Music Mania

No Music No Life

恋の予感はファミレスから

2015年10月03日 | 日常
先日、夕食を食べるためにファミレスに入ったのだが、案内された席の隣は異様な雰囲気に包まれていた。
窓側に横一列、女性が8人ほど並び、向かい側に男性が同じ人数並んでいた。
話がはずむわけでもなく、やや緊張した表情にささやかな笑みを浮かべて並ぶ男女は、それぞれが初対面のようだった。
年齢は男女ともに40代くらいと思われる。
僕の隣に座っている男性がこの会の幹事のようで、「それでは皆さんのアピールポイントを言っていただけますか?」
とか言ってる。
ほほう、これは合コンというか、婚活というか、そういう出会いの場のようだ。

40を過ぎてからのパートナー選びというのは、若いときのそれとはずいぶん違うのだろう。
カッコイイとか、守ってあげたくなるとか、背が高いとか、セクシーだとか、そういうのは二の次で、
相手の年収や職業、貯蓄額、親と同居か否か、介護の有無など、より現実的なことが重要になるに違いない。

隣の席で、もしかすると人生のターニングポイントを迎えるかもしれない会合が行われているなか、僕たちの料理が運ばれてくる。
聞き耳を立ててるわけではないので、どういうアピールをしていたのかわからないが、次はギャンブルが話題になっている。
「皆さんの中でギャンブル好きの方はいますか?」と幹事役の人。
いたのかどうかはわからないが、普通に考えてギャンブル好きというのはマイナスになる可能性は高い。
酒やタバコは、自分がそれを嗜むかどうかで変わってくるだろう。
自分が酒好きだから相手も飲む人がいい、というのはよくある話だ。

おそらく相手の趣味についての話もあっただろう。
40代の人はそれぞれどういう趣味があるのだろう?
趣味探し.comによると、40代の人気趣味ランクはこうなっている。

1位 在宅ワーク
2位 一人旅
3位 バイク
4位 神社仏閣めぐり
5位 自転車
6位 アーチェリー
7位 射撃
8位 株式投資
9位 空手

おいおい、在宅ワークは趣味じゃないでしょ?
それに、アーチェリーや射撃ってそんなに人気あるの?
それと、ゴルフと釣りが入ってないのも意外だ。
僕の周りだけだと、楽器やバンドが趣味って人が多いけど。

食事を終った僕たちが席をたつころ、婚活男女16人もイマイチ場が盛り上がらないまま、終焉を迎えようとしていた。
今だとSNSの友人申請を行ったりするのだろうか。
こういう場合、SNSを見れば友人関係やどういう休日を過ごしているのかがわかるかもしれない。
いきなり電話番号やメアドの交換より、SNSのほうが付き合いしやすいかもね。
他人事とはいえ、同世代として彼らの中から一つでもカップルが成立してもらいたいものだ。

コメント (6)