図書館で『週刊ST』7月10日号を読みました。そこに「私の英語道」というコラムがあり、今回は光藤京子先生。5回シリーズの締めくくりとして英語学習のアドバイスが書かれていました。
いちばん大事なのはとにかくたくさん英語に触れること。やっぱりと思いました。教材は何でもいいのです。週1回英会話学校へ行ったとしても、普段から学習しなければ一向に英語は上達しません。「時間がない」と思われる人が多いと思いますが、隙間時間(例えば電車の待ち時間など)にウォークマンで英文を聴いたり単語帳を開いたりするなど、意外と時間は取れるものです。
次に学校で習う英文法をおろそかにしないこと。これも納得。最近は会話重視の傾向があり、英文法が軽視されています。しかしやはり英文法を知らないと英語力は伸びないし、会話するのにも洋書を読むのにも苦労します。私自身、高校時代にみっちり英文法を学びましたが、これが今でも役に立っています。
これはなるほどと思ったのが、英字新聞の記事を読みっぱなしにしないこと。同じ文章を繰り返し読むことで単語や表現が頭に入るとのことです。そして気になる単語にマーカーなどで印をし、Excelなどにその単語を入力しておくこと。
そして日本語でもいいのでいろいろな文章を読むこと。これが私には足りない部分かも。読むことで知識が増え、表現できる話題も増えるとのことです。
英語の勉強に近道はありません。コツコツ勉強して英語力UPを目指しましょうね。
洋書を読んだり英会話クラスでネイティブの先生と会話している時、英単語は大切だとつくづく感じます。学生時代にもっと多くの英単語を覚えておくべきだったと反省しています。
確かに英文法やリスニングも大切です。しかし英単語を知らなければそれらの意味がありません。会話する時も最悪な場合、1語で通じることだってあります。
どうやって英単語を覚えるかというと、やはりたくさんの英語を繰り返し読んだり聴いたりして少しずつ覚えていくのが一番だと思います。1語ずつ覚えるよりも文章でまとめて覚えるほうがその単語の使い方もわかります。
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中学校、高校で習う英語、皆さんは賛成ですか、それとも反対ですか?
私は両方です。まずはいいところから。中学校、高校で習った英文法や英単語、英文読解がどれだけ大切か、卒業してから気づきました。その勉強が今の英語力(英検準1級、TOEIC(R)870点)の基礎固めとなりました。
一方、ここは直してほしいと思ったところはリスニングでしょうか。週1回の英会話の授業だけでリスニングは上達しません。NHKの英語講座等で補わないとダメです。それと特にこれは高校英語ですが、文学的な英語でなく、もう少し身近な話題を扱ってほしいです。朝起きてから夜寝るまでの、ネイティブが普段の生活で使う英単語や表現ってなかなか知らないものです。不自然な英文ばかり目につく入試問題が変わらないと英語の授業も変わらない気がしますが。
今朝の新聞によると、文科省は、2013年度の新入生から実施する高校の学習指導要領の改定案を発表。その中に「英語の授業は英語で行うのが基本」が明記されているそうです。
今の英語の授業は英文を読んでそれを日本語に訳すのが中心。日本語で文法の説明。そして難しい単語を丸暗記。大学の入試に関しては難しく実用性の書ける長い英文を読まされ、問いに答えていくものばかり。
そのような現状では英語で授業を行ったとしても、英語力は変わらないような気がします。"Please repeat after me."など、決まり切った英語で終わってしまうのでは。それに英文法は日本語で説明した方が分かりやすいことも。もし文法や単語における英語での説明が欲しかったら英英辞典を引けばいいですし。英語の授業を英語で行うのは英会話の授業で十分でしょうし、無理してやる必要はないのでは。それよりも大学入試の英語をもっと実用的なものに変えたほうがいいと思います。
自宅の近所にある本屋さんは語学関連の本が多数揃っています。英検やTOEIC(R)の参考書、Graded Readersを含む洋書など。それらを見ているとついつい買いたくなってしまいます。先日『NHKラジオビジネス英会話-高橋修三ヘッドハントされる (NHK CDブック)』を見つけ、「あ、これ欲しい」と思いました。けれども結局は買うのをやめました。というのも自宅にある英語教材が十分に消化しきれていないためです。まだ最後まで目を通してないのもありますし。
違う教材を1度ずつやるより同じ教材を繰り返し学習する方がいいのです。1度しかやっていない教材は何ヶ月か経つとほとんど頭に残っていない。逆に繰り返しやった教材はしっかり身についていますし、いつまでも頭に残っています。
というわけで今は同じCDをしつこいくらい繰り返し聴いています。集中力が出てきたら洋書も再読してみたいと思います。
NHKラジオビジネス英会話-高橋修三ヘッドハントされる (NHK CDブック) 価格:¥ 2,625(税込) 発売日:2007-10 |
図書館で『週刊ST』を読んでいて気になったことがあります。それは歴史上の人物が英語で姓→名の順で書かれていたこと。例えば紫式部なら"Murasaki Shikibu"と書かれていました。名→姓の方が一般的に思いますが。
興味深いことに現代の人物に関しては名→姓の順でした。つまり姓名の順番が統一されていなかったのです。これでは日本のことをよく知らない英語ネイティブの人が読んだら誤解されそう。
名→姓に直して"Shikibu Murasaki"。う~ん、しっくりこない。やはり日本語表記に合わせて"Murasaki Shikibu"のほうがいいのでしょうか。最近は姓→名の順に書かれている文章もあるそうですが、どっちにせよ誤解を招かないようどちらかに統一してほしいです。
