伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

歳を取ったら

2008-06-12 23:49:27 | Weblog
 前は考えたことがなかったことを、このごろ考えることが多くなった。このごろ実感していることは、体力の衰えである。加齢によるものなので仕方はないが、今まで体力的にできていたことが、いつの間にかしんどくなっていることがある。 先日筑波山に登った。女体山の方だったので険しくはないほうだが、疲れが出て、抜けるまでの間に1週間もかかってしまった。 不思議なことに、今まで馬鹿にしていたわけではないがあまり聞かなかったヒーリングミュージックなるものを聴いて体の疲れが取れたり、ちょっとした栄養剤を飲むだけで調子が良かったりする。  よく、おばあちゃんが縁側でお茶をすすりながら日向ぼっこをし、そばで猫が丸くなっている、その風景だけでも気が安らぐようになってきた。  また、かつて旅行した場所の写真を見るだけでも、気持ちが安らぐことがあることを感じ始めたのだ。  そして、自分の中の一番がイギリスはコツウォルズのビブリー(バイブリー)だ。マイサイト「幸たんく」や、ここで記事にしたことがある場所である。1枚目の写真は、ナショナルトラストが管理しているアーリントン・ローという13世紀から時間が止まっているようなところである。この建物の中では地元の人が生活をしているのだ。


コルン川沿いの住居

 この写真はビブリーのメインストリートとアーリントン・ローを結ぶ通りからビブリー村の住居を写したものだ。緑の中に西日に照らされた蜂蜜色のライムストーンが映えている。そしてアーリントン村とビブリー村を分けるように流れるコルン川にはいつも鴨が泳いでいる。


アーリントン・ロー

 アーリントン・ローの最西部分で旅行誌などに載ることの多い場所である。芝の中に、細い通路が印象的である。この時間がゆっくりと流れている場所で晩年をすごせたらなんと良いことか・・・。  歳を取るまでに、ロイヤル・イングリッシュが話せたらいいなぁ。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 弁財天 | トップ | 勾玉 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
加齢 (中野跳輔)
2008-06-14 00:41:10
ぼくも疲れが取れません。
いつまでも、自分の体力を過信してはいけないようです。
広島旅行の疲れも回復するまで1週間かかりました。

しかーし、精神的にはいつも柔軟な対応が出来るように、若々しくありたいと思っています。
ぼくの場合、思いこみが激しい性格らしく、脳も老化しやすいとのことでしたので、360度の精神的視界をもって世間に接して若さをキープしたい。

が、鼻毛の白髪、おひげの濃さ、変なところに毛、、、と、明らかに歳は取っているようで・・・。
顔は若いんですけどねー。
返信する
若さ (ゆきたんく)
2008-06-14 20:04:01
顔は若い・・・・
うん、うらやましー
360度の精神的視界ですか。
私は30度くらいかなぁ。
思い込みですか。
私の脳は老化しているなぁ。

さすが、兄弟、
性格が似ているかもしれない。

体力も過信しているし。

柔らかく物事を考えてこだわらないことがいいですね。ビブリーはそんな環境に近い場所だと思います。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事