Music Mania

No Music No Life

映画を見る目がない人間、それ即ち自分

2016年06月19日 | 日常

最近は映画を見たい、という気にならない。
というか、見たい映画がない。

とくに映画にこだわりがない僕は、今まで話題の映画、人気の映画ばかり見てきたのだが、たぶんそれがいけなかった。
本当にいい映画を見てきたわけではないんだと思う。

音楽については、流行りを意識するものの、ある程度自分の好みのものを選んできた。
おかげで、今も音楽には飽きていない。
まだまだ聴きたい音楽はつきない。

僕と同世代の、例えば会社の人なんかは、もう音楽には興味のない人が多い。
もう何年もCDなんて買ったことがなく、もちろんDLもしていない。
レンタルで借りることもなく、カラオケでは20年前、30年前の曲を歌う。
もしかすると、流行りの曲しか聴いていないとそうなってしまうのかもしれない。

僕は今まで、流行りに乗ることは悪いことではない、むしろ古い曲しか聴かない人は時代に取り残されてると思っていた。
「流行りには乗らない、自分がいいと思ったものだけを選ぶ」というのは一見正論のようで、実は著しく柔軟性に欠け、脳が老化してるのを認めたくないだけの言い訳だと思っていた。
しかし、それは間違いなのかもしれない。

話を映画に戻そう。

昔の映画は良かった、今の映画はつまらない、というわけではないと思う。
たぶん、今も良質の映画は作られてるはずだ。
そして昔もつまらない映画はたくさんあったはずだ。
しかし、メディアがプッシュしてるのは、映画の中身より、人気の俳優女優が出てることを優先したものなのかもしれない。
そして、そういうのばかり見てると、映画そのものに興味を失っていく、今まさに僕自身がその状態なのだろう。

というわけで、これからは映画批評サイトなんかを参考にして選んでみようと思う。
いくつか見たサイトのなかでは、ここなんかは参考になりそう。
ここで高評価の映画をみて、それが自分にあうかどうかだけど。

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