僕のネット仲間、音楽仲間であるKOSSさんのブログで、忌野清志郎の遺作である「夢助」が紹介されていた。
動画もあったので聴いてみたのだが、これが僕の琴線にビビビっと触れたので、早速他の曲も聴きたくなりユーチューブで探した。
そこで、このアルバムのレコーディング状況のドキュメント動画を発見し、数十分後にはアマゾンのカートに「夢助」が入ることになる。
ここに登場するスティーブ・クロッパーというギタリスト、僕はぜんぜん知らない人だった。
動画では「世界10大ギタリストの一人」として紹介されている。
スティーブ・クロッパー
BB・キング
ジェフ・ベック
キース・リチャーズ
エッジ
ロビー・ロバートソン
ジミー・ペイジ
カルロス・サンタナ
ジョン・フォガティ
10大なのに9人しかいないのも謎だが、選ばれたギタリストも謎だ。
「世界」とはいうものの、その世界とはアメリカ、イギリスのほか、せいぜいカナダ、オーストラリアくらいのものだろう。
彼らの地図にアジア圏やイスラム圏はないのだ。
「世界10大」などとはいわず、「ナッシュビル周辺に影響を与えた偉大なるギタリスト」くらいにしとけばいいのに、と思う。
と、まあ、自分の無知をさらけ出していても仕方がないので、「夢助」の感想に入ろう。
こいつはいい。
僕は忌野清志郎のソロアルバムを買ったのはこれが初めてなのだが、これは大当たりだ。
まずサウンドがよろしい。
僕くらいの世代だと、ビリー・ジョエルの「イノセントマン」は皆聴いていると思うが、ちょうどあれを彷彿させる、古きよきソウルサウンドが展開されている。
デジタル全盛の時代に、非常にアナログなサウンドで、とくにホーンセクションがいい味を出していると思う。
プロデューサーは例のスティーブ・クロッパーで、歌手の良さを引き出すことが良い仕事だというなら、彼は完璧だ。
キヨシローの声質、歌唱力を最大限に発揮させている。
もちろんギターも、非常にナチュラルな音色で、決して出しゃばることなく、痒いところに手が届くようなプレイが心地いい。
それと、このアルバムにはキヨシローの幸福感が詰まってるような気がする。
それは歌詞から垣間見えるのだが、心から音楽を楽しんでいるように思う。
結果的にキヨシローの遺作となった本アルバムだが、これだけのアルバムをあのメンバーで作ることが出来て、感無量だったに違いない。
知ってる人も多いと思うが、キヨシローはオーティス・レディングから多大なる影響を受けている。
そのオーティスと深くかかわっていたクロッパーとアルバム作りが出来たのは、まさに「夢がかなった」といえるのではないだろうか。
僕はRCサクセションはけっこう聴いてきたが、このアルバムはRCのどのアルバムよりいいかもしれない。
忌野清志郎 激しい雨激しい雨
動画もあったので聴いてみたのだが、これが僕の琴線にビビビっと触れたので、早速他の曲も聴きたくなりユーチューブで探した。
そこで、このアルバムのレコーディング状況のドキュメント動画を発見し、数十分後にはアマゾンのカートに「夢助」が入ることになる。
ここに登場するスティーブ・クロッパーというギタリスト、僕はぜんぜん知らない人だった。
動画では「世界10大ギタリストの一人」として紹介されている。
スティーブ・クロッパー
BB・キング
ジェフ・ベック
キース・リチャーズ
エッジ
ロビー・ロバートソン
ジミー・ペイジ
カルロス・サンタナ
ジョン・フォガティ
10大なのに9人しかいないのも謎だが、選ばれたギタリストも謎だ。
「世界」とはいうものの、その世界とはアメリカ、イギリスのほか、せいぜいカナダ、オーストラリアくらいのものだろう。
彼らの地図にアジア圏やイスラム圏はないのだ。
「世界10大」などとはいわず、「ナッシュビル周辺に影響を与えた偉大なるギタリスト」くらいにしとけばいいのに、と思う。
と、まあ、自分の無知をさらけ出していても仕方がないので、「夢助」の感想に入ろう。
こいつはいい。
僕は忌野清志郎のソロアルバムを買ったのはこれが初めてなのだが、これは大当たりだ。
まずサウンドがよろしい。
僕くらいの世代だと、ビリー・ジョエルの「イノセントマン」は皆聴いていると思うが、ちょうどあれを彷彿させる、古きよきソウルサウンドが展開されている。
デジタル全盛の時代に、非常にアナログなサウンドで、とくにホーンセクションがいい味を出していると思う。
プロデューサーは例のスティーブ・クロッパーで、歌手の良さを引き出すことが良い仕事だというなら、彼は完璧だ。
キヨシローの声質、歌唱力を最大限に発揮させている。
もちろんギターも、非常にナチュラルな音色で、決して出しゃばることなく、痒いところに手が届くようなプレイが心地いい。
それと、このアルバムにはキヨシローの幸福感が詰まってるような気がする。
それは歌詞から垣間見えるのだが、心から音楽を楽しんでいるように思う。
結果的にキヨシローの遺作となった本アルバムだが、これだけのアルバムをあのメンバーで作ることが出来て、感無量だったに違いない。
知ってる人も多いと思うが、キヨシローはオーティス・レディングから多大なる影響を受けている。
そのオーティスと深くかかわっていたクロッパーとアルバム作りが出来たのは、まさに「夢がかなった」といえるのではないだろうか。
僕はRCサクセションはけっこう聴いてきたが、このアルバムはRCのどのアルバムよりいいかもしれない。
忌野清志郎 激しい雨激しい雨