こどもの頃にみたアニメ「バビル2世」。
歌詞には「バビルの塔」とある。
しかし、漫画版にし「バベルの塔」と記されている。
「あの聖書に出てくる伝説の塔・・・バベルの塔・・・」
といった感じだ。
間違いなく、ブリューゲルのバベルの塔に関係があるのだろう。
旧約聖書の創世記に出てくる大きな塔
そこには実現不可能(神の領域に届こうとする高い建造物の建築)なことをしようとした人間が神の怒りを買うというシナリオがある。
一方バビル二世は5000年前に地球に不時着し、故郷に帰れないことを悟り地球人と結婚する。
いずれ自分と同じ体質を持った子孫が現れることを望み、バベルの塔を作らせ、三つのしもべを作り上げて託す・・・
「バベルの塔」の物語をアレンジした作品なのであるが、自分にとっては超能力少年の方が記憶に強いのである。
わざわざ旅行先の美術館で、自分の子どもの時の記憶が蘇るなんて。
うん、これは嬉しいことだと捉えておくことにする。
また、旅先で自分の記憶の地層に埋もれているものを発見したい。