図書館から借りた『国語教科書の思想 (ちくま新書)』を読了。
本書は小・中学校の国語の教科書より、国語の授業から何を学んでいるかを書いています。
著者の立場からすると、国語の授業は「道徳」。作文で思い出したけれど、読書感想文で「つまらなかった」なんて書くと成績が悪くなりそうで正直に書けなかった思い出が。感想文には正解なんてないはずなので、もっと自由な文が書けるといいのにと思います。
教科書の内容を見ると懐かしい作品もありますが、最近の著者のものもちらほら。でも、本質的には変わっていない印象も。授業でも文章を読んで「~はどう思いますか」という問いに正解は1つしかありませんし。因みに日本語検定でも文章題は出ますが内容をきちんと理解しているかどうか問うものばかりで、思考を問うものは出てきません。
日本独特(?)の画一や協調が大切なこともあるけれど、時には個人個人の主張も大事なのではと思いました。
本書は小・中学校の国語の教科書より、国語の授業から何を学んでいるかを書いています。
著者の立場からすると、国語の授業は「道徳」。作文で思い出したけれど、読書感想文で「つまらなかった」なんて書くと成績が悪くなりそうで正直に書けなかった思い出が。感想文には正解なんてないはずなので、もっと自由な文が書けるといいのにと思います。
教科書の内容を見ると懐かしい作品もありますが、最近の著者のものもちらほら。でも、本質的には変わっていない印象も。授業でも文章を読んで「~はどう思いますか」という問いに正解は1つしかありませんし。因みに日本語検定でも文章題は出ますが内容をきちんと理解しているかどうか問うものばかりで、思考を問うものは出てきません。
日本独特(?)の画一や協調が大切なこともあるけれど、時には個人個人の主張も大事なのではと思いました。
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