さて、地元の松戸シリーズ(笑)
かつての宿場町松戸駅周辺。
それにかこつけて宿を探してみる。
探すといったってインターネット検索ではなくて目に入るかどうかだ。
自分の目を頼りにホテルを探す。
何かラブ・ホテルが多い気がする。
そして結論。普通ホテルとして確認できたのは、千壇家さんだけである。
しかたがないのでインターネットのお世話になる。
松戸駅東口に数件見つかったが、自分の目で見た覚えが無いホテルばかりだ。
そして松戸駅西口の千壇家さんは、なんと旧名であった。
現在では「センダンヤ松戸シティホテル」と呼ばれているのだそうだ。
宿場町松戸はとっくにその使命を終えていたことに今更ながら気付いた。
そして現在まで残っている旧千壇家さんは、かつては新撰組局長の近藤勇が泊まったというのだ。
センダンヤ松戸シティホテル入り口に建つ道標
そして、道標の解説板。
道標解説板
解説板にはこう記されている。
松戸の宿 千壇家
江戸末期の創業で、幕末に新撰組組長近藤勇が下総流山に赴く途中滞在した歴史的にも由緒ある宿です。
道しるべ
この道しるべは大正末期根本川岸道路改修事業が行われたときに建てられたもの
江戸から水戸街道を下り葛飾橋を渡ると松戸宿です。
松戸根本で坂川にかかる松ノ木橋を渡り坂川に沿って流山街道に出て野田に通じる道と一方平潟遊郭を出て江戸川の小向渡し(百姓渡し)に至る道の分岐点が千壇家でした
そうかぁ、近藤勇が泊まったのか。
でも流山に行く前だから、彼の人生の最後の方だな。
傍には平潟遊郭があったのか。だからラブホテルも多くて不思議はないか(笑)