いつも訪れているブログで知ったのですが、洋書を販売している会社、洋販が自己破産を申請したそうです。本当にびっくりです。ネット書店では安く洋書が買えるし、このことが自己破産につながったのでしょうね。
公式Webサイトもなくなっていました。TOEIC(R)スコア別の洋書の紹介が参考になったのに残念です。
本屋さんの洋書コーナーはどうなってしまうのでしょうか。今以上に縮小してしまうのでは。洋書はたいていネット書店で買いますが、本屋さんで実物を見てみたいなんてことがあります。PENGUIN READERSは本屋さんのほうが300円~400円くらい安いです。また、レベル別ワードリスト付き洋書シリーズ「洋販ラダーシリーズ」はなくなってしまうのでしょうか。他社が支援してくれるそうで問題ないと思いますが、それでもショックは隠せません。
図書館で"Newsweek"の日本版、2007年12月26日号を借りました。特集は「ニッポンの英会話学校」。去年破綻した某大手英会話スクールを中心に触れられていました。この破綻を受けて英会話学校に通う生徒の数が激減すると予想され、また、講師の質や労働条件も問われています。
この記事を読んで最も気になったこと、それは生徒自身の態度。多くの人が習い事感覚で英会話学校に通い、通うだけで英語力が伸びると思っているそうです。
今年3月まで通っていた英検1級対策講座で、先生は、「ここで勉強することはほんの一部」とおっしゃいました。つまり普段から英語を聴くなどして勉強していないと英語力は伸びないということを意味しているのです。
どんなに有名な講師に教わってもやる気がなければダメ。そういう人に限って、「効果がない」などと文句を言っている場合が多いような気がしますが。
誰でも上達すると宣伝し、質の悪い講師ばかりを集めた英会話学校側も悪いです。しかしもっと悪いのは生徒自身。生徒の態度が変わらなければ英語学校も変わらないと思います。
昨日、あの大雪の中でセンター試験1日目が行われました。受験生の方、本当にお疲れ様です。
さて1日目の最後の取りを飾ったのは、英語の試験。今回初めてリスニングテストが実施されましたが、各受験会場ではトラブルが多発したそうです。
中でも多かったのがICプレーヤー機器そのものによるもの。再生中に雑音が入り、問題が聞き取れなかったそうです。
その問題となったICプレーヤーとは、今回の試験のために特注で生産されたもの。再生や音量調節はできても、一時停止、早送り、巻き戻しはできません。
聴き取れなかった問題に対しては再試験が認められたということですが、受験生の立場からするとどうなのでしょう。再試験で費やされた時間を今日実施される科目の勉強に充てたかっただろうし、精神的にもかなり苦痛だったことでしょう。英検やTOEIC(R)と違い、センター試験は受験生の4月からの進路を大きく変えるものですからね。
来年のリスニングテストはどのような措置が取られるのでしょうか。
私が思い付いたのは次の4つ。
- ICプレーヤーを使用。
今回のテストと同じく、受験生が機器を操作する方法。特注の機器が必要なのと、故障時の対処方法が大きな課題。 - リスニング教室を使用。
1人1台の割合で特別なリスニング機器が設置された、英文科の学生にはなじみのある教室。試験管が機器を操作する。ヘッドホンを使うので外部の騒音対策はばっちり。ただし受験場所がかなり限定される。 - アナウンスを使用。
英検やTOEICなどで利用されている、最もポピュラーな方法。機器を操作する必要がないので、試験管も受験生も楽。ただし席によっては聞き取りにくいほか、隣の教室の音声が響いてくることがあるのが難点。 - カセットプレーヤーを使用。
こちらもよく利用される方法。試験管が操作するので、受験生側は操作不要。ただしアナウンス同様、場所によって聞き取りにくいことがある。
新聞によると1番目の措置が有力だとか。けれども今回のようなことが再発するのも問題ですし…。受験生側も電車など騒音の中で英文を聴くなど、それなりの対策を考えなければいけませんね。
本屋さんで『英検Pass単熟語1級』を見つけました。以前から単語力のなさを感じていましたし買おうかなと迷いました。けれども単語や、お互いに関連性の全くない例文が網羅されている内容ですし、しかもCDは別売り。結局買うのをやめました。1級レベルの単語が効率よく覚えられるという話も聞きますが、こういう暗記中心の本は私に向きません。恥ずかしながら、高校生のときに英検2級の単語集を買って挫折したことがあります。それにまだやり残したままの『速読速聴・英単語 Advanced 1000 ver.2』を持っているし、 すぐほかの本に移ってしまうのもどうかと思いました。
実は昔から暗記が苦手です。中学生や高校生のとき歴史の年号なんて全然覚えられず、試験はいつも平均点以下。試験直前に覚えれば大丈夫と言う人も多かったですが、私の場合は何日も前から覚えようとしても全くダメ。普段から予習や復習をしていれば別だったかも知れませんが…。逆に暗記の必要がほとんどない数学は得意でした。
それなら英単語をどうやって覚えているかというと、同じ英文を繰り返し読んだり聞いたりして自然に覚えています。あるいは派生語や同意語、異義語、関連語などをまとめて覚えたり。英検準1級受験のときも特に暗記と意識せずにそうやっていました。単語帳も作っていた時期もありましたが、試験前に見る程度。やみくもに覚えようとしても実際い使い方が分からなかったりして、結局覚えられなかったり使えなかったりしてしまいます。