◇ 今よりそう遠くない昔(ほんの40年くらい前!)、『ブラザー・サン シスター・ムーン』(Fratello sole,sorella luna 1972)という映画がありました。
アッシジの聖フランチェスコはそのときに初めて知りましたが、40年もの昔ですのでその映画の記憶はほとんど薄いのです。
その後朝日新聞の日曜版に載った、ジョットのフレスコ画『小鳥に説教する聖フランチェスコ』を見たいという願望が、ずっと心の中にありました。
花の都フィレンツェをバスで出発して約3時間近く、トスカーナやウンブリアのどこまでもなだらかな風景に飽きずに見とれていました。
やがて丘の上に聖地アッシジが見えて来て、巡礼ではないのですがついに聖地を訪れるんだと思うと、次第に胸が高鳴るのがわかりました。
これまでの旅行記をご覧いただいた方は、憧れが次から次にあるものだと呆れてらっしゃるでしょう。
でも、40年来の憧れの地に(短い!?)足を踏み入れる感動といったら!
そんなもの、実はあまりの暑さですぐに吹っ飛びましたけど…。
□ バスの車窓からは、丘の上に塔の見える街が見えたり、遠くに大きな湖が眺められたり。
□ トスカーナは、どこまでもなだらかな丘の風景が続きます。
ずっと飽かず眺めてましたら、いつしかアッシジに到着。
2013年6月15日
□ 聖フランチェスコ聖堂 (Basilica di San Francesco)
□ サンタ・キアーラ修道院 (Basilica di Santa Chiara)
□ 右側の鐘が鳴っていたような…すでに記憶が定かではありません。
□ ウンブリアのなだらかな丘と山の連なり
□ この日(6月15日)も、雲一つない好天に恵まれました。
ただ、容赦なく照りつけられて、すごい暑さでした。
□ それでも、ずっと眺めていたい光景でした。
□ 遠景は、サン・ダミアーノ修道院でしたか…。
□ 街歩き、花の光景を集めてみました。
□ 一重のバラ
□ こちらはディスプレイ…ジェラートにお菓子いろいろ
□ アッシジのトラットーリアにてランチタイム
□ アッシジのフランチェスコ (Francesco d'Assisi) 1182-1226
アッシジのキアラ (Santa Chiara d'Assisi) 1194-1253
□ 小鳥への説教 (聖フランチェスコ伝) ジョット画 1297-1300頃
昨日のお昼くらいから俄に空がかき曇り、雷を伴った豪雨になりました。
そちらもひどかったのですね。
聖フランチェスコ聖堂とサンタ・キアーラ修道院の正面壁の飾り窓?(あるいは明り取りの窓でしょうか?)、それぞれ素晴らしく美しい紋様ですね。
うっとり見ほれてしまいます。
街の家々のお花の飾り方がとてもお洒落ですね。
沢山の種類をごちゃごちゃ取り混ぜていないのが、センスいいと思います。
壁の材質もお花をとても引き立ててくれますね。
もう一度家が建てられるなら、石造りか煉瓦造りの家にしたいです。
名無しでコメントしてしまいました。
前のコメントは私です。
アッシジはイタリアの丁度真ん中あたりに位置しているんですね~
写真からして見所が沢山ありそうです。
町全体が白っぽくてそれがまた聖地のイメージ、ステキです。
ゼラニュームって同じヨーロッパでもあしらい方が様々なんですね~
ここはレンガの壁に美しく映えますね。
フランチェスコさんもキアラさんのこともあまり知らないのですが
折節さんの様に予備知識があると見る目もちがうのにな~と思いました。
私はいつも勉強不足で旅の後で調べることが殆どです。
前回のフィレンツェですが
私達はもう少しゆっくりすれば良かったと後悔しています。
撮影スポット・ミケランジェロ広場から町並みを見下ろすあの風景を見なかったんですよ~
それにしてもあの街のメディチ家の迫力は相当なものですね~
トスカーナはフィレンツェから1泊でフリ―の旅、その思い出の景色を重なります~
あの丘の上の町々、あんな風景を見て回り、あのモナリザのモデルと言われるジョコンダ夫人の生まれた町も遠くからですが眺めました!
トスカーナのちいさな町での思い出はいっぱいです~♪
アッシジも2度行きました!
