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Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

夢と金

2024-08-12 14:11:28 | 本-その他
図書館から借りた『夢と金』を読了。
著者はお笑いタレントでもあり、絵本作家でもある、ちょっと変わった職業の持ち主。易しめの文章ですので、本をあまり読まない人でもとっつきやすいと思います。タメ口風に書かれているところもありますが、内容自体はまともです。
高級ブランドやライブの特等席など、なかなか手が届かないものでも売れるという理由が何となく分かりました。それをただ使うのではなく、ファンであるアーティストのためにと思って余分にお金を払ったり、ブランドを持つこと自体を楽しんだり。たしかに同じお値段のお店だったら、サービスや従業員さんの人柄が良いお店に行きますものね。
そういえば、スタバも同じことが言えると思うのです。コーヒーだったら自宅でインスタントコーヒーを飲んだり、100円台のコンビニコーヒーを頼んだりできますが、スタバだと多少お値段が高くてもお店の居心地とか店員さんの良さがあるから入る人が多いのでは?
私も時々漢字関連の本や漢字グッズを買っているけれど、殆どの人にとってはどうでもいいものかもしれません。でも、自分としてはそれだけの価値があると思うから、多少高くても喜んでお金を払います。
アニメの海賊版を見たりするごく一部の人がいますが、そういう人って本当のファンではないかもしれませんね。その作品や著者を心から好きであれば、応援の気持ちを込めて喜んでお金を出すでしょう。もしその著者に収入が入らなければ、作品を作れなくなりますからね。
それと、親は子どもにお金のことをもっと話してもいいと思います。たとえばスマホを持つ小学生も珍しくありませんが、一見無料に思えるコンテンツでもお金は回っていることを教えてもいいのでは?



ところで、子どもと一緒に歩きながらも「歩きスマホ」をする親を時々見かけますが、教育上に悪いと思います。若い人の歩きスマホばかり問題視されていますが、それが危険だとまず親が見本を示さないと。子どもは親の行動をよく見ているものですし、やがて大きくなった時に親の真似をして歩きスマホを始めるでしょう。最近では年配の人ですら歩きスマホをしていますし、ホント、気を付けましょうね。