夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

改めて、キャミソールよりブラウス・・♪

2007-08-24 21:34:00 | 定年後の思い
一昨日、駅前に出た時、数多くの女性とすれ違ったが、
様々に服を身に着けているので、暑さのためが幻惑させられたりした。
キャミソールとかタンクトップを身に着けているので、
目のやりばに困ったりしていた。

高校生の女学生が制服で歩いてきた。
白の袖襟付きのごく一般のブラウスであるが、颯爽と歩いて折、清々しさを感じたりした。
そして、私なりにちょつと可愛い子と思え、ときめきを感じたりしたのである。

キャミソールの場合は、下着のスリップを連想してしまい、
部屋着としてはよいが、外出先では、どうかしらと余計なことを思っている。

その点、ブラウスの場合は、内面からほのかな色気が感じ、ときめきを覚えることが多い。

大人の女性は、ご自分の女性としての魅力を大切にして欲しい、
と思っているのである。

年を重ねた62歳の私であるが、暑さのために少しボケてきたのかしら、
と思いながら、駅前の大きな樹木の下でたたずんでいた。


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『本日の主役は、僕なのですが・・』・・♪

2007-08-24 09:37:00 | 定年後の思い
私が結婚したのは、昭和51年の春だった・・。

結婚式の1週間前、
『やはり・・貴方・・羽織(はおり)、袴(はかま)にしなくては・・おかしいわよ・・』
と母は私に言った。

私はサラリーマンの5年生であり、和服を身に付けた少なく、
着慣れたスーツの代わりに、黒の礼服を着れば良いと思っていた。


結婚式の当日の朝、式場の着付け室で私と兄が着付けをして貰い、
3人の中年の女性が着付けをはじめてくれた。

兄がこの中のリーダー各と思われる人に寸志を手渡していた。
『お兄様・・良いお召し物で・・
やはりある程度以上のものですと・・』
とこの女性の方は、兄の衣装を誉(ほ)めちぎっていた・・。
兄は旧家であったので、日頃から着慣れて折、高価な紋付の羽織と袴を持っていたのである。

私の方は、借り物の《やや良い》の部類で、昔の通信簿だと『4』程度であった。

しばらくすると、兄の着付けに3人掛かりとなって、
私の方は誰もいなくなった。

『本日の・・主役・・僕なのですが・・』
と中年の女性達に聴こえる程度の小声で私は言った。

『あらぁ・・ご免なさい・・そうでしたわねぇ・・』
と2人の女性がきて、私の着付けをはじめた。

『主役の貴方・・スラっとしたお方ですので・・
タオルを当てましょうね・・』
とひとりの方が言った。

私はこの頃は、体重は56キロ程度で、身長は170センチであった。

その後、私のお腹周辺にタオルを2枚あてがって、着付けをしてくれた。

着付けが終わると、私を鏡の前に導いて、
『お似合いですわ・・』
とリーダー各らしい女性が言った。

私は不馴れな羽織、袴はそぐわなく落ち着きを失った上、
明(あき)らかに誉めたおされていると感じ、
『兄貴・・俺・・先に出て・・煙草を喫っているよ』
と私は兄に大きな声で言った。






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処暑の時節にふさわしく、朝涼となり・・♪

2007-08-24 07:32:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、微風が吹く中で、朝を迎えて折、清々しい空気につつまれている。

昨日は久々の1日の雨と予測されていたが、
朝の9時過ぎには止んで、薄日となり、昼下りには快晴となったが、
30度前後であり、風の吹く過ごしやすい1日であった。

夜のひととき、玄関庭に下り立つと、
夜風が吹いて折、この時節は古人から処暑(しょしょ)と称され、
改めて実感したりした。

旧暦に於いては、暑さが止むと云われているが、
新暦の今日では朝夕は涼しく感じられ、日中の残暑があるが、
過ぎ去った一時のピークを思い浮かべれば、
それなりにと受け止めることが出来る。

尚、私の住む街は、朝は24度で日中は快晴で34度前後の暑さとなるが、
8月初旬からの猛暑を振り返れば、笑って過ごせるのである。

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