やはり一度目の感動が大きかったですね、娘との旅でしたしね~(笑)
レンガとゼラの花の風景、これはイタリアの各地でほんとに素敵でした~
折節さんの写真を見てあれこれとここでも思い出しています~~♪
さらに先の旅日記も楽しみにしていますね~♪
昨日の雨はすごい降り方でした。
雷も相当に鳴りまして、黒く垂れ込める雲に夕方のように暗くなりましたから…。
被害にならなくてよかったですよね。
さてさて、聖地アッシジですが、ここもずっと訪ねてみたいなと思っていたところでした。
ほんの些細な、あるいは偶然のきっかけからなのですが、どこか強く惹かれるものがあったんでしょうね。
聖堂の大きな窓、その模様、ただただ美しいのです。
それだけでも数分間、じっと見ていたかったくらいです。
今回の旅行は街歩きも結構あったのですが、やはり見ていて楽しかったのは花で飾った窓辺や壁でした。
全部を載せられないのが残念ですが、シンプルでもセンス溢れる飾り方に皆さんも見惚れていらっしゃいました。
石造りの建築物も見どころたくさんでした。
アッシジの街はローマ時代から中世を経て近代まで、いろいろな石の建築を楽しめるところらしいです。
歴史の重みと聖フランチェスコの生涯に思いをいたす一日でした。
もう一度訪ねてみたいところです。
アッシジの聖フランチェスコ聖堂は小高い丘に建てられていて、遠くからだんだんと間近に見えて来ましてね。
何だか、それだけでわくわくしてしまってました。
映画に始まって、新聞の日曜版などをきっかけに、若い頃からずっと訪ねてみたいなと思い続けていましたから。
聖フランチェスコや聖キアラの話はその頃からインプットされていまして、歩きながら感慨深いものがありました。
でも私もあとで調べてみて、あっら~と驚くことがよくあります。
それも旅のあとの喜び、楽しみの一つですからね。
旅行での観光というか、街歩きというか、限られた時間の中ですから、もっとゆっくりしたかったとか思いますよね。
あそこには行けなかったとか、何となく心残りのこともあります。
フィレンツェのミケランジェロ広場は、何とわずかに10分間でしたよ。
単に撮影に行っただけのこと、さすがに感慨も感激も残念ながら薄かったですね。
それでもその写真、自分へのおみやげが残ったわけですから、それもしあわせなことです。
こちらでもコメントありがとうございます。
アッシジは2度行かれたのですね。
実は家内も2度目だったのですよ。
20年前に親友と出かけてました。
その前年に私がローマを訪れて、良かった、よかった!を連発したので、そんないいところなら私も行かなきゃと…。
ですから、今回のイタリア行は、家内からの事前の情報もずいぶん仕入れたことになります。
ヨーロッパで行きたいところはすべて家内に先を越されていますので、これからもそんなことになりますね。
フィレンツェのトスカーナからアッシジのウンブリアの田舎の風景が、私にはもう一つのハイライトでした。
絵葉書にありそうな風景が次から次に現れて、私には寝てなんかいられないって感じでした。
バスの車窓ですから、写真は撮ってもブレたりして、あまりきちんとは写ってないんですけどね。
それでも心の中にはいろんな風景が確実に積もりました。
アッシジでは聖フランツェスコの生涯に想いをいたす…はずだったのですが、まあ、半分はそうなったのですがね。
もう、あまりに暑くて、結構へとへとになりまして、帰って来てからわずかに旅情にひたる程度です。
でも、憧れの地に足を踏み入れたことで、しあわせな気分に包まれて歩いたことがなつかしく思い出されますね。
イタリアへの折節さんの思いは長い間のものだったんですね。
いっぱい調べていらしゃったんでしょうね~
お話を読ませていただきながら思いの熱さを感じました^^
天候の方も暑かったんですね!
写真からも暑い空気を感じます。
私はまだイタリアへは行ったことがなくて、知識もなくて、しゃれたコメントもできそうにない~(((。^_^A
ランチタイムはパスタや串刺しのお肉、そしてビール?ワインかな?
旅行ではお食事も楽しい思い出の一つですね♪
連日の猛暑、33度くらいでしょうか、暑すぎておかしくなりそうです。
イタリアに行った頃もあちらは猛暑で、このアッシジとローマがすごいことになりました。
夕方にはへとへとになりましたからね。
空気そのものが暑かったんですよ、ホントに。
20年ちょっと前にローマに行ったりしたものですから、それからずっとイタリアへの想いが強うございました。
ほそぼそとイタリア語まで勉強しましたもんね。
今回、あまり役に立たなかったですけど…。
私はパスタやピザが大好きなので、本場の味をとことんまでは行きませんが、「とこ」くらいは堪能しました。
お酒はご存じのとおり弱いので、ほとんど口にしませんでしたね。
一度、ヴェネツィアで大ジョッキをやりましたら、ほんの1杯で酔っ払ってしまって、しばらく動けませんでした。
調子に乗って飲むからだと、叱られてしまいました。
今度は飲めるようにして行かなくては…。
帰ってきたら、またすぐに行きたくなりました。