これも、2019年2月17日の取材である。
よくぞ、地上ものを残してくれたというか、残ってといたという気持ちである。
戦後80年近くになると、管理していない地上も物は朽ち果てる傾向にある。
もっとも、ここも完全な形ではないのだけれど昔の姿を彷彿とさせてくれるのは戦争移設ファンにとってはありがたい。
館山海軍砲術学校跡地(炊事場) → Map
レンガ造りの建物で、入口にコンクリートのアーチがある。
このような意匠を見ると、胸がわくわくする。
かなり広い施設の敷地の中に残されているが、周囲は田畑で民家もあり、地下に住んでいると人にとってはどのような思いなのか。
調べたみたら、平和教育のNPO団体が活用しているとのこと。
煉瓦はイギリス積みであった。