夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

散歩の途中、古本屋で・・♪

2005-11-07 18:08:00 | 定年後の思い
郵便局に小用があったので、秋晴れの中、出かけた。
何かしら郵便局の人達は、元気がない。
郵政民営化の影響下かも知れないが、明るく元気を出してほしい、と思った。
少なくとも民間会社は、ここ十年間はそれぞれの方が、痛みを感じ、通り過ぎてきた・・。

この後、散歩を兼ねて、遊歩道や住宅街を歩く。
古本屋があったので、入ったが、好みの世界だったので、あちらこちらの本棚の前にたたずむ。
私は、小説・随筆、一般教養書はもとより、映画・音楽の専門雑誌が好きなので、
時間がたつのが忘れてしまう・・。

通常の本屋の書棚から、淘汰され、この中のほんの一部が、
古本屋に置かれている。

『大唐帝国~中国の中世~』 宮崎市定・著作 
『江分利満氏の酒食生活』 山口瞳・著作
『文藝春秋~二人で旅を~』臨時増刊号

三冊を買い求める。

買いそびれたり、うっかりして知らなかった本ばかりである。

今、クラシックの名曲集を聴きながら綴っているが、
美の旋律は聴いていると、世間の政治・軍事・外交の諸問題は、遠い彼方のように思われる。
例えば、アルビノーニのアダージョを聴いたりすると、
まぎれない美に触れ、
国内、国際問題など忘れさせる、美の底力がある。
簡潔に表現すれば、美は時代を超越する、ということです。




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秋晴れの朝・・♪

2005-11-07 08:22:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、昨日のどんよりと曇った肌寒い日中で、
夕方から夜の間に雨が強く降った。

今朝、六時過ぎに目覚め、庭先に立つと、黒土はしっとりと濡れ、
樹木も雨露を湛(たた)えていた。
そして花梨の黄色く色付いた実がひとつ地上に落ちていた。

新聞を取り込み、煎茶を淹れた後、
新聞を精読するが、政治・外交・軍事・スポーツ欄は、最近は興味が薄れた・・。

経済・社会・文化欄を読めば充分という心境になっている。

東京の郊外は、本日の日中は25度まで上昇し、秋の晴れ渡った長閑な一日となりそうです。
暦の上では、立冬であるが、こうした狂いは年を重ねると歓迎する。


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