夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

晩秋の夕食のひととき・・♪

2005-11-27 18:00:00 | 定年後の思い
日暮れが早くなった晩秋、
夕食の時は純米酒の辛口を呑みながら、
家内とあれこれ話している。

昨夜は、カレンダーを観て、
『今年も色々な所に、行ったね・・』と私は言ったりしている。

『今年は特に変わったのは、雪上車にも乗ったわね・・』と家内は言った。

二月の時、蔵王の遠刈田温泉に滞在している時、
雪上車に乗り、宮城蔵王から樹氷めぐりをした。
頂上近くで、雪上車から降り立ち、
樹氷を十数メートル目の前で観たりした。

風が吹き、雪が横に舞っている中、
雪の上を足元が不安定の中であったので、
とてもデジタル・カメラの撮影どころ騒ぎでなかった。

その後、4月の中旬に東北南部の桜めぐりに行った時、
山形側から蔵王の高原ホテルに泊まった時は、
ロープウェイからホテルまで雪上車で行ったりした。

このような他愛もない話ができるのは、
旅の想い出のひとつである・・。



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爽やかな秋晴れ・・♪

2005-11-27 14:47:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、昨日に続き、爽やかな秋晴れの朝です。

紫式部の実を深みを増しており、葉も黄葉に色付いてきた。
花梨の実も、今年は台風が少なかった為か、黄緑色で十数個残っている。
あと数週間過ぎると、この実は黄色いに成熟する。

昨夜、日中に庭の樹木の剪定し、
夕食後、眠くなり布団にもぐりこみ、本を少し読んでいたら、寝付いてしまった・・。

深夜の二時頃に目覚め、このブログの私の日記を読む。
昨年の今頃、どの様に感じて、日々を送っていたか・・。
家内の父が亡くなり、定年退職、これに関連する家内の国民年金、健康保険、年金の手続き、金融関係の見直し、定年退職の礼状といったように、
慌しい日々が続いていた。

そして、まもなくブログの世界を知った。

こんなことを考えたら朝の四時過ぎになってしまい、
再び布団にもぐり、朝の六時に目覚めた。

こうして不規則な朝を迎えた。

秋晴れの陽が眩しく、のんびりとした状態でパソコンに向かっている。


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最後のおせち料理・・♪

2005-11-27 13:56:00 | 定年後の思い
昨夜、家内とここ10年の出来事を夕食の時、話し合ったりした。

今日の午前中も、この話し合いが続いた・・。

私の母が生前の時、おせち料理が想い出された。

私の父は小学校二年の時、死別されたので、母の手で育てられた。

私が結婚をし、遠方に住んだ後、
私の実家に近くに家を構えたのは、昭和53年の春だった。

この年の暮れになると、家内はクリスマスを過ぎた頃から、
おせち料理の食材を買いに行っていた。

おせち料理といっても、東京の郊外に昔からある品を取り寄せ工夫して、
煮たり、焼いたりして5日程かけていた。

私は大晦日の午後、母の住んでいる所に毎年届けていた。

或る時は作務衣に半纏を羽織って、足袋を履き、下駄で出かけ、
四合瓶を途中で買い求め、
母の宅でおしゃべりをしながら、持参の純米酒を呑んだりした。

母は話すことが好きであり、私も血筋を引いているので、
話題がつきることなく午後の数時間を過ごした。

私の家は、家内の両親が年末・年始にお年取りで来宅し、
最低一泊二日で来宅して頂いている。

母から、家内の両親の土産を頂き、私は夕暮れに帰宅した。

そして家内の両親とで、お年取りをして、新年を迎えた。

新年の二日に、長兄宅で母を囲み、親族で新年会を祝った。

このように毎年変わる事なく、平成八年まで続いた。


この三年前から、母は入退院を繰り返していた。

平成九年の暮れ、私は風邪をこじらせて、
年賀状を何とか書いた後、寝込んでしまった。
大晦日の午後、家内が私に代わり、
母の宅におせち料理を届けてもらった。

その夜、母は体調が悪化して、救急車で病院に入院した。

長兄宅の新年会は、初めて母の欠席の元で行われた。

そして、母は二週間後、亡くなった。

この後、我が家では、おせち料理は作らなくなった。

家内と二人だけで、年末から新年にかけて、
旅行に行ったりしている。

昨年の秋、家内の父が亡くなり、
家内の母が一人住まいとなったので、
年末から来宅してもらい、
おのおの好きな料理を五、六品づつ、家内が買い求め、
省略したおせち料理の代用としている。






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晩秋の朝・・♪

2005-11-27 08:28:00 | 定年後の思い
朝、七時頃に煎茶を淹れている時、台所のドアを開け放ち、外気を取り込んだ。

花梨の樹木に朝の陽射しが差し込んで、
小鳥達十数羽戯れていた。

枝についている虫を食べているのが、
さえずりの声を上げながら、
枝と幹の間を動き回っている。

花梨の実はたわわに大きくなっていて黄色に色付き、
ほのかな甘い香りをたてているのだが、
可哀想だが小鳥達も食べることは出来ない。

その後、小鳥達は朱色に色付いたもみじの樹木に移り、
さえずりながら朝の陽射しを浴びている。

このような情景を観て、一煎目のお茶を頂いている。
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