Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

図書館ガイドツアー

2011-05-24 21:45:50 | 日記・エッセイ・コラム

午後、図書館のガイドツアーに参加しました。
このガイドツアーは年に何回か行われているそうです。もちろん無料。先週の土曜日に図書館へ行ったところ、たまたま貸し出しカウンターのそばにガイドツアーのお知らせのポスターが出ていたのです。前から参加してみたいと思っていましたし、早速カウンターで申し込みました。子どもだけかと思っていましたが、誰でも参加可能です。

パソコンのある研修室に集合。ちなみにパソコンは最新のWindows 7が入っていました。私を含めて参加者は6人でうち1人が男性。平日だからか子どもはいませんでした。私と同じくらいの年齢かまたはその上の人たちでした。

研修室を出てCDやDVDのコーナーへ行った後、子どものコーナーへ行きました。そこでは土曜日に「おはなし会」が開かれているそうです。
貸し出してはもらえませんが、仕掛け絵本もありました。『Swing!: A Scanimation Picture Book』や『ポップアップ はらぺこあおむし』も置いてありましたし。子どもはもちろん、大人も利用できます。

子どものコーナーのそばには本の検索用パソコンがおいてあります。簡単に利用方法を説明してくれました。検索した本が書庫(一般の人は入れません)にある場合は券のようなものが発行されるので、それをカウンターへ持って行って書庫から取ってきてもらいます。

入口近くの展示コーナー、新聞雑誌コーナー、読書席を見学して、次は大活字の本棚へ。大活字の本は一般の本よりも字が大きいので、定価も3倍くらい高くなります。そういう時こそ図書館ですね。
諸外国語の本棚の紹介もありました。日本のコミックの英語版も置いてあります。

私が普段よく行く調べ物のコーナーへ行き、いよいよ普段は入れない場所へ。
まずは書庫。私を含めて、書庫の存在を知らない人って多いそうです。書庫には図書館の本の3分の1が収められているそうです。主に本棚に置いてあるのと同じタイトルの本や古い本が置いてあります。
1つの本棚には約5,000冊の本が。ハンドルを回して棚を動かすのですが、意外と軽かったです。

次に配送準備室へ。他の図書館から本が送られてくるそうです。

最後に選書事務室へ。新しく入る本を決める部屋。毎週土曜日に新しい本が本棚に並ぶそうです。そして本の修繕も行います。書き込みや破れ、ページがばらばらになってしまった本を直します。それらはまだ序の口で、極めつけなのは…

表紙を残してページが全部抜き取られた本。

これにはびっくり。全部抜くぐらいならその本を買います。他にも飲み物をこぼしてしまったり、カビが生えてしまった本がありました。ページを破いたりしてしまった時にきちんと謝る場合と、そのまま返却ポストへ入れてしまう場合があるそうです。皆さん、図書館の本は大切に扱いましょうね。

これで約40~50分のツアーは終了。書庫など今まで知らなかったことを知ることができてとても勉強になりました。こんなツアーはおそらく全国の図書館で行われていると思うので、直接図書館かまたはWebサイトで確認するといいと思います。

今後図書館にやってほしい企画、それは図書館活用法講座のようなもの。どうしたら効率よく調べ物ができるかとか、自分にあった本を素早くみつける方法など。