り込んで来ました
  夕べはよく晴れ渡っていたようですから放射冷却現象で冷え込んだのでしょう。
  朝の日差しも秋らしく穏やかに感じられ、いつもの朝のようで昨日とは違います。

     
                  □ ハーロウ・カー
          (Harlow Carr S 2004 D.Austin England) 
          今は、このバラが花も蕾も充実しています。

            
         □ 鉢仕立てに一番向いているようです。

◇ 休日の朝ですから、いつもよりゆったりとした気分で庭の見回りができます。
  バラの返り咲きもまだ始まったばかり、本格化するのはもう少し後のようです。
  バラに感情がないことで、こちら側に感情があることを逆に知らされます。
  その咲き方次第では、バラに対する感性さえも揺れ動くような気がするのです。

     

      
               □ アンブリッジ・ローズ
         (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)
        この鉢植えのバラに花をいっぱい咲かせること。
            これが来年のテーマの一つです。

   
       □ 庭のシュウメイギクは、この二品種のようです。

    
       □ この花たちが咲き始めて、秋なんでしょうか…。

       ※ ここで小休止します。   
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土曜日の午後は。

2009年10月03日 20時32分25秒 | 秋分
                 □ 白水の滝(しらみずのたき)
              大分県竹田市荻町(たけたし おぎまち) 
                大分市に注ぐ大野川の源流です。

◇ お昼にスイミングから帰ってきたお方、めずらしくリクエスト。
  さっそく、60km南の方へのドライブと相成りました。
  初めてのところ、目指すのは一番人気の「トマト」
  田舎の秋の風景は、とても新鮮に感じます…そう意見の一致を見たのでした。

      

    

     

     
   □ 阿蘇山系の伏流水が、岩盤から筋となって吹き出しています。

   

    


☆☆☆ 陽目の里 名水茶屋 ☆☆☆ 遅い昼食

      
 
   

    
             □ 田楽料理や山菜蕎麦など。

             
               □ 上座の座布団に蝶々。

      
      □ 恥ずかしいですが、久しぶりに炭火を見ました。。。

     
     □ 帰り道での「祖母山」(そぼさん) 1756m 日本百名山
 

☆☆☆ 高原の店 とまとちゃん ☆☆☆

     
           □ そもそも、このお店にドライブでした。

     
         □ 荻町(おぎまち)はトマトの一大産地。
           …なのに「トマト」の文字がないですね。

     
        □ 四方筍(しほうたけのこ) 切り口がめずらしい。

      
         □ 色とりどり(!?)のトマトに、トマトジャム…etc。

     
            □ 帰宅したら、東の空に名月が…。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日、中秋の名月

2009年10月03日 09時26分10秒 | 秋分
                   □ アンブリッジ・ローズ
             (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)
         日替わりの開花、大輪の「コロン」それも愛らしいものです。

     
           □ 約一時間後、しべが覗いています。

◇ しとしと、だらだら降り続いた雨も、昨日の夕方の雷鳴の直後に止みました。
  けさは花火の音、あちらこちらで鳴って、目が覚めました「小学校の運動会」
  朝から爽やかな秋の風が吹き渡り、目には見えずとも空気が入れ替わりました。
  様子を見てたかのようなバラの蕾、少し濃いめの色に着替えした姿で開花でしょう。


     
    □ アンブリッジ・ローズ(ER)      ハーロー・カー(ER)


      
                  □ ハーロー・カー
           (Harlow Carr ER 2004 D.Austin England)
        細~いシュートに中輪の花、うつむいてしまいます。


     
   □ ガートルード・ジェキル(ER)       マリア・カラス(HT)


     
                  □ ノック・アウト
            (Knock Out F 1999 J.W.Radler USA)
                   蕾、希望、明日。


    
                 □ アイスバーグ
          (Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)
     このバラは、株元からは新しいシュートを出さないようです。
               先日話題になりました。


     
      □ 「お月見モード」でシュウメイギクの開花の始まり。
        ご存知のとおり、キク科にはあらず、キンポウゲ科。
        アネモネやラナンキュラスの仲間(科)となります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

半八重バラの魅力 ~ 爽快感漂う白バラ ~

2009年10月02日 20時10分39秒 | 秋分
                   □ ドミニク・ロワゾー
            (Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)
         うちの庭のバラでは、スプレー咲き(房咲き)の代表です。
         
◇ 今日も朝から雨模様、バラも用心してか(?)「返り咲き」の花が極端に少なくて…。
  四季咲き性、返り咲き性、一季咲き性…私には前者二つの区別がつきません。
  春夏に咲いて、そのあと来年まで咲かないのが一季咲き、これは理解可能です。
  では秋に返り咲くのは、四季咲きも返り咲きも両方、でもその違いは…。

      
      □ 高さ70cm、幅1mちょっとのこじんまりとしたシュラブ。
        春一番花よりも蕾の数が多いような気がします。

◇ まあそんなことよりも、この半八重の澄み切った明るさ、開放感が大好きです。
  花の周り一帯は、悩み事などこれっぽっちも関係ないの、秋の空です。
  一季咲きのオールド・ローズ、アルバ・セミプレナ(A)に惹かれて以来、
  しべの覗く、半八重のバラの素朴な愛らしさの虜、この秋も気分爽快です。

   
 □ デジカメではなかなか色が出ませんが、ほんのりとピンクの美人さん。
 
     
  □ 真綿色の原種のシクラメン、小さいピュアな花が咲きあがります。

     
   □ ホトトギスやシュウメイギク、週明けには開花しているでしょう。
     夏日続きの九州の庭にも、秋の気配は確実に増しています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする