五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

今日の説明会

2013年10月16日 | 日々のつれづれに
ICT街づくり推進事業の大同地区の組別住民説明会も今日で8回目。
今回はこれまでの大学の先生方(教授、准教授)がそろって欠席、私と役場の防災係の係長と二人だけで初めて説明することになりました。

これまでと違い、大学側の(ただ一人の)人間として説明する立場ですから緊張の度合いも違います。
しかし、出席者10名という割とこじんまりとした集まりだったので何とかスムーズに説明会を行うことができました。

やはり町場(人口密集地)よりも少し離れた集落の方々の方が出席率もよいし、普段からのコミュニケーションも取れているようで、こうした話題にもすぐに反応してくれる気がします。

前夜からの台風で、近くの町では土砂崩れで道がふさがれ、多くの世帯が孤立したり、また倒木で電線が切れたために停電が発生するなど、本当に「他人事ではない」災害を想定しての説明なので、皆さん真剣に話を聞いてくださいました。

今回の組でも、連絡網の整備や緊急時の要支援者なども明確にしてあって、普段からの防災対策がしっかりとなさていることがわかりました。

明日の説明会が終わると、町長選挙・県議会銀補欠選挙のために少し休んでから再び説明会を開くことになります。

F1観戦の娘

2013年10月15日 | 日々のつれづれに
友人とF1観戦に行っていた長女が顔を真っ赤に日焼けして帰ってきました。
良い天気の中でフリー走行、公式予選、そして決勝レースと3日間もサーキットに足を運んだのですから無理もありません。
山梨から三重県の鈴鹿まではけっこうな距離があります。
そこまで車で行くんですから大したものです。

長女の友人というのが、レース服を着てサーキットに行くような大のF1ファン、長女の方はその「お供」のようなものです。選手の名前だって知っているかどうか。
二人とも来年は30歳だというのに、いつまでもそんなことをしていていいのでしょうか。

国宝松本城

2013年10月14日 | 新米組長
八乙女公民館の「歩け歩け大会」で信州・松本に行ってきました。
バス2台に分乗して中央自動車道を走り、最初に訪れたのは松本にある国宝松本城。

久しぶりの松本城は、一部の櫓を修復中でしたが、その美しさは健在です。

この日はお城まつりということで二の丸跡で茶道各派合同の茶会が開催されており、大勢の観光客(なのか招待客なのか)がお茶をいただいていました。



また、この三連休の期間中、場内で「そば祭り」と称して全国の様々なおそばのお店が出展していて、会場には良いにおいが漂っていました。



上の写真は午前10時前のものなので、あまり観光客が大勢は写っていませんが、お城を引き上げる11時過ぎになると大変な人出になってしまいました。

この後、今回の旅行のメインである松本アルプス公園に行って体操をしたり、周囲(広い公園ですね、ここは!)を散策し、夕方6時過ぎ無事に帰ってきました。

高校生のあいさつ

2013年10月13日 | 日々のつれづれに
生活していくうえで大事なのは人間同士のコミュニケーション、特にあいさつが大事なのは論を待たないところだと思います。
私たちも表を歩いていて顔見知りに出合うとあいさつしますが、そうでない場合には単に顔を伏せてすれ違うことが多いのではないでしょうか。

「こんにちは」
ここのところ町内を歩いていて、よく高校生にあいさつされます。

特定の子だけかと思ったら、連日のようにいろいろな高校生からあいさつをされるので、こちらの方がドギマギしてしまいます。
近所のオジさんやオバさんとならあいさつを交わすのも平気ですが、まさか声をかけられると思っていない相手にあいさつされると、けっこう驚きがあるものです。

町内のことだし、制服から見ても近くの高校(県立市川高校)の生徒たちですが、学校で先生方にあいさつをするようにと言われているのでしょうかね?

今行っているICT街づくり推進事業も、震災発生時の電話が使えなくなった時の安否確認などをどのように行うか、というのがテーマなのですが、基本は普段からの隣どおしのコミュニケーションを以下に取っておくかがポイントになります。

日中誰と誰が家にいるのか、もしものときは避難するための支援が必要かどうか、遠く離れている家族に連絡する必要があるのかどうか、...。

普段からお互いどおし声を掛け合って、良い距離感を保ちながらお付き合いすることが、防災に強い街づくりの一歩なのだということを感じる最近です。

新しい洗濯機

2013年10月12日 | 日々のつれづれに
先日来大きな音を出していた洗濯機が金曜日の朝、ついに止まってしまいました。
早速近所の電気屋さん(中学校の後輩)に診てもらいましたが、ベルトドライブの駆動系がヘタッてきているところに、回転のブレが大きくなって自動的に停止したためだろうとのこと。
やはりこの機会に新しい洗濯機に取り換えることにしました。

家内はドラム式の洗濯機を希望していたのですが、後輩の勧めもあって従来タイプの全自動洗濯機(一槽式)を購入することにしました。
ドラム式は高価であり、洗濯から乾燥までをこなすというような使い方は、我が家には合わないというアドバイスでした。
確かに家には古い乾燥機があるのですが、使うのは年に一二回、普段はベランダに干しているので、ドラム式の乾燥作業をあえてする必要はないということ。

「夫婦共働きの家庭や、洗濯物を干す場所に苦労するような家庭では重宝ですけど、洗うだけしか使わないのであれば...」ということなのだそうです。

で、カタログを持ってきておすすめの機種を紹介してもらい、それを購入することに決めました。
お店(メーカー)によって重点販売をしている機種があり、1ランク上(洗濯機の場合には洗える量)の機種よりも安く買えるものがあるということも今回知りました。

そういう機種は在庫も切らさずに置いてあると見えて、土曜日(本日)の午後には持ってきて据え付けてくれました。
ダイレクトドライブ(洗濯槽を直接モーターで回す)の洗濯機は音も静か、ほぼ同じ外形寸法ながら洗濯容量も従来より増え、家内も満足してくれました。

先々一眼レフを買おうかなと思っていたお金を使うことになってしまいましたが、まあ仕方がないですね。
長年お付き合いをしている後輩の電気屋さんに感謝しつつ...。

ガラケーとスマホ

2013年10月11日 | 日々のつれづれに
ICT街づくり推進事業で各組の住民説明会が続いています。

今回のプロジェクトでは震災発生時にスマホによる安否情報の入力・確認を行うことがポイントになっています。
そこで問題となるのがスマホの普及率。

子供はスマホを持っているものの、日中は学校や勤めに出ていて不在、残ったお父さんやおじいさんたちはガラケーしか持っていない、というような状況が目立ちます。

「どうしてスマホではなく(みんなが持っている)ガラケーでシステムができないのか?」

という質問を今夜も受けました。
ガラケーたる所以の機種ごとのOSの違いなどにより、どの機種でも動くプログラムの開発に多大なコストがかかるという説明でどの程度納得していただけるかわかりませんが、今回のプロジェクトの問題点の一つであることは確かです。

地区内に何か所かある公民館などの避難所や小中学校には、電話回線が一杯になっていたり、インタネットがダウンしていても使用できる設備が用意されていますが、実際に震災が起きた時にすべての人がそうした避難所に行けるわけではありません。

組という組織を活用して、日頃からの人間通しの結びつきを強くしていくことが大事で、ICTはあくまでもその支援である。

このことは忘れてはいけないことだと思います。

BIGLOBE売却

2013年10月10日 | 日々のつれづれに
NEC、ビッグローブ売却へ=ネット接続子会社、近く入札(時事通信) - goo ニュース

個人向けパソコン事業の合弁会社への移管、スマホ事業からの撤退に次ぐBIGLOBE売却の報道です。
「ITサービスや通信インフラに経営資源を集中する」ためだそうですが、何ともさみしい話ですね。
もっとも、BIGLOBE自体が無くなってしまうわけではありません。

BIGLOBEといえば、何を隠そう私の最初のプロバイダ。
BBSといっていたパソコン通信の頃の話になりますから相当昔の話です。

PCはモノクロの98ノート、Atermのモデムを使ってガーガーピーピーやりながら、今でいうところのチャットをやっていましたねぇ。
そのころからハンドルネームは「のせ」なのです。

私より10は年長だった会社員らしいオジさん、何をやっているのかわからないが同年配らしい自由人の方、その娘の活発な女子高生、その彼女の友達数人。

あの頃、私と交信した人たちは今、何をしているのでしょうか?

祭りの予算

2013年10月09日 | 新米組長
明日は八乙女神明宮大祭(11月3日開催)の組長打ち合わせ。
時間を見つけては打ち合わせ資料の作成。

文面そのものは、先日横浜へ行く特急の車内でiPadを使って原稿を作り、今日はそれをPC4に転送してWord(実際にはMS Wordの互換ソフト)で編集しました。
ロジクールのキーボードを購入して以来、iPadでテキスト入力するのが苦にならなくなったので、こんな芸当もできるようになりました。

これまで自分が作る資料のフォントはかっちりとした「MSゴシック」が多かったのですが、最近は見た目にやさしい「メイリオ」を気に入って、組関係の文書はほぼ「メイリオ」で作成しています。

というわけで打ち合わせ資料はできたのですが、難しいのは祭りの予算の立案。
各戸からの寄付金はある程度予測できるので、その金額の中でやりくりすることになるのですが、一年前に比べて戸数は確実に減っている反面、物価が上がっているものもあって、けっこうカツカツの予算でやらなければなりません。

