Music Mania

No Music No Life

グレン・ティプトン

2018年04月21日 | 音楽
ジューダス・プリーストのニューアルバムが好評である。
僕も聴いたけど、たしかにこれはなかなかいい。
全曲いいわけではないけど、最初の3曲がいいとイメージ的にいいアルバム感が出てくる。

Judas Priest - Firepower "FULL ALBUM" HQ || HD


僕は最近知ったばかりなんだけど、ギターのグレン・ティプトンがパーキンソン病を患っていて、ツアーには参加しないという。
実はパーキンソン病を発症したのは、もう10年も前らしいけど、今までそんなことを微塵も感じさせないプレイを聴かせてくれてただけに、ショックを受けたファンも多いだろう。
長年の相棒であったKK・ダウニングはすでに脱退してるので、これでグレンまで離脱するとなると、ジューダス・プリーストとしてはかなりの痛手でもある。

グレンのジューダスへの参加はデビュー直前だったとも言われてるけど、元々はブルースを基調とした70年代型のギタリストだった。
それが80年代、90年代の新しいテクニックを身に着け、常に努力をし続けたのだろう。
おかげで彼の年代としては、非常に新しい感覚と年齢に似合わないスーパーテクを併せ持っていた。
ただ、もう一つカリスマ性に欠けてる気がするのは、真面目すぎるところがあるからではないだろうか。

僕は2回、ジューダスのライブを見に行っている。
どちらも素晴らしいステージだった。
ボーカルのロブ・ハルフォードは別として、バンドの上手さは昔と変わってないどころか、確実にグレードアップしていて、圧倒的なパフォーマンスを見せてくれた。
その後も何度か来日していて、そのたびに行きたい、と思ってるんだけど、行けずにいる。
こんなころなら、前回の来日時、無理してでも行っとけばよかった。

ちなみに、グレンは脱退するわけではないらしい。
ライブツアーでは、アンディ・スニープという人がグレンの代わりにギターを弾くらしいけど、スタジオレコーディング、あるいは作曲面においては、これからも活躍すると思われる。
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