港区郷土歴史館に行って来た。
ここは建物自体が史跡と言っていい場所だ。
着くなり、建物の中をしっかりと見学する。
その外観は素敵である。
港区郷土歴史館の建物正面 → Map
東京大学建築学科教授の内田祥三(よしかず)氏により設計され、昭和13(1938)年に建設された旧公衆衛生院として使われていた。
内部は講堂や教室・研究室があり、当時の意匠などが残されている。
すばらしいものがたくさんあったので、全部紹介したのだが、それは「幸たんく」の旅編におまかせする。
建物の外観を支える意匠はタイルである。
タイルに刻みを入れている。
このタイルで建物全体が包まれているのである。
煉瓦ばかりではなく、このような意匠も遠目と近目では全く違うように見えるのである。
当時の建物をリユースという形になるが、地域の資産として残しておくことはベストな方法だと思う。