ゆきたんくの住んでいる松戸市には千駄堀という場所がある。
周囲が4~5kmの台地に囲まれた自然が豊かな湿地であったという。
今では松戸市博物館、県立西部図書館、21世紀の森と大型の施設が多数建設された。その低湿地帯の面影を残しているのが千駄堀池を囲むように広がっている、「光と風の広場」、「みどりの里」、「自然生態園」だ。
奥に見えるのが「光と風の広場」
平日は幼稚園、小学校の学校行事で賑わい、休日は家族連れが多い。その置くにはキャンプ場がある。
「光と風の広場」が見えてきた。
人が多くみられるのがここで、その他の場所はあまり人がいるのを見たことがない。
「みどりの里」には様々な草花が植えてあり、季節ごとに様々な色合いを楽しめるようにできている。しかい、南東部は山になっており草が深くなってくる。
緑の里、山と低湿地部の境界部分
そしてその山の部分には、「千葉県の戦争遺跡をあるく」で初めて知ったのだが、いくつかの塹壕も見られる。なぜこんなところに塹壕を造ったのかは定かではない。しかし、近くを鉄道第二連隊が作った軌道が通っていたところを見ると戦争物資の積み下ろしの訓練をしていたのではないかと想像できるのだが・・・。
かつて人が出入りすることのなかった低湿地帯は、土地の改良も行われ、静かに賑わっている。
そこの真ん中を割るように通っている道路は松戸北部市場と八柱霊園を結んでいる。当分の間、メジャーな場所になることはないようだ。