写真は千葉県野田市にある山崎貝塚である。
良く整備されており、解説板や休憩に使える東屋などがある。
北東の解説板からは、貝塚が一面に広がっている様子を見ることができる。
解説板からの眺め
解説板(案内図)である。
楕円に近い形をしている。長径170m短径145mの大きな貝塚である。
流山街道という幹線道路を挟む形で竪穴式住居があるという話を聞いたので、この管理された場所よりもさらに大きかったことがうかがえる。いたずらに立ち入る者など無く、いつ見てもきれいな史跡だなと感心する。他市では草がボウボウ生えていたり、解説板へのいたずら書きがそのままだったりするのを見たことがある。
一方、同じ野田市でも清水公園脇にある、「野田貝塚」は場所を示す標柱のある場所が貝塚だったことが分るのに、少し間があった。山崎貝塚のような見栄えのつもりでいたからだ。まして同じ市である。標柱の近くに貝殻のようなものが落ちているが人が平気で足を踏み入れることができる感じなので原型は崩れてしまっているであろう。
寂しいかな、野田貝塚