浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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デザイン

2009-09-16 00:15:00 | 出来事
今日はいよいよ東京臨海大橋の中央堤防側のトラスの架設が完了した模様だ。朝の京葉線からは、正に吊り上げようとしている様子が遠目に見えた。

このトラスは有明で組み立てられて、台船で運ばれて架設された訳だが、東京タワーの1.5倍、6千トンもある超重量級の構造物なのだ。


起重機船で吊り上げられようとしているトラスを遠目でみて、ああこれって「デザイン」なんだなぁとつくづく思った。

大きさや高さは、完成後橋の下を超大型船が通り抜けられる事が求められている。そして構造物は釣り上げることができる起重機船の大きさや高さに制約を受けている。

デザインとは制約の上に成り立つバランスなんだね。常々システム開発やプロジェクト管理をしていると、橋をはじめとする土木工事と似通った部分があるなとはおもっていたけど、そのデザインが「制約」から生まれているという認識はこれまでちゃんと考えたことがなかった切り口だ。

変えられない制約の元で変更可能な制約条件と妥協しながら最適解を模索した結果がデザインとなって可視化される。合理的な最適解に沿った造形をみると、そのデザインの素晴らしさがみるものを感動させるのである。

そしてこれは多種多様な生物のボディプランも同じなのだ。

なんと云うシンプルな真実。

ダイエット、3ヶ月で7㎏減達成

2009-09-14 23:01:00 | 自転車
3ヶ月で体重が約7㎏減った。自転車では体重が減らないのではないかなんてブログに書いた事もあったけど、減り始めると驚くようなペースでぐっと減った。

減り始める前、ちゃんと体重計にのってもいなかったので、はっきり正確なことろは不明なのだが、6月中旬時点で72~3㎏はあったと思う。因みに身長は166㎝。
これが現在は、66㎏前後にまで落ちてきた。

色々な事を同時並行で実施しているので、どれのせいで減ったのかハッキリしないので、取りあえずここ最近何を心がけているのかを書いてみる。

・毎朝飲む黒酢を飲んでいる
・昼ご飯をカミさんに作ってもらったお弁当にした
・ブログにある通り、週一のペースで自転車に乗っている
・上半身を鍛える為に簡単な筋トレを毎日ちょっとやっている

こんな程度だ。
カミさんはお弁当の成果だと言っている。揚げ物が入らないお弁当がヘルシーなのは間違いないけど、満腹感もあって頑張っている感じは正直全くない。

頑張っていると云えばやはり自転車だ。だんだん距離が伸びて大体一度走り出すと50㎞位は走っている感じだ。時速20㎞前後で、走って休憩入れて3時間って感じか。

平日の上半身の筋トレは、自転車に乗る為に必要な筋肉を作るためにちょっとやっているだけで痩せるためでは全くない。努力してるつもりもない。長時間走ると首や腕に負担がかかるのでここをちゃんと鍛える為にちょこちょこと筋トレしてる。

何よりなのは、本を読んで自転車のポジションを変えた事だ。サドルの高さ、前後関係を調整した。更にペダリングを大幅に改造した。そのせいでスピードが出、距離が伸びてきた。同じ自転車だとは思えない走りの豹変振り。ペダルを回す事は内臓脂肪にカンナをかけることに等しい。気持ちよくスピードが伸びて、爽快に走る。結果、体重がぐっと落ちた。自転車で痩せられないのは、ポジション・ペダリングが悪かったと云う訳だと僕は思う。

しかも走って向かう先が現在の興味の対象である、水門や橋。そのため多少遠かろうが険しかろうが全く苦にならない。しかも当面その行きたいところに事欠く心配は全くないのである。

筋力がちゃんと付いてきて、げっそりした感じにはならないのがまた嬉しい。このままもっと頑張って、更に体脂肪率をぐぐっと落としてやろうかなんて野望も浮かぶ秋の夜なのでした。



ダーウィン映画上映見送り

2009-09-13 20:15:00 | 映画な日々
アメリカで、ダーウィンの映画が上映見送りになったと云うニュースが飛び込んできた。「米配給会社は「米国民にとって矛盾が多過ぎる」と配給を拒否した。」と云うのだが、この背景にはキリスト教原理主義者たちによる強力な圧力があった事は明らかだ。

先日読んだスーザン・ジョージの「アメリカは、キリスト教原理主義・新保守主義に、いかに乗っ取られたのか?」はそんな実態に激しく迫るもので、この状況は非常に非常に憂慮すべき問題だと思う。この本の原題は直球「ハイジャッキング」。

要するに、政府機関などの国の中枢がキリスト教原理主義や新保守主義、或いは両方に属するやつらによって乗っ取られていると云う事をうったえているのだ。

キリスト教原理主義者の頑固で不寛容な行動によってアメリカの学校では、進化論を教えることもままならない状態に陥っている。オバマは大統領就任時「私たちは変わることができる」と力強く述べていたが、まだまだ、実際には全く変わっていないのである。

アメリカは非常に危険な国となっている事を僕らはもっとちゃんと認識する必要があると思う。

アメリカが一体どこへ向かおうとしているのか、決して対岸の火事ではない、国際情勢上日本は地続きなのだから。

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Monkey Majik - Change

いいなぁ。これ。すっごく。

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やっぱ、頑張って変わらなきゃね。世の中が変わっているんだから、自分もね。




今日の水門

2009-09-13 14:22:00 | 自転車
昨日は雨で先送りとなったペダル踏み。自宅から1時間で新大場川水門に到着。中川を遡上して目指すは水元公園。

先日なんの下調べもせず走り抜けてしまったのだが、ここには実は東京で唯一最古のレンガ造りアーチ橋があるのだ。知らんかった。

その名も閘門橋。完成したのは明治43年古利根川の氾濫を治めるために造られた橋なのだそうだ。

閘門橋

送信者 水門と橋その2


それにしてもこのモダンさは。一体何だろう。只者ではないデザイン。


送信者 水門と橋その2


そして橋の中央には、治水の為に戦う人を表したブロンズ像が。

送信者 水門と橋その2


このまま江戸川に抜ける手もあるが、今日はここから引き返して、垳川を行くのだ。

古新田樋管

送信者 水門と橋その2


垳川の真ん中あたりに水が流れ落ちている橋を発見。

平成泉橋

びっくりだよ。浄水移設があるのだそうだが、それらしい建物は見つからず。

送信者 水門と橋その2


綾瀬川に交錯。綾瀬川を更に今日は遡上する。

浮塚排水樋管

送信者 水門と橋その2



今日の目標地点と定めた伝右川排水機場だ。おお。嬉しいぞ。

伝右川排水機場

送信者 水門と橋その2


一休みしたらここから帰路に。
綾瀬川を下って荒川に抜けるのだ。

花畑水門

送信者 水門と橋その2


小菅から葛西橋まで中州を約30分で走り切る。去年は小菅が限界点だなんて思っていたのだけど、いつの間にか随分距離が稼げるようになってきたなぁ。こうなってくるとどんどん欲が出てきちゃうなぁ。ところで明日は普通に仕事なのを忘れてたよ。