◇ まだ見ぬところを訪れた前後で決定的に違うこと、その違いを確かめたいがために、旅をしたいという思いが強くなるような気がすることがあります。
その違いは風景、特に空の広がり、訪れる前は本やテレビで見ても、風景には額縁の四角い区切りがあったりカットされていたり、視界が人工的な枠にはめられています。
ところが旅先に身をおいて眺めた途端に、空はどこまでも広がり、写真で見たような輪っかはすべて取り外され、そのために解放感みたいな心地よい気分に包まれます。
強く憧れた土地にそれが強く感じられ、前回ご紹介のヴィネツィアも今回のフィレンツェも憧れが強かっただけに、枠のない「生」の風景の広がりを堪能することになりました。
2013年6月13日
□ フィレンツェのドゥオーモは、やはり聞きしに勝る威容、美しさは格別でした。
□ ドゥオーモの内部、天井フレスコ画やステンドグラスの美しさにため息でした。
□ ミケランジェロ広場からの佇まい、肉眼では思ったより小さく見えるのですが…。
□ 画像間に若干「ずれ」がありますが、ミケランジェロ広場からの鳥瞰、
肉眼ではこれくらいの大きさに見えます。
□ これは絵葉書です。
□ 街角や通りの先に垣間見るドゥオーモも、どこかホッとします。
(左上は、ウフィツィ美術館からの眺め)
□ ヴェッキオ宮殿とシニョーリア広場
人出は休日の新宿や梅田に同じ。。。
□ ヴェッキオ橋とヴァザーリの回廊、アルノ川
ウフィツィ美術館は撮影禁止につき、許可された場所のみの撮影です。
ウフィツィでの撮影は、実質数枚でした。
□ フィリッポ・リッピ 「聖母子と二天使」 (1465年頃)
どうしても見たかった絵画 その1
もちろんウフィツィで、ボッチチェリやダ・ヴィンチに感動した上で…です。
6月14日
□ サンマルコ修道院・美術館
□ 修道院の中庭
□ 撮影禁止でしたが、つい…あきまへんな!
□ フラ・アンジェリコ 「受胎告知」 (1440年代前半)
どうしても見たかった絵画 その2
□ 修道院に咲いていた白いつるバラがきれいでした。
□ フィレンツェは肉料理、そのデカさに圧倒されました。
□ 歩き疲れて座ったオステリア(居酒屋)
もちろん、ちょっとしたレストラン風です。
□ パスタもカプッチーノもおいしかったです。
□ そして、どうしても行きたかった、ピッティ宮殿
□ ラファエッロ 「大公の聖母」 (1504年)
どうしても(最も)見たかった絵画 その3
◇ 街歩き
□ ヴェッキオ橋は両側にお店がずらり(右)
□ 通りには鮮やかな赤い薔薇、それに混じって白い薔薇も…。
素晴らしいお写真の数々、何度も拝見させていただきました。
風景もですが、建造物の精緻な美しさに驚嘆しました。
ミラノ大聖堂、ドゥオーモなど、実際に目にしたら、どんなにか素晴らしいでしょう。
未だ外国には行ったことが無く、本場のイングリッシュガーデン巡りを一度はしてみたいとばかり思っていた私ですが、イタリアへの興味も沸々と湧いてきました。
「受胎告知」を前にして、無意識にカメラを構えてしまわれたのですね^^
お陰でシルエットの折節さんを拝見することができました。
イタリアは薔薇の季節だったのですね。
イタリアの旅①の、フエンスからこぼれるように咲くピンクの房咲きの薔薇、素敵ですね~
旅②の白い薔薇の帯もうっとりです。
名前は何だろう?と思われるお気持ちよくわかります。
それにしても、町並みも建物の外壁も、緑やお花や薔薇がよく映えて美しいですね。
さりげない植栽なのに、とても洗練されていると思います
。
自分の旅の記録を整理しながら、折節さんの旅も見せてもらっています。
イタリアもいいですね~
美術館、修道院、街並み、外国はどうしてこんなに素敵に見えるのでしょうね。
店先を通り過ぎようとして、立ち止まってしまうことも何度もありました。
ディスプレーもオシャレなんですよね。
イタリアも古い建造物が数多くあって、どこも雰囲気が違いますね。
どこを撮っても絵葉書になってしまいます。
帰りの成田からのリムジンバスに、外国の方も乗っていましたが、
東京まで向かう車窓から、日本の風景をどんな風に思って見ているのかなと気になりました。
イタリアもベストシーズンで、花が溢れていましたね。
窓辺も花で飾られ、見上げてしまいます。
折節さんのお好きな薔薇も見頃でしたね。
訪ねる度に違う感動があり、欲がでます。
スーツケースを仕舞いながら、これを再び使う日はいつになるかなと思いました。
今日はこちらは午後からすごい雷雨で、時間50ミリ以上の豪雨だったみたいです。
そちらは雨はいかがでしたでしょうか。
梅雨もそろそろ終わりなのかなあと、ぼんやり思ってしまいました。
イタリアの旅の様子、ご覧いただきましてありがとうございました。
