違法な働かせ方で若者を使いつぶすブラック企業の2013年度の「大賞」にワタミフードサービスが選ばれた。昨年度につづき二年連続の受賞だ。
ワタミといえば、2008年に入社2カ月の女性社員が月141時間の残業を強いられ過労自殺に追い込まれて問題なった会社。創業者である渡邉美樹氏(自民党参院議員)は現在も遺族の面談に応じず、謝罪も拒否しているという。
この「ブラック企業問題」は、日本共産党が労働者からの告発をもとに国会で真っ先に取り上げ、政府に対策を迫ってきた問題。
先に、被害者の救済と援助を行う「ブラック企業被害対策弁護団」が結成された。また、日本共産党は衆参議員による「ブラック企業・雇用問題対策チーム」を発足させ、「ブラック企業を根絶するには、議案提案権を活用して、法案として提案することを探求する」(山下芳生参院議員)と述べている。今後の活動に大いに期待したい。
この問題で、田村厚労大臣が8日朝の記者会見で、「いわゆる『ブラック企業』が大きな社会問題となっている。こうした問題を野放しにしていては日本の将来はない。『ブラック企業』と言われるような企業をなくしていきたい」と述べて、来月、集中的に監督指導を行うことを明らかにし、極端に離職率が高く苦情や相談が多い企業およそ4000社を、「若者の使い捨て」が疑われる企業としてリストアップし、立ち入り調査を行うと述べた。
遅きに失したといえ、いいことだ。一生懸命やってもらいたい。ただ、一言いえば、、二年連続ブラック企業大賞に選ばれたワタミに果たして立ち入って調査できるのか。法違反があれば告発できるのか。会長は辞めたといっても、ワタミは渡邉美樹議員の会社。まさか、自党の議員の会社だからと手加減はしないだろうな。厚労省の調査を厳しく監視することは必要だろう。
※ブラック企業とは
もともとは、暴力団のフロント企業という意味で使われていた。数年前から若者たちの間で、違法、無法な働かせ方で労働者を使い捨てる企業が「ブラック企業」と呼ばれるようになった。
ワタミといえば、2008年に入社2カ月の女性社員が月141時間の残業を強いられ過労自殺に追い込まれて問題なった会社。創業者である渡邉美樹氏(自民党参院議員)は現在も遺族の面談に応じず、謝罪も拒否しているという。
この「ブラック企業問題」は、日本共産党が労働者からの告発をもとに国会で真っ先に取り上げ、政府に対策を迫ってきた問題。
先に、被害者の救済と援助を行う「ブラック企業被害対策弁護団」が結成された。また、日本共産党は衆参議員による「ブラック企業・雇用問題対策チーム」を発足させ、「ブラック企業を根絶するには、議案提案権を活用して、法案として提案することを探求する」(山下芳生参院議員)と述べている。今後の活動に大いに期待したい。
この問題で、田村厚労大臣が8日朝の記者会見で、「いわゆる『ブラック企業』が大きな社会問題となっている。こうした問題を野放しにしていては日本の将来はない。『ブラック企業』と言われるような企業をなくしていきたい」と述べて、来月、集中的に監督指導を行うことを明らかにし、極端に離職率が高く苦情や相談が多い企業およそ4000社を、「若者の使い捨て」が疑われる企業としてリストアップし、立ち入り調査を行うと述べた。
遅きに失したといえ、いいことだ。一生懸命やってもらいたい。ただ、一言いえば、、二年連続ブラック企業大賞に選ばれたワタミに果たして立ち入って調査できるのか。法違反があれば告発できるのか。会長は辞めたといっても、ワタミは渡邉美樹議員の会社。まさか、自党の議員の会社だからと手加減はしないだろうな。厚労省の調査を厳しく監視することは必要だろう。
※ブラック企業とは
もともとは、暴力団のフロント企業という意味で使われていた。数年前から若者たちの間で、違法、無法な働かせ方で労働者を使い捨てる企業が「ブラック企業」と呼ばれるようになった。