お供え物の野菜や魚、米やお酒など、安売りのスーパーに行けばいくらでも低価格のものが手に入りますが、何といっても地元のお祭りですので、町内、それも氏子(うじこ)のお店から買ったもので行いたいという気持ちがあって、そのジレンマと戦うことになります。
歴代の組長さんたちも同じような悩みを持ったんだろうなあ、などと思います。

各氏子さんに配るお札(切札)も、今日注文したのですが、一枚10円が11円に値上げになるのだそうです。
アップ率10%!消費税値上げを前にして上げるか!
お札300枚で現在3,150円が、来年4月には3,564円。うーむ。

実は今年の春、各戸にお願いする寄付金の額を上げていただくための各組長さんへのお願いの文書を作成したことがありました。
このときは、総代さんらとの話し合いの中で、次の打ち合わせ(つまり明日です)まで待とう、ということになりました。

さて、その明日がいよいよ来ます。

説明会は続く

2013年10月08日 | 日々のつれづれに
住民の方への説明会が続いています。
今日で、20ある組のほぼ半分。
残念ながら出席率はあまりよくありません。

理由の一つがタイトルかなあ、と思ったりしています。

「ICT街づくり」では...。

ICTが情報通信技術をさすことばということがまずわからない。
その上に持ってきて街づくり、ですから一般の方、ことに高齢者の方は「自分にはわからない」あるいは「自分には関係ない」と思ってしまうのではないでしょうか?

事業名だからそれを使う、という単純なものではなく、もっとわかりやすいタイトル(副題)を付けてもよかったような気がします、今更なのですが。

「震災の時に孤立しない仕組みづくり」とか「電話が通じなくても安否情報を送る方法」とかね。

そうすると、もっとたくさんの参加者があったかもしれません。
何しろ、出席した多くの方が「すごく役立つと思う」「大変期待している」と声をそろえて言ってくださいますから。


横浜赤レンガ館

2013年10月07日 | 日々のつれづれに
全国大会も無事にわり、参加した仲間と横浜赤レンガ館(赤レンガ倉庫)の辺りを見ながら桜木町まで歩きました。

この付近に来たのは何十年ぶりのことで、まったく様変わりしてしまった光景に驚くばかり。
平日の午後ということもあって、普段の休日のような混みようではなかったと思いますが、それでもたくさんの観光客がいたように思います。



倉庫の裏手(というのかな?)ではドイツビールのフェアのようなものをやっていましたが、帰りに運転しなければならない身ゆえ、ビールの代わりに涙をのんで素通りしてきました。

午後の日差しがけっこうきつくて、汽車道を通って桜木町まで歩く道のりは重い荷物を持つ身にとっては大変でした。

みなとみらいに行く

2013年10月06日 | 日々のつれづれに
今日明日と二日間 、神奈川県のパシフィコ横浜で、一般社団法人日本経営士会主催の「経営士全国研究会議横浜大会」が開催されます。

今回は山梨県の経営士会が所属している南関東支部で主催される大会なので、山梨からも大勢の会員が応援に駆けつけました。
朝6時前に起き、身延線、中央本線、横浜線、東急東横線、同みなとみらい線と乗り継いで3時間あまりかかって横浜みなとみらい21の会場に着きました。

首都圏にでかけるとなると、何となく新宿や東京を経由してというイメージを抱いていたのですが、八王子で下車して横浜線を使うことと、横浜まで行かずに途中の菊名で下車しみなとみらい駅まで直通の東急に乗るのが早いようです。

今回、いろいろなナビで調べて見ましたが、様々なルートが提案され、最適なルートを見出すのがなかなか難しい場所のようですね。
午後1時半から始まった大会はほぼスケジュール通りに一日目の予定をこなしています。
今日はこれから懇親会、明日は午前中 は研究論文の発表会および表彰式を行って二日間の日程を終了する予定です。

住民説明会始まる

2013年10月05日 | 日々のつれづれに
地元・市川三郷町が大学の支援を受けて行うICT街づくり推進事業。
これまで、地域、あるいは学校(小中学校、保護者)などへの説明会を続けてきましたが、いよいよ大同地区の各組向けの説明会が始まりました。

実は8月に一度、地区全体に向けての説明会を行っているのですが、今回は防災訓練を行う単位である組ごとの説明会、ということで、説明する町役場・大学の担当者も気合を入れて臨みました。

対象になる組は全部で20組。
そのうちいくつかをまとめて実施するのですが、それでも10回以上は行わなければなりません。
広い会場を用意して一度に行えば楽は楽なのですが、高齢の住民が多く、遠くまで出かけることも難しいため、地元の自治公民館や集会所などをこまめに回る必要があるのです。

