折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

あの空の向こうに ~ イタリアの旅 ④ ~

2013年07月01日 22時29分50秒 | 夏至

◇ まだ見ぬところを訪れた前後で決定的に違うこと、その違いを確かめたいがために、旅をしたいという思いが強くなるような気がすることがあります。

  その違いは風景、特に空の広がり、訪れる前は本やテレビで見ても、風景には額縁の四角い区切りがあったりカットされていたり、視界が人工的な枠にはめられています。

  ところが旅先に身をおいて眺めた途端に、空はどこまでも広がり、写真で見たような輪っかはすべて取り外され、そのために解放感みたいな心地よい気分に包まれます。

  強く憧れた土地にそれが強く感じられ、前回ご紹介のヴィネツィアも今回のフィレンツェも憧れが強かっただけに、枠のない「生」の風景の広がりを堪能することになりました。

 

                                                        2013年6月13日

□ フィレンツェのドゥオーモは、やはり聞きしに勝る威容、美しさは格別でした。

 

  

  

□ ドゥオーモの内部、天井フレスコ画やステンドグラスの美しさにため息でした。

 

□ ミケランジェロ広場からの佇まい、肉眼では思ったより小さく見えるのですが…。

 

  

□ 画像間に若干「ずれ」がありますが、ミケランジェロ広場からの鳥瞰、

肉眼ではこれくらいの大きさに見えます。

 

□ これは絵葉書です。

 

  

  

□ 街角や通りの先に垣間見るドゥオーモも、どこかホッとします。

(左上は、ウフィツィ美術館からの眺め)

 

□ ヴェッキオ宮殿とシニョーリア広場

人出は休日の新宿や梅田に同じ。。。

 

□ ヴェッキオ橋とヴァザーリの回廊、アルノ川

ウフィツィ美術館は撮影禁止につき、許可された場所のみの撮影です。

ウフィツィでの撮影は、実質数枚でした。

 

□ フィリッポ・リッピ 「聖母子と二天使」 (1465年頃)

どうしても見たかった絵画 その1

もちろんウフィツィで、ボッチチェリやダ・ヴィンチに感動した上で…です。

 

                                                6月14日

□ サンマルコ修道院・美術館

 

□ 修道院の中庭

 

□ 撮影禁止でしたが、つい…あきまへんな!

 

□ フラ・アンジェリコ 「受胎告知」 (1440年代前半)

どうしても見たかった絵画 その2

 

□ 修道院に咲いていた白いつるバラがきれいでした。

 

  

□ フィレンツェは肉料理、そのデカさに圧倒されました。

 

□ 歩き疲れて座ったオステリア(居酒屋)

もちろん、ちょっとしたレストラン風です。

 

  

□ パスタもカプッチーノもおいしかったです。

 

□ そして、どうしても行きたかった、ピッティ宮殿

 

  

 

□ ラファエッロ 「大公の聖母」 (1504年)

どうしても(最も)見たかった絵画 その3

 

◇ 街歩き

  

□ ヴェッキオ橋は両側にお店がずらり(右)

 

  

 

  

 

  

□ 通りには鮮やかな赤い薔薇、それに混じって白い薔薇も…。

 

コメント (6)
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