風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

レンゲ畑の行方

2011-05-03 | 社会
最寄のJR島本駅西側の田んぼに、恒例の「レンゲ畑」(5日の午前中まで)が催されている。この畑、地域の自治会などの「住民委員会」が世話をしているのだが、今年、委員になったので、昨日の午後の4時間「畑当番」に行ってきた。

肝心のレンゲ、去年秋の種蒔きからの気象の加減か、今年の出来具合はもうひとつだ。
それでも、幼稚園や保育園の子供たち、写真をとる人、小さい子供連れの人がぼつぼつと来られる。

当番(二人)の主な仕事は、畑の端のほうに日よけの傘を立て、椅子に座って来場される人数をチェックすること。
去年までの「当番」さんの様子を見ていたら、“暇そう”だったので、「時間があったら来てー」と、午前中に何人かの友人にメールしておいた。

メールのお陰か、暇な?友人ら3人が来てくれて、なんとか持て余していた暇の相手をしてくれた。
もう一人の当番さんは、女性のベテラン委員だったが、気さくな方でいろいろ話しを聞きながら4時間の役目を果たした。

ただ、このレンゲ畑あと何年つづけられるのか。というのは、現在この地域は「調整区域」になっていて開発が出来ないことになっているが、JRの駅が出来たことによって、町の「行政プラン」で近いうちに開発可能な地域に変更することが検討されているのだ。

「西に山、東に川、緑も多く、田んぼも残っていていいところやね」といわれるわが町。開発優先で、「企業誘致、人口を増やす」政策がほんとうに住民が望んでいることか。のどかなレンゲ畑がいつまでもつづくことを願う。