◇ 昨日4月20日は二十四節気の穀雨、4月に入って毎週日曜日は雨の記憶ばかりですが、天気の周期は今回も乱れることなく「穀雨」にふさわしい雨となりました。
そうした霧雨に近いような細かい雨の降る中で、何もかもがぐっしょりと濡れてしまっている庭では、白牡丹の開花が始まっていました。
バラの開花を待つ身にとって、この白牡丹の開花は、経験的に約2週間後のバラの一番花を予感させるものがあります。
その前に白牡丹の約1週間後あたりでは、ハゴロモジャスミンが開花していて、狭い庭でも今年の花の春がハイライトに差し掛かっているようです。
□ 白牡丹の開花、ほぼ例年通りの開花日のようです。
□ 牡丹の白は純白ではなくて、かすかにピンクがかっています。
(una poesia di oggi)
白牡丹といふといへども紅ほのか 虚子
毎年この有名な俳句を載せている気がしますが、牡丹は夏の季語だそうです。
□ けさの様子、こんなにぐっしょりと濡れていました。
□ 蕾が合計6つ、2輪咲いて3輪目は明日の開花でしょう。
□ けさはモンタナ系のクレマチスも開花していました。
□ クレマチス モンタナ系 スノーフレーク
(clematis montana 'Snowflake')
まだ一輪のみ、数日後にはどれくらい開花するでしょうか。
□ ウッドフェンスでは、もう一品種の開花が始まりました。
□ クレマチス モンタナ系 スプーネリ
(clematis montana 'Spooneri')
こちらはまだ二輪、満開を待ちたいと思います。
□ クレマチス モンタナ系 メイリーン
(Clematis montana 'Mayleen')
今年購入した2年生苗、小さい花が咲きました。
□ 実は前回ご紹介の、金木犀の上方で咲いているのが、この「メイリーン」です。
□ 葡萄紅 (Pu Tao Hong Ch)
バラの蕾でいつも最初に色づくのが、この葡萄紅(プータオホン)です。
遠くからやってきて、何年になるでしょうか。
深みのある紅色、チャーミングな小輪にもうすぐ出会えます。
□ 白牡丹の隣りのオールドローズは、蕾がたくさん控えています。
□ カルディナル・ドゥ・リシュリュー
(Cardinal de Richelieu G before 1840 J.Laffay France)
ガリカ系のオールド・ローズ、紫色のバラですが、
蕾はクリーム色、そのうちに色が変化するはずです。
□ ヒースクリフ
(Heathcliff S 2012 D.Austin England)
ディープ・クリムズンのバラ、今年が初咲きになります。
まだかまだかと蕾を待ちかねているこの頃です。