ゆきたんくの住んでいる松戸市。
市内の戦争遺跡はありとあらゆるものを取材した。
一つ、なかなか行くことがものがあった。
そのの前を通ること数十回。
行っても門が閉まっている。
そんな訳でだめなものと思っていた。
日本のために大切な命をささげた方に感謝したいのである。
なにかうまくいかないなぁ・・・
ところがそんな気持ちに火を付けた出来事が・・・
それからプスプスと燻っていたのである。
2018年12月23日である。
ゆきたんくは長野県の善光寺にいた。
あの善光寺参りの善光寺である。
その参道を歩いている時にあるものを発見した。
全国善光寺会だと・・・
これを見ていたら、千葉県のトップにあったのが松戸市の善光寺である。
「そういえば、行ってないや。」
思い出してしまったのだ。
この日から2年と7か月。
偶然のその時は訪れた。
用事の帰り、松戸善光寺の前を通ったら門が開いていたのである。
当時は近くにコインパーキングがなかったのだが、今はあり1台分空いていた。
迷うことなく車を停め、善光寺に向かう。
一礼して境内に足を踏み入れる。
松戸市五香にある善光寺。 → Map
戦時中、戦死された方、訓練中の事故で亡くなられたの遺骨が安置された。
遺族が引き取りに来るまでだが、松戸駅から片道6kmの道のりを歩いてこられたそうである。
現在のような街並みではなく、原野であったというから夜は照明がない中を歩かれたのであろう。
ある方はその家の大黒柱、ある方はその家の跡とりであったはずである。
残された家族の苦しみは大変なものであったはずである。
この供養塔に手を合わせたかったのである。