Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

「不自由」だった中学校時代

2016-01-15 21:43:37 | 日記・エッセイ・コラム
国語教科書の中の「日本」 (ちくま新書)』を読んで思い出したことがあったので、今日はそれを書いてみたいと思います。
それは中学校時代のこと。私は当時の地元の公立中学校へ通っていました。公立ですので校則は比較的緩やかだったと思います。でも、いろいろな面で「不自由」だったと記憶しています。
だいたい中学校くらいの年齢層って「目立ってはいけない」とか「みんなに合わせる」なんて雰囲気がどこかしらあったように思えます。そうしないと仲間外れにされたり、ひどい場合は苛められたり…。例えばみんなが聴くからって好きでもない音楽を聴くとか、スカート丈をみんなと同じような長さ(当時はロング丈)にするとか。だから校則云々ではなくて違った面で「不自由」でした。成績がちょっとでも良くても悪くても悪口を叩かれることもありました。
考えてみたら、学校って個人を伸ばすよりも協調性を押し付ける傾向がありますよね。それが没個性を生み出しているのではないでしょうか。
今の中学生や高校生を見ていても、私の当時の世代と変わりなく没個性だと思います。みんなが同じようにiPhoneを持って、みんなが同じようにスカートを短くして…。もっと個性を出して自分のやりたいようにすればいいんじゃないかと思います。
逆に高校時代は楽でしたね。たしかに私立で校則は厳しかったけれど違った面で「自由」でしたし、好きだった英語を存分に勉強できましたから。コンクールなどいろいろな表彰もあったけれど、目立ったからといって誰も文句を言いませんでしたし。
勿論今では自分の好きな音楽を聴いていますし、興味のある本をじゃんじゃん読んでいます。

国語教科書の中の「日本」

2016-01-15 21:15:28 | 本-その他
図書館から借りた『国語教科書の中の「日本」 (ちくま新書)』を読了。
本書は『国語教科書の思想 (ちくま新書)』の続編。内容が前著と似たような部分が多いですが、本書の方がそれぞれの国語の教科書をきちんと比較した感じはあります。
言われてみると、たしかに自然とか動物とかに関係する文章って多いですよね。別にそういうのを教科書に採用すること自体を否定したくありませんが、都会に住んでいるとちょっと親近感がないような…。それといろいろな課題を詰め過ぎている印象を受けました。
「昔は良かった」なんて言うけれど、本当にそうなのでしょうか?実際は昔の方が少年犯罪や万引き、殺人などが多かったと聞きます。衛生面や交通面なども現在の方がはるかに良くなっています。

国語教科書の中の「日本」 (ちくま新書)
クリエーター情報なし
筑摩書房