組単位で相談して決めていただく内容もあるので、できるだけ大勢の方に集まっていただきたいし、気心の知れた少ない人数の方が意見も言いやすいということも考慮しました。

午後1時から最初の説明会を実施。
慣れない説明側に比べ、思った以上に活発な質問が出ました。
質問の内容をよく吟味して、次の説明会に備えます。

第二回は今夜8時から。
おかげで月一回の同級生との飲み会は今回はキャンセルせざるを得なくなりました。

秋葉ノ辻

2013年10月04日 | 市川三郷百景
市川三郷町では表通りから細い道が何本も走っていて、地元ではこれを「ひや」と呼んでいます。
「ひや」というのはこんな感じ。今は下水が整備されていますが、昔は水路と細い道が家々の軒下を走るようなところでした。



で、そういう道の途中に「秋葉ノ辻」といわれる小さな公園があります。
「秋葉ノ辻」はもともと真言宗の「応神山成蔵院」というお寺のあった場所らしいのですが、2008年に地域の住民などの手によってミニ公園として整備されたものです。



公園の設計にあたっては山梨大学地域社会貢献活動支援を受け、大学の学生さんたちの手で設計されたと聞いています。



元々クランク状に曲がっていた細い路地で住宅が密集しており、防火用水などもないため付近の住民から不安の出ていた場所であったようです。
そこを整備して公園を作り、細い水路が公園の中流れるようにして昔のクランクを形どっています。
また、付近にある道祖神を移して公園のモニュメントとしています。



「秋葉ノ辻」の名前は、火よけの神様「秋葉」にちなみ、地域住民が命名したものです。
公園の隅に防火水槽が埋め込まれています。



昔ながらの「ひや」の趣きを残し、新しい街づくりを行うモデルのような公園ですね。
写真で見るとずいぶん広々として見えるものです。

トム・クランシー死す

2013年10月03日 | 日々のつれづれに
好きな作家のひとりであるトム・クランシーさんが10月1日に亡くなったそうです。
享年66歳。

まだ若いなあ。

ちょうど今「教皇暗殺」の第3巻を読み直していたところでした。
原題は「Red Rabit」といって、ロシア(かつてのソ連)からの逃亡者のことです。

以前一度読んで、あまり面白くなかったのでずっとそのままにしてあったのだけれど、日本語で発刊されている彼の最新作まで読んでしまったので、先日からまたこれを読み返していました。

時々あるんですよね。
トム・クランシーに限らず最初に読んだときにハマらない小説って。
でも読み返すとおやおや?となる。

この小説もそう。
9年ぶりくらいに読み返してみたらなかなか面白い。
ネタバレになるからあまり書けないけれど、舞台は冷戦中のソ連。
ローマ教皇を亡き者にしようという計画を知ったKGBの通信将校が、アメリカ側のスパイ(というかエージェントと呼ぶのですね)とコンタクトを取って家族とともに西側に亡命しようという物語。

例によって若きジャック・ライアンが登場して...。

というお話です。

それにしてもトム・クランシーさんにはまだまだ書き続けて欲しかったですね。
ご冥福をお祈りします。

消費税増税に思う

2013年10月02日 | 日々のつれづれに
安倍首相が来年4月から消費税を現行の5%から8%へ引き上げるという方針を発表しました。

その差額3%。
どの程度の影響があるのか?

下記の記事によれば、年収500万円4人家族のモデルで、実質可処分所得は約7万円近く減るのだそうです。
 → 消費増税:年収500万円、4人家族の場合は…負担増試算[10/1付け、毎日新聞]

ふーん、我が家はもっと影響が大きいだろうなあ。
首相は企業の給与を上げてもらうつもりでいるらしいけど、企業は内部留保に回すだろうし、連合のトップも「今、賃上げなんてトンデモナイ」と言っているとか。おいおい。
 → 「連合」のジレンマ なぜ彼らは政府の「賃上げ要請」に怒っているのか[9/30付け、アメーバニュース]

法人税減税→給与アップ→消費活性化→企業の業績向上→デフレ脱却

そんなにうまくいくものでしょうか?

引き上げには「景気が上向いたら」という条件が付いていたはずですが、私の身の回りでは一向にその気配か感じられないのですが、首相の身辺では上向いてきたと判断されたのでしょうか。

消費税増税で見込める税収が約8兆円(あくまでも見込み)、対して経済の落ち込みを防ぐための手当て(いわゆる「ばらまき」ですね)が5兆円。
あれれ、税収増分は社会保障に使うという約束では?

約束通りに8兆円を社会保障費につぎ込むとなると、差し引き3兆円分が不足すると思いますが、その財源はどうなるのか?
次から次へと湧いてくる疑問に誰か答えてほしいなあ。