Where there's a will, there's a way.

Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない

2015-07-15 21:07:41 | 本-その他
図書館から借りた『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない (PHP新書)』を読了。
著者は岡田斗司夫氏。最初は彼の名前を見てもピンとこなかったのですが、彼の略歴に書いてあった『いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)』を見て思い出しました。あの一時話題となった「レコーディングダイエット」で痩せた方だと。でも、最近の写真を見ると太っていましたが(汗)。
本書は非常に好き嫌いが分かれるところだし、私も「う~ん…」と思いますね。タイトルだけでも「ニートでもいいのか?」と疑問を持ってしまいますし、本書でもちょっと助長している部分も。本書では「本当にお金が必要か?」と投げかけていますが、やはり最低限のお金は必要でしょう。昔は主1人で何人も養ってこられたなんて書かれているけれど、今は学費などいろいろお金がかかります。妹だって姪と甥を私立中学校に入れさせたいからとアルバイトをしていますもの。就職だって1度はした方がいいと思いますし。

僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない (PHP新書)
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PHP研究所

ニッポンの規制と雇用

2015-07-14 21:09:54 | 本-その他
図書館から借りた『ニッポンの規制と雇用 働き方を選べない国 (光文社新書)』を読了。
タイトルどおり、本書は雇用問題について述べています。たしかに一度フリーターを経験すると正社員になるのは難しいですし、今までの雇用システムも問題がありますよね。
著者はかつて旧労働省に所属していたため、本書もちょっと公務員贔屓なところもあります。でも、パートの賃金問題や新卒一括雇用問題など、きちんと被雇用側の立場も理解している印象も受けます。新卒雇用も若い人材を育てる面としてはいいかもしれませんが、それから外れてしまった人はどうするのかという課題もあります。

ニッポンの規制と雇用 働き方を選べない国 (光文社新書)
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光文社

銀色のあしあと

2015-07-11 21:45:25 | 本-その他
図書館から借りた『銀色のあしあと (フォレスト・ブックス)』を読了。140ページ弱と薄いので、数十分で読み終えました。
本書は故三浦綾子氏と星野富弘氏の対談。当時が1988年と古いので、星野富弘氏の写真が若いこと。借りたのが文庫版だったのですが、カラー写真が豊富でした。
「貧しいものはさいわいです」は考えさせられました。現代は物質的には豊かになったけれど、何だか不幸せそうに暮らしている人が多いのが事実。たしかに星野氏は身体的には不自由ですけれど、本書を読むと事故後の方が与えられたことが多いと言います。
2人のお互いの結婚話も書かれていました。特に星野氏は満足に外に出られないから何故結婚できたのか不思議でしたが、ああいう出会いもあったのですね。

銀色のあしあと (講談社文庫)
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講談社

ひとりぼっちを笑うな

2015-07-11 21:12:58 | 本-その他
Kindle本『ひとりぼっちを笑うな (角川oneテーマ21)』を読了。
著者は何と蛭子能収さん。漫画家であることは知っているけれど、まさか漫画以外の本まで出しているとは見当もつきませんでした。TVを見ただけでは「へらへらしている」イメージがありますが、きちんと意見もお持ちなのですね。今までのイメージとは違った彼を知りました。
帯には「人づきあいって必要ですか?」なんて書いてあるけれど、本書を読むとどうも「一匹狼」でもなさそう。1人が好きだと言っておきながらも同じ趣味の人とは付き合っているようですし、「いじられ役」は嫌いではなさそうですし。
私は人づきあいが苦手で友達は少ないし、Facebookで繋がっている人も十数人です。知り合いの人と会うことも週に1回程度。でも、「断れない友達」がたくさんいるくらいなら、少なくても言いたいことを言い合える友達の方がいいのでは?
人はみんな違うことも当たり前なのですが、素直に受け取れないこともありますね。「個性」が強調されていますけれど、そうでなくても昔から同じ人はいないわけですし。自分の意見と違うからってイラッとするのも損ですね。
「勝ち組」も「負け組」も1つには決められないでしょう。有名な大企業に勤めているからと言ってそれが幸せであるかは限りませんし、フリーターだって夢を持って幸せに生きている人もいる。周りに振り回されないで生きたいですね。

ひとりぼっちを笑うな (角川oneテーマ21)
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KADOKAWA/角川書店

スマホチルドレンの憂鬱

2015-07-09 21:43:23 | 本-その他
Kindle本『スマホチルドレンの憂鬱(日経BP Next ICT選書)』を読了。
本書は小・中・高校生の子どもを持つ親なら読むべきだと思います。これだけ子どもとスマホの問題に対して真剣に向き合っている本ってなかなかないでしょう。
2人の小学生の子どもを持つ、妹と旦那さんにも読ませたいのですが、本書って紙版がないんですよねぇ…。無料のKindleアプリをインストールすればパソコンでも読めるから、ダメ元で勧めてみますか…。私立中学受験予定の姪と甥が中学生になったら絶対にスマホが必要になるでしょうし。
「スマホ中毒」だからって単純にスマホを取り上げるって無理な話。例えば「夜10時以降は使わない」とか「学校へは持って行かない」など、それぞれの家庭に応じてルールが必要でしょうね。
フィルターをかける方法もあるけれど、そうすると人気アプリ「LINE」が使えなくなるということ。「LINE」って便利なこともあるけれど、「LINE外し」などいじめの温床になっているし何とも言えませんね。
問題なのは子どもよりも親だと思います。親がスマホのことをよく知らないから、子どもも危険性などを知らないで「スマホ中毒」になってしまう。先ずは親がスマホの安全な使い方を知るべきですね。
スマホは利益をもたらしてくれる反面、犯罪など危ない面もあります。今一度スマホとの付き合い方について考えたいものです。

スマホチルドレンの憂鬱(日経BP Next ICT選書)
クリエーター情報なし
日経BP社

あなたの情報いくら?

