折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

あの空の向こうに ~ イタリアの旅 ⑤ ~

2013年07月03日 23時23分27秒 | 夏至

◇ 今よりそう遠くない昔(ほんの40年くらい前!)、『ブラザー・サン シスター・ムーン』(Fratello sole,sorella luna 1972)という映画がありました。

  アッシジの聖フランチェスコはそのときに初めて知りましたが、40年もの昔ですのでその映画の記憶はほとんど薄いのです。

  その後朝日新聞の日曜版に載った、ジョットのフレスコ画『小鳥に説教する聖フランチェスコ』を見たいという願望が、ずっと心の中にありました。

  花の都フィレンツェをバスで出発して約3時間近く、トスカーナやウンブリアのどこまでもなだらかな風景に飽きずに見とれていました。

  やがて丘の上に聖地アッシジが見えて来て、巡礼ではないのですがついに聖地を訪れるんだと思うと、次第に胸が高鳴るのがわかりました。

  これまでの旅行記をご覧いただいた方は、憧れが次から次にあるものだと呆れてらっしゃるでしょう。

  でも、40年来の憧れの地に(短い!?)足を踏み入れる感動といったら!

  そんなもの、実はあまりの暑さですぐに吹っ飛びましたけど…。

 

  

□ バスの車窓からは、丘の上に塔の見える街が見えたり、遠くに大きな湖が眺められたり。

 

  

□ トスカーナは、どこまでもなだらかな丘の風景が続きます。

ずっと飽かず眺めてましたら、いつしかアッシジに到着。

 

                                                        2013年6月15日

□ 聖フランチェスコ聖堂 (Basilica di San Francesco)

 

□ サンタ・キアーラ修道院 (Basilica di Santa Chiara)

 

  

□ 右側の鐘が鳴っていたような…すでに記憶が定かではありません。

 

□ ウンブリアのなだらかな丘と山の連なり

 

□ この日(6月15日)も、雲一つない好天に恵まれました。

ただ、容赦なく照りつけられて、すごい暑さでした。

 

  

□ それでも、ずっと眺めていたい光景でした。

 

□ 遠景は、サン・ダミアーノ修道院でしたか…。

 

  

  

  

□ 街歩き、花の光景を集めてみました。

 

□ 一重のバラ

 

  

  

□ こちらはディスプレイ…ジェラートにお菓子いろいろ

 

  

□ アッシジのトラットーリアにてランチタイム

 

□ アッシジのフランチェスコ (Francesco d'Assisi) 1182-1226

アッシジのキアラ (Santa Chiara d'Assisi)   1194-1253

 

□ 小鳥への説教 (聖フランチェスコ伝) ジョット画 1297-1300頃

 

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする