花より団子ではなかったが・・・
また同じ過ちをしたゆきたんくである。
場所はエルツ城。 → Map
周囲を濠に囲まれたような地形の真ん中に建つ城である。
城までの通路は急坂で走ることは叶わない。
走ったら最後、加速し過ぎて停まれないのである。
その通路の一部がこちら。
かなり急である。送迎バスとすれ違う。
N氏の提案で行きは歩き、帰りはバスを使うことにした。
その方がエルツ城の臨場感が味わえるとのことだった。
実際に歩いてみて、この城が自然の地形を利用した攻めにくい場所にあることは十分に体で理解した。
正面ゲートまでも急坂である。
同行の友人は一人が車いすの方である。
その車いすは進行方向とは逆向きで背中の方から進むほど急な坂であった。
さぁ城に着いた。
問題はそこからである。
N氏は基本的には、観光も食事も一緒にはいない。
会社の規定があるそうだ。
中に入ってからの疑心暗鬼。
写真撮影は可か不可か。
外観はたっぷりと撮ったのだが、内部はほんの少し。
遠慮がちに撮った写真の一部がこれ。
初めての者には通りにくい構造の階段
ある部屋の椅子。サッと撮ったためピンボケ。
帰国してから調べ物をしたら、ネット上には写真がわんさかあるではないか。
やっちまったなぁ。
某修道院で、坊さんと話し込んだ時に、神様の前で禁止されてることをする人がいるのが困ったもんだと嘆いておった。
この城個人の持ち物を財団が管理してて、写真も自分たちで管理してるのです。
私は、そういう場所の写真が載ったブログを見るたびにやりきれない想いになります。不特定多数に他人の財産を公開することは大きな罪であると思います。
「不特定多数に他人の財産を公開することは大きな罪」ということを心に刻んでおきます。
長崎の天主堂等には、「堂内の撮影は禁止です。心のフィルムに残して下さい」とありました。
様々な場所を訪れる時、「写真撮影の制限はありますか。」と聞くのですが、ここでは聞きませんでした。
アーヘン大聖堂では、写真撮影する時には、お金を払えば可ということでそばにいらした神父様に支払いをし、カメラにシールを貼っていただきました。行く先々でルールはあるものと心得、気を付けて行動したいと思います。どうも有難うございました。