2015-07-05 21:00:44 | 日記・エッセイ・コラム
図書館で『週刊ダイヤモンド 2015年 4/25 号 [雑誌]』を借りました。
特集は「あなたの情報いくら?」で、いかにも怖そうな内容。でも実際に怖かったですけれどね。
Facebookもけっこう個人情報が分かってしまっているのですね。タイムラインに友達になっていない企業の記事が出ていたりするけれど、あれって広告なのですってね。そこに「いいね!」とクリックすると、友達にまでその広告が出るとか。右側にも「30代の結婚」など、年相応の広告が出ていますし。
AmazonからもよくDMが来ます。例えばあるアーティストのCDを買うと、そのアーティストに関連したメールが届くとか。あれも購入履歴を見て、買いそうなものを紹介しているのですね。
Web関連だけでなく、Suicaやnanacoなどの電子マネーやポイントカードも個人情報を得ているらしいですね。年齢とか住所、行先、購入履歴など。私は家電量販店やドラッグストアなど、けっこうポイントカードを持っていますが…。
でも個人情報が分かってしまうからといって、現代ではこれらすべてを止めるわけにはいかないでしょう。ポイントカードで得をしたり、Facebookで暫く会っていない人とやりとりできたり、アプリやメルマガでお得な情報を手に入れたり。まさに便利と危険の隣り合わせですね。
ところで今年の秋から「マイナンバー」が始まるそうですけれど、危険はないのでしょうか?つい最近には年金機構の個人情報の問題がありましたから、不安は尽きません。

週刊ダイヤモンド 2015年 4/25 号 [雑誌]
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ダイヤモンド社

たった一度の人生だから

2015-07-04 21:20:25 | 本-その他
図書館から借りた『たった一度の人生だから (Forest books)』を読了。最近、本書の新版が出たそうですが、私が読んだのはオリジナルです。
医師の日野原重明氏と画家の星野富弘氏の対談。100ページに満たない薄い本ですので数十分で読み終わってしまいますが、なかなか考えさせられる本でした。星野富弘氏は中学校の体育教師でしたが、部活中の事故で首から下が動けなくなりました。当初、彼は生きている意味が見いだせなかったようで、聖書によってそれを見つけたということでした。もし事故に遭っていなかったら口で絵を描くことなんてありませんでしたし、彼によって励まされた人だってたくさんいますから。
私も30歳前で今の病気を患ってアルバイトを解雇され、その時は「自分が要らない人間」じゃないかと思いました。でも、神様は必要としているのだから私を創ったんだなぁ…。要らない人間なんて誰もいないんです。

本書が良かったので、『銀色のあしあと (講談社文庫)』を図書館のサイトから予約しました。こちらは三浦綾子氏との対談。英訳『Silvery trace』もあるようです。

たった一度の人生だから (Forest books)
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いのちのことば社

「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣

2015-07-02 16:48:13 | 本-その他
図書館から借りた『「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣 (アスカビジネス)』を読了。
本書は仕事を定時で終わらせるための50のアドバイスを書いた本。
「速い人」がプライベートを大切にしているのは意外かも。仕事とプライベートをきっちり分けた方が、その両方に集中できるのですね。その他美術館へ行ったり、本を読んだりするなど、教養も忘れてはいません。
それと体を動かすことはやはり大切なんだなぁ…。私のように太っていては絶対にダメ。最近はこれ以上太らないようになるべく歩くようにしたり、腕立て伏せ等自宅でも工夫していますが。きちっとしている人は健康管理もしっかりしていますね。
他人を気にしてばかりいるのも考え物ですね。ご機嫌を伺ってばかりいたら何もできませんし、自分と他人の考えが違うだけでイライラしますから。あぁ、反省…。
でもパソコンを毎年買い替えるのは無理があるでしょう。いくら新しいパソコンがきびきび動いて時間短縮とはいえ、毎年パソコンの為に何万(時には十何万)も支払うのは一般的な人には難しいです。

「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣 (アスカビジネス)
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明日香出版社

わが盲想

2015-07-01 16:47:41 | 本-その他
図書館から借りた『わが盲想 (一般書)』を読了。
「妄想」ではなく「盲想」のわけは、著者のモハメド・オマル・アブディン氏は目が見えないからです。本書はパソコンの音声読み上げソフトで執筆したとか。
本書は彼の来日から結婚までを書いた実話。彼は既に30代後半ですがまだ学生だそうで、随分長い学生生活を送っています。アルバイトでもいいから1度何処かの会社で働くのも良い経験になると思うのですが。
来日時は日本語もろくに喋れなかったのですから、実際は書いてあること以上に日本での生活が大変だと思います。でもこれが彼にとって良い刺激だったのでしょう。
大学生が1年くらいかけて就職活動をするのに疑問を感じているのは彼だけでないかも。制服のような個性のないリクルートスーツを着て。本来学生は学ぶことが仕事なのだから、もっと学業に力を入れるべきなのではと私は思います。就職活動は卒業後にゆっくりやればいいかと。
しかし、多少手直ししてもらったものの、彼の日本語の文章は上手ですね。もし私が英語で本を執筆するとしたら、たどたどしい英語になりそう(汗)。

わが盲想 (一般書)
クリエーター情報なし
ポプラ社