伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

心落ち着く8…ラスト

2015-10-21 23:22:32 | 

ライムストーンの家。

これを見ると心落ち着くということで始まった「心落ち着く」の最後の投稿だ。

初めて意識したのはコツウォルズではない。

「ライムストーン」とか「蜂蜜色の家」とか言う言葉を知らない時に、すでにその建築物を見ていたのである。

それから、この色が頭の中に住み着いた。

まずは先日の投稿のウッドストックから東へ3.4km行った場所にある教会だ。

やはり家の建材としてライムストーンを使っている。



シップトン・オン・チャーウェルにあるホリークロス・チャーチ → Map

 

 
お墓も芝生の中にあって綺麗。 墓石もライムストーンかな・・・


 さて、話を最初に戻すが、2枚目の写真の中に、初めて意識した建物が写っている。

後姿なので、正面からの写真を載せよう。


 


シップトン・マナー(2011年12月) → Map


 オックスフォードの中心から北へ直線で11㎞。

シップトン・オン・チャーウェルという村がある。

そこに16世紀から建っている領主の館である。

この「領主の館」のことをマナーハウスと呼ぶ。

この建物は1995年まで、ヴァージン・マナー・スタジオという名前で機能していた。

ゆきたんくのフィバリット・アーティストのマイク・オールドフィールド氏のソロデビューアルバム「チューブラーベルズ」が誕生した場所である。

日本人では、平成元年ごろに大ヒットを飛ばした4人組の「たま」がここでアルバムのレコーディングをしている。

マイク氏の何で知ったかは忘れたが、とにかく最初に見たライムストーンの建物が旧ヴァージン・マナー・スタジオなのである。

最初に訪れたのが2003年8月9日。

熱波の最中で気温は40℃近かった。

いろいろ探したが見つからない。

この辺りで一休みと車を停めて車外に出たが、暑いのですぐ木陰に入る。

ふと後ろを振り返ったら目に飛び込んでしたマナーハウス。

その時の写真がこれである。


 


旧ヴァージン・マナー・スタジオの建物(2003年8月)


 何かホッとした。

やっと見つかったこと。

30年の夢がかなったこと。

いろいろと重なったが、建物の色が優しかったことも大きいだろう。

そう、詩人、ウィリアム・モリスがイングランドで一番美しい村と言ったビブリーの建物の色。

ゆきたんくは、それをシップトン・オン・チャーウェルで初めて見たのである。

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