もう少しだけ続きますので、残りもよろしかったらどうぞ。
イタリアは建築もまた一級品ばかり。
それも歴史の重みが加わりますから訴えかけてくる迫力が違います。
特にミラノの大聖堂やフィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は、言葉もないくらいの美しさでした。
大聖堂を見ることができただけでも、旅行に出かけてよかったなあと、実に素直に喜んでいます。
フラ・アンジェリコの受胎告知は、絵画が描かれていた環境そのものの佇まいからして見たかったんです。
何だかその場から立ち去り難いような、不思議な気持ちに包まれましてね。
監視員に見えないところから、ささっとシャッターを切りました。
その他はどの美術館でも真面目そのものでしたよ。
してはいけないと言われたことは、忠実に守ったんですけどね。
私のシルエットですか、そうですね、枠内に一応収まっていますね。
私たちの写った画像も、それはそれで臨場感があっていいのですが、やはり公開はできませんものね。
今回は花の季節の旅だったので、いろんなところでいろんな花を、もちろんバラの花も楽しむことができました。
私もイングリッシュガーデンを巡る旅ができたらなあと思っています。
こちらも6月がベストシーズンでしょうね。
いつかホントに行けたらいいですね。
私も旅の記憶と言うか、写真をプリントしまして、憧れたイタリアの旅のあれこれを呼び覚ましています。
猛暑で疲れはしたのですが、ホントに行けたことを幸せなことだと喜んでいます。
そして、私もいつかイギリスやフランスに飛んで行きたいと思っています。
私も今回のイタリアの各地を回って、どこにカメラを向けても絵になるような光景ばかりだったという印象です。
どうしてなんでしょうね。
何でもないような路地でも、あとで写真で見ると趣きがあるんです。
通りを歩いていて、お互い「ちょっと待って」が多かったように思います。
ディスプレイの写真を撮ることがずいぶんあったんですよね。
色彩感覚が豊かで、掛け値なしにオシャレなお店ばかり。
どうしてこうなるんだろうと、きっとお客さんを引きつける力、そのレベルからして違うのでしょうね。
私はもう「次」を決めているんですよ。
あとはその時季、タイミングを計っています。
若い頃から憧れた地への旅行がまた実現したらいいなと思います。
大好きで懐かしいフィレンツェの旅の一日をゆっくりと何度も来ては眺めていました~
やっとゆっくりと来られました!
ここは結婚前に行った大昔(?)の時に行って、10年ぐらい前に娘とはローマとここに行って、
その後妹とここだけの旅で8日間・・・
ずいぶん通いましたね~(笑)
最初の時はツアーで慌ただしい旅、ずいぶん古ぼけた思いですね。
娘との時はフリーで美術館もゆっくりと見て回って素敵な旅でした~~
ドゥオーモはその時ごとに印象に残っていてやはりこの町の印象の第一ですね!
ピッティ宮殿は妹との時に行きました!
素敵なところで感動しましたね~
そのもう少し先に大きな公園、ポポロ公園だったかしら、名前は忘れましたが
その奥に素敵なバラ園があってそこのバラを楽しみそこからの景色を堪能したことを思い出しました!
懐かしくて私も過去ログを見てしまいました・・・
ホントに素敵な旅をされてその記事を読んでもう一度行きたい気持ちになっています~♪
今回の旅行のハイライトは、私はヴェネツィアとフィレンツェだと思っていました。
そしてフィレンツェなら、たとえばドゥオーモの風景にずっと憧れていました。
あとで撮影したものを見てますと、その花の大聖堂の画像がやはり多かったですね。
ですから、今回のアップもドゥオーモを並べてみました。
Haruさんはここを何度も訪れてらしたんですね。
憧れの地をうらやましいなと思って拝見させていただいたのは、Haruさんの7年前のブログ記事だったんですね。
あのとき、行きたい、行きたいと思いつつ、いつ行けるのかなあと、ほんの少し複雑な気持ちもしたなあと…。
つい、昨日のことのように思い出しました。
今回はフィレンツェも一日フリータイムがありましてね。
ツアーでごいっしょの皆さんは、ほとんどの方がピサの半日観光に出かけられました。
私たちは、フィレンツェで行きたい美術館が3つありましたので、朝っぱらから市街を歩いたわけです。
ピッティ宮殿もその一つで、ラファエロの聖母子の絵画2題がお目当てでした。
公園も行けたらと思ったんですけど、真夏の暑さにあまり動けなくなりましてね、バラは断念したんですよ。
そんな心残りもありますので、元気なうちにもう一度イタリアの旅、できたらイタリア語の旅、楽しんでみたいですね。
次に行こうと決めてるのはイタリアではないのですけどね。