熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
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作品 文章 写真 販売品

名人戦

2009-04-10 18:38:20 | 文章
4月10日(金)、恐らく晴れ。

いよいよ名人戦が始まりました。

昨日、BS放送を録画予約していたのを、只今、半日遅れで見ています。
やはり名人戦となると、観ているこちらも気が引き締まります。
戦いは「矢倉」。じっくりとした戦が期待できそうです。

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名人戦は2日目。
当方は仕事優先とはいえ、進行が気になるので、ところどころ断片的にライブ放送をチラチラと見たりはしましたが、録画していた画像はこれから見ようと思っています。

本局使用駒は、「奥野作・宗歩好」。
昭和30年代に、ある愛棋家から盤と駒台・駒箱ともに寄贈を受けたものです。
いいあめ色になっていますね。
以前から名人戦にのみ使われている駒なので、解説の木村一基八段は「この駒は使ったことはありません」と解説されていました。

放送では、駒箱は見えませんでしたが、これまで使われていた赤い駒箱は、「堆朱」と呼ばれるものです。
堆朱は、仙台とか新潟県の村上で作られるものが有名で、「硯箱」とか卓上に置く「煙草入れ」が多く作られていました。
形と大きさから推測すると、本来は駒入れでは無く「煙草入れ」として作られたものではないかと思っています。



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