Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

「本」と生きる

2021-05-30 15:26:04 | 本-その他
図書館から借りた『「本」と生きる(肥田 美代子著)』を読了。
タイトルどおり、本書は読書について書かれた1冊。本書が書かれた2014年には既に「デジタル教科書」についての議論がなされていました。コロナ下の現在でも「1人1台にタブレットを」なんて言われていますが、最近だけの話題でもないようです。
学校の図書室もうまく機能されていなさそうです。振り返ってみると、私もあまり図書室に行っていなかった記憶が。小学校3年生のころ、授業の一環で図書室の使い方を習いましたが、それ以外は殆ど本を借りたりはしていませんでした。
私の場合、図書室は使わなくても、当時自宅から徒歩圏内の図書館へはよく母と妹と3人で行きました。絵本は母に読んでもらった記憶がありますし、1人でも読みました。だから平均並に本は読んだ方でしょうが、それでも量的には足りないかなと今では思います。
マンガも含めてですが「漢検ブラザーズ」は本が好きで、本屋さんや図書館へはよく行くようです。当然スマホは持っていますが、用事のない時は弄っていない様子。こういう中高生は今どき珍しいかもしれません。
街の中を見ても本を読んでいる人は珍しく、殆どの人がスマホ、スマホ、スマホ…。中にはスマホで読書をしている人もいるかもしれませんが、大抵はSNSかゲームでしょうね。大人もそうだから、子どもだけに「本を読め」なんて強制できませんよね。
賛否両論ありますが、個人的に電子書籍リーダーには賛成です。別に「紙だから良い」とか「電子書籍だから悪い」なんてことはないと思います。最新のベストセラーから昔の名著まで電子書籍は揃っていますし、しかも紙の本よりも安く手軽に手に入ることが多いです。ただできればスマホやタブレットのアプリではなく、専用リーダーで読むのが好ましいです。アプリですと他のアプリの通知が邪魔になりますし、誘惑に負けてついネットサーフィンしてしまうなんてこともありますからね。
読解力や文章力が足りないと言われる中、まずは「本を読む」という基本に立ち戻ることが必要ですね。