風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

〝休養の夏〟と〝充実の秋〟

2012-08-20 | 日常
                   バッサリ切られたメタセコイヤから新しい芽が

もう1か月くらい前のことですが、ある日の夕方になって急に目が見えにくくなり、モノが二重に見えるのです。それも半端じゃなく、テレビを観ていても画面が上下に30㎝くらいずれて二つに見えるのです。最初は、パソコンのやり過ぎで目が疲れたのだろうと思っていたのですが、1時間経っても2時間経っても直らないのです。

一晩寝て目を休めたらと思っていたのですが、翌朝になっても同じなのです。何がどう見えにくいのかといろいろ目を動かしてみたら、視野の右側3分の1くらいはどうもないのですが、左側の3分の2くらいだけが縦に二重(二つ)に見えるのです。おかしいことに、片目ずつでは正常に見えるのです。
歩く時も床や地面が二重に見えて、特に階段はそーと歩かないと足を踏み外しそうになるし、車に乗ってみたら道路が二つに見えて、とてもじゃないが危なくて運転できないのです。

二日目に近くの眼科医院に行っていろいろ検査をしてもらった結果、「眼そのものに異常はない。たぶん、目の神経に障害があるようだ。これ以上はここでは診れないので総合病院へ」といわれ、翌日、隣町の総合病院へ行き診察を受けた。
えらいたくさんな検査を受けた結果、滑車神経麻痺と診断された。検査用のメガネで見ると、目の前の一本の横線が右の方は一本に見えるのですが、左の方が二本に、それも左に行くほどその間隔が大きいのです。

医師は、「これはよくある病気です。原因としては外傷、糖尿病などが考えられますが不明の場合も多い。気長に治療をつづけてください。まあ、2、3カ月くらいは見ておいてください」といった。私の場合、外傷も糖尿病もないので、これといった治療はいらないということで、血流促進剤とビタミン剤を3週間分もらっただけ。

あれから1か月、徐々に回復してきているのが自分でもわかり、先日の診察では、「割合早く回復しているようだ。後は日にち薬」といわれた。今ではほぼ半分くらいが正常に見えるようになり、日常生活での不自由はだいぶなくなってきたが、左側3分の1くらいはまだダメで、車の運転時は特に注意している。

好きなテニスもずいぶん休んでいたので、先週、久しぶりに行ったのだが、やっぱりまだまだダメだった。ボールが二つに見えるわ、遠近感もとれないという状態だから。
社交ダンスとカラオケも休もうかと思ったのだが、いろいろあってこちらの方はなんとかつづけてやってきたが、もう一つ気合が入らなかった。

暑かったこの夏、病気のお蔭で〝休養の夏〟になった。涼しくなり、眼も良くなれば、この間蓄えた力?を発揮して、テニスにサイクリングに、ダンスにカラオケにがんばろう。今年の秋を〝充実した秋〟にしたいものだ。
もうしばらくの辛抱!辛抱!。

秋の気配

2012-08-19 | 日常

立秋は過ぎたとはいえ、まだまだ日中の最高気温が30度を越え夜も熱帯夜がつづいていますが、昨夜は夕立があったせいか久しぶりに冷房がいらない夜を過ごすことができました。

朝のワンちゃんの散歩の時の風にも少し心地よさを感じました。この夏の猛暑にユキ(わんちゃんの名前)は少し歩いただけで舌を出してハァーハァーいっていましたが、さすがに今日は気持ちよさそうに歩いてくれました。

帰りに、ふと銀杏の木を見上げたら、実が少し黄色くなってきていました。
この暑さももう少しの辛抱。みなさん、お疲れが出ませんように!

銀杏の 淡い黄色に 空高く
今朝の風 銀杏揺らして 久し女(ひと)

島本町の集中豪雨被害(画像)

2012-08-18 | 社会
私の住んでいる大阪府島本町では8月14日の集中豪雨で多くの床下浸水などの被害が発生しました。
その時の生々し画像が動画サイトにUPされていましたので紹介します。(画像は静止画で一部が動画です)
この画像は今後の水災対策にとっても貴重な画像だと思います。撮影された方に敬意を表します。


ナラ枯れ対策

2012-08-18 | 日常
ナラ枯れ被害の拡大について、地元自治体(島本町)にその調査と対策をお願いしていたところ、先日、回答が寄せられました。

回答の要旨は次のようなものでした。
①町職員が森林組合、森林ボランティアの協力を得て状況確認をしている。
②前年は実験的に被害木の伐倒、くん蒸処理を行った。
③今年度は害虫防止用の粘着テープを巻くなどの実験を行っている。
④被害は拡大している。実験結果をみて、効果的な対策を模索する。

要するに、結論としては〝被害は拡大しているが今のところ効果的な対策は見つからない〟というものでした。


一昨日、実験をしている現場を見に行ってきました。
ナラ木が多くあるところで、20本くらいの木に写真のように根元から2メートルくらいの高さまで害虫防止用のテープが巻かれていました。周辺には被害木が何本かありましたので、その様子も見てきました。


      (高槻市梶原・島本町の隣の山)
きょう、改めて遠くから山を見渡してみて、日に日にその被害が拡大してきている(はっきり枯れてきたからなのか)のがわかりました。事態は深刻だと思います。
行政機関はもちろん、関係団体や専門家などの英知を結集した対策の必要性を痛感しました。


NHKを褒める

2012-08-17 | 社会
                    (写真はNHK「戦争証言プロジェクト」より)

先月だったか、当ブログでNHKのあるニュース番組の報道姿勢について批判し抗議したことをUPしましたが、今日は褒めたいと思います。
BSプレミアムで放送されている「戦争証言プロジェクト」という番組です。内容についてはNHKのHPで下のように紹介されていますので引用します。

「1945年 太平洋戦争終結。長い時間を経て、戦争を体験した人々の証言がますます貴重なものになろうとしています。NHKの「戦争証言プロジェクト」ではこうした戦争体験者の証言を取材し「証言記録 兵士たちの戦争」「市民たちの戦争」などの番組を制作してきました。

このプロジェクトのもうひとつの取り組みが「戦争証言アーカイブス」です。これは、収集した証言を、未放送の部分も含めて、インターネットを通じて誰もがいつでも視聴できるようにするもので、2009年は2か月にわたりトライアルサイトを開設しました。このサイトについて皆様からいただいたご意見やご感想を活かし、新たな「戦争証言アーカイブス」を公開しました。今後は、空襲や疎開など市民の戦争体験も含めた1000人の証言を集めたサイトに育てていきたいと思っています。

戦争体験についての証言は、これまでもテレビのドキュメンタリーなどで部分的に紹介されてきましたが、日本人の戦争体験全体を、体系的・総合的に整理し公開するのは初めてのことです。また、証言してくださった方の中には、戦後長く封じ込めてきた記憶や思いを、次世代のためにと、今回初めて語ってくださった方もいらっしゃいます。この「戦争証言アーカイブス」を通じて、戦争体験が「社会の共有財産」となることを願っています。未来に伝えるために。」


実は、この番組を知り初めて観たのは1か月くらい前なのです。それ以降、その放送がある時はできるだけ観るようにして、観れない時は録画をしているのです。放送が不定期で、しかも一回の放送時間も長いので予約録画を使うと便利だと思います。
なお、番組内容については、それぞれの皆さんが評価をしていただければと思います。私も録画はしてあるのですが、まだ全部を観たわけではないのです。ただ、このような番組を作成したNHKの姿勢は高く評価したいと思っています。

※番組全体の内容等についてはHP「戦争証言プロジェクト」をご覧ください。会員登録(無料)をすればすべての番組がPCで観れるようです。