伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

リベンジ水閘門

2023-08-23 23:00:37 | 言いたんく

 埼玉県さいたま市にある史跡の訪問である。

 見沼通船堀という、水閘門での実演を見学した。

 実は4回目の訪問である。

 1回目は長男のハンマー投げのコーチをしに大学まで行く途中に見つけた「鈴木家住宅」に目を奪われたのである。2006年9月23日のことである。この時は見沼用水と、使用された船や掲示資料をみただけであった。

 2回目は、この見沼通船堀とスエズ運河、パナマ運河の作りが関係しているということで見に行った。前回の訪問から16年後の2021年1月30日だ。

 芝川と見沼通船堀東側西側に水位差3mの所を船を通すための設備があった。

 そして3回目は、1年後2の022年1月8日に訪問した。

 西側の水閘門工事が終了していた。

 その時に、夏に実演があることを知った。

 もっともコロナ禍だったので、ここ2~3年は見合わせていた訳だ。

 しかし実演のある8月23日、職場の研修日ぶつかったので断念した。

 その1年後の2023年8月23日、思い出して実演予定を調べたら8月24日だということで、行くしかない状況であった。

 

行った(笑)



竿で漕ぐ船である。


奥に見える水閘門に板が張られ、水が溜まって水位が上がっていく。


 手前が見沼代用水東縁、奥が芝川である。

 水位約3mの差を二つの水閘門で約1m40×2で調整し川から川へ移動する。



実演が終了し、板を外すと水位は下がり、船は川岸に乗る。


斜めの水路や水閘門に水の跡が見える。これだけ水位が違うのだ。


世界的に有名なパナマ運河は1914年に開通、スエズ運河は1869年に開通している。

見沼通船堀は1731年開通の世界最古級の水閘門である。

岡山県岡山市にある倉安川吉井水門は1680年は築造とされている。

学術的な調査や論文の作成、その後の申請等があれば、日本最古の水閘門とされると思われる。

今のところ稼働していている最古のものは見沼通船堀と言ってようのではないだろうか。

パナマ・スエズの100年以上前のものである。

日本人として嬉しいことではないか。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« これも久しぶりのルーティーン | トップ | 新選組隊士の気分。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

言いたんく」カテゴリの最新記事