ポール・マッカートニーの新譜が発売された。
今回のテーマは「バック・トゥ・ビートルズ」だという。
先行シングル「NEW」を聴くと、たしかに「サージェント・ペパー」に入ってるような、ポール節のポップでホノボノした曲だった。
アルバムに1曲くらいこういうのが入ってるならいいが、全曲こんな感じだったらイヤだなと思った。
で、あまり期待せずに聴いたのだが、1曲目で予想をいい意味で裏切られた。
一瞬CDを間違えたかと思うほど、ロックな曲だったのだ。
全曲聴くとアップテンポのロックばかりではなく、いろいろなタイプの曲があるのだが、決して懐メロではなく2013年のサウンドだ。
とても70過ぎのおじいちゃんの新譜とは思えない、若々しさにあふれていると思う。
親しみやすいメロディに、適度にビートルズ風、適度に斬新で未来的なアレンジ、この辺のバランス感覚が優れている。
それに、ムダに長い曲がないのもコンパクトでいいと思う。
僕はポールのソロは大昔に「マッカートニー2」を聴いたのと、あとはマイケル・ジャクソンやスティービー・ワンダーとコラボした曲くらいしか知らない。
なので過去のアルバムと比べてどうかはわからないが、このアルバムはかなりいいと思う。
どうしても過去の栄光と比較される彼だが、あれだけ名曲を量産して、いまだにこれだけの曲が書けることが凄い。
ポールはお金のために音楽をやっているのではない。
お金なら腐るほどある。
純粋に音楽が好きで好きで仕方がないのだ。
もしかすると彼は、音楽の仕事をしているのではなく、大好きな音楽をやって遊んでいるだけなのかもしれない。
ポール・マッカートニー「NEW」
今回のテーマは「バック・トゥ・ビートルズ」だという。
先行シングル「NEW」を聴くと、たしかに「サージェント・ペパー」に入ってるような、ポール節のポップでホノボノした曲だった。
アルバムに1曲くらいこういうのが入ってるならいいが、全曲こんな感じだったらイヤだなと思った。
で、あまり期待せずに聴いたのだが、1曲目で予想をいい意味で裏切られた。
一瞬CDを間違えたかと思うほど、ロックな曲だったのだ。
全曲聴くとアップテンポのロックばかりではなく、いろいろなタイプの曲があるのだが、決して懐メロではなく2013年のサウンドだ。
とても70過ぎのおじいちゃんの新譜とは思えない、若々しさにあふれていると思う。
親しみやすいメロディに、適度にビートルズ風、適度に斬新で未来的なアレンジ、この辺のバランス感覚が優れている。
それに、ムダに長い曲がないのもコンパクトでいいと思う。
僕はポールのソロは大昔に「マッカートニー2」を聴いたのと、あとはマイケル・ジャクソンやスティービー・ワンダーとコラボした曲くらいしか知らない。
なので過去のアルバムと比べてどうかはわからないが、このアルバムはかなりいいと思う。
どうしても過去の栄光と比較される彼だが、あれだけ名曲を量産して、いまだにこれだけの曲が書けることが凄い。
ポールはお金のために音楽をやっているのではない。
お金なら腐るほどある。
純粋に音楽が好きで好きで仕方がないのだ。
もしかすると彼は、音楽の仕事をしているのではなく、大好きな音楽をやって遊んでいるだけなのかもしれない。
ポール・マッカートニー「NEW」