伝えたんく

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伝来

2008-02-13 23:47:05 | Weblog

徳川家康の墓(ご宝塔)

栃木県日光市 東照宮内

  前に、インドネシアのボロブドゥールと奈良県の頭塔の共通性について述べた。  今日は、徳川家康の墓と、ボロブドゥールの円壇部分にあるストゥーバについて述べたいと思う。 ストゥーバとはハンドベルのような形をしていて仏舎利(仏陀の骨)や遺髪をまつった建造物のことである。日本では卒塔婆とはお墓にあげる細長い木の板と言えば分かるだろう。

ボロブドゥール(インドネシア…ジョグジャカルタ)

中央の大きいのが大ストゥーバ

左右に見えるのがストゥーバ

 

 段々に積み上げたところや、屋根こそついてはいるがストゥーバに形の似ている徳川家康のご宝塔は東照宮で一番高い所にある。ボロブドゥール、頭塔、宝塔の共通しているところである。

頭塔(奈良県高畑町)

 南東から見た修復中の頭塔である。構造が分かりやすいだろう。大本はインドからなのであろう。

 

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2 コメント

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Unknown (たくあん)
2008-02-14 00:06:55
きっとみんなどこか関連性があるでしょうね。
狛犬だってエジプトのスフィンクスから来てるようですしね。
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なるほど (ゆきたんく)
2008-02-14 00:15:28
よく考え見ると、中国の唐獅子も名刹の入り口あたりに一対でいますよね。
狛犬がスフィンクスから来ているのは初めて知りました。アジアの大陸が大昔はつながっていたそうですからかつては伝わりやすい環境でもあったんですね。
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