ナラ枯れ
2012-08-04 | 日常

(島本町山崎)

(グラフは林野庁HPより)
少し前から気になっているのですが、近くの山の木が所々枯れてきているのです(上の写真)。下から見ているだけなので、確かなことはわかりませんが、どうも同じ種類の木のようです。
知り合いの自然保護活動をされている方に聞いたら、「あれはナラ枯です。数年前に京都の東山一体に大規模に発生し、今年は京都西山方面に広がってきている。それが島本町の方まで来たのだろう」ということでした。
(※「ナラ枯れ」とは、体長4.5~5.0mmのカシノナガキクイムシ(カシナガ)が媒介するナラ菌により、ミズナラ等が集団的に枯損するのも)
その方がいうには、「被害の拡大を抑える方策はいろいろあるが、今のところ効果的というか決定的な対策はない」そうで、原因についても、「老木化や温暖化などが影響しているのではないかといわれているが、まだよく分からない」そうだ。
一昨日、地元の自治体である島本町に以下の対応を要請しました。(要旨)
「町内の山の所々にナラ枯れが発生しています。現在、島本町での被害はまだ小規模ですが、今後急速に被害が広がることが懸念されます。早急な調査と対策をお願いいたします」と。
参考:林野庁HP「ナラ枯れ被害」