千葉県野田市に、地図に載っていない公園がある。
地図とはいってもmapfanでの検索だ。
それで載っていないのは珍しいことだ。
「ちず窓」では載っていたので、少し安心した。
いきなり物騒な書き出しである。
この公園は、野田に点在する「成田道」の取材をしている時に見つけた。
公園の奥の方に塔のようなものが見えた。
公園入り口らしいところに、御影石の柱があった。
何かあるような気がしたので、そこに車を止め、公園に入った。
これが公園の正門部分、何か・・・
最初の写真にあるが、確かに遊具はある。
しかし休日(2005年9/18は日曜)の午前11時ごろに誰もいないガラガラの公園というのも何か怖い。しかも周囲は住宅地である。
まぁ、この書き方は自分本位でこの辺りにお住まいの方が見たら、怪しい所の住人と解釈されてしまうかもしれない。たまたまそういう人がいない状況の中で、塔のようなものを見たからだろう。
塔は慰霊塔であった。いつのものだろうか。
塔は周囲を鉄柵で囲まれ、それ以上近づくことはできなかった。
従軍記念碑があった。希典と読めるぞ。
近くに従軍記念碑があった。
そこには希典書ともあった。
日露戦争の英雄、乃木将軍とか乃木大将とか呼ばれ、誰もが知っている方だ。
明治天皇に夫婦で殉じたことは有名である。
日曜に誰もいない公園をたまたま覗いたら、貴重なものを見つけることができたのである。
公園から江戸川方面に進んだところにある香取神社ですが、ここの献燈もユニークなもので「大正七八年戦役紀念」のものです。つまり、シベリア出兵から復員されて献上されたものらしいんです。
写真などはミキシィの「戦争の遺構、戦争遺跡(戦跡)」のコミュニティの http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=18628462&comm_id=96311 に載せてあります。
ちなみに、最新記事は上矢切の神明神社です。
その生い立ちはユニークなものもあります。
今度見に行きますね。