◇ 数日前に雨がしとしと降って、ここかしこにようやく秋の風情が感じられるようになりました。
ふと気がつくと金木犀に淡い橙色の花芽がのぞいていますし、すがすがしい風も吹き渡って、秋もたけなわの様相です。
10月も中旬になって秋のバラの返り咲きが始まりましたが、まだまだ始まったばかり、ほんの数輪の株に開花が見られます。
この夏の猛暑に加えて、9月も気温の高い状態が続いたせいか、いつまでもバラの蕾が見られたり咲き続けたりで、こんな年も初めてでした。
2023年10月12日
□ テス・オブ・ザ・ダーバービルズ
(Tess of The D'urbervilles S 1998 D.Austin England)
真っ赤なバラが、今年の秋の返り咲きの第一号となりました。
…が、蕾がいくつか見られますが、今のところ開花はこの一輪です。
□ つるバラとして育てようと思って、昨年に迎えたバラです。
2年目の今シーズンは、シュートの伸びにかなりの勢いが見られます。
10月11日
□ ドミニク・ロワゾー
(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)
通常房咲きのバラなんですが、返り咲きはまずこの一輪のみです。
他の蕾が数輪が集まっていますが、まだ堅い緑の蕾です。
10月12日
□ クレア・オースチン
(Claire Austin S 2007 D.Austin England)
開花の時期は返り咲きですが、この株はまだ夏のバラの開花が続いている状態です。
次々に蕾をつけて行ったので、夏剪定を止めた株です。
庭のバラの開花も、この夏の異常気象の影響を受けているのでしょうか。
□ この秋は金木犀の開花が少し遅れているようです。
もうあと数日で、一気に橙色に染められるのかもしれませんが…。