夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

嬉しい限りであるが、困る時・・♪

2007-10-24 18:28:00 | 定年後の思い
午前中のひととき、私は『誕生日健診』の帰路、
何時ものように家内から手渡されたスーパーのチラシで、
家内の赤丸のチェックした品々に基づいて、
何時も利用しているスーパーに寄った。

私は胃がんの健診で苦手なバリウムを飲んだ身であり、
お腹の具合が不安定なのであったが、私なりの年金青年の責務のひとつとして、
何時ものように買物をした。

ティシュ・ペーパー5個入りでワンパックを2パックを含め食料品等を買い求めた後、
レジ売り場で、
『2000円以上、お買い上げの方は・・
あちらで抽選会をしていますので・・どうぞ・・』
と云われた。

私は抽選会の場所に行き、私の前の若きご婦人が、
手で回転させる抽選器具を回転させて、ひとつの玉が出てきた・・。

『奥様・・残念でした・・』
と店員さんから、ポケット・ティシュを手渡しされていた。

私の順番になると、
『4000円以上・・お買い上げですので、
2回・・廻して下さい・・』
と店員さんは私に云った。

私は一回目を廻し終えたら、先程のご婦人と同じような色の玉であった。

そして、二回目はどうした訳か判らないけれど、
違った色合いの玉が出てきた。

店員さんは微笑みながら、
ポケット・ティシュをひとつ、そしてティシュ5個入りのワンパックを手渡たされた。

私は籤(くじ)運は弱い方であり、最低賞から幾分上の賞で幸運と思ったが、
ティシュ2パック買い求めた上、1パックを抽選で頂けたが、
3パックを手持ちするには多すぎるのである。

私は左手に食料品など、右手には3バックのティシュ・ペーパーを提げて、
午前中のおだやかな秋日和を陽射しを受けながら帰宅した。

『XXちゃん・・健診の帰りの買物・・
思いがけない品を頂いたよ・・』
と家内に苦笑しながら云った。

家内は私が提げてきた3パックで計15ケースのティシユ・ペーパー箱を見て、
最初は驚いていたが、
私の事情を聴くと、
『それは大変でしたね・・でも、助かるわ・・』
と声を上げながら、笑っていた。

尚、抽選の特等賞は、新米10キロと明示されていたが、
万一、該当したら、持ち帰るのは非常に困るので、
人生はたえず適度な微笑みがある、と私は思っているのである。


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されど、誕生日健診・・♪

2007-10-24 12:07:00 | 定年後の思い
私の住む調布市では、満60歳以上になると、
毎年、健康診断が行われる。
誕生日の月と翌月までの診察可能な期間であるので、
『誕生日健診』として親しまれている。

基本の健康診査として眼底検査、血液検査、胸部のレントゲン撮影、心電図の検査等である。

そして、希望者に限り、胃がん、大腸がんの検診を受けられ、
女性の場合は子宮がん健診も受けられる。

60歳未満の市民は、5年間毎となっている。

私は昨年の62歳より、この市の『誕生日健診』を受診して折、
それ以前は会社に勤めていた健康診断を利用していた。

私が受診の際、胃がんの健診が最も苦手である。
前夜の9時過ぎから、飲食は禁じられているので、水分が取れないのが辛いのである。

そして、バリウムによる胃の直接撮影なので、
バリウム自体美味しくなく困るのである。
その上、診察台に乗り、仰向け、うつ伏せ、と云われても、
幼児の頃から苦手な私は戸惑うのである。

年に一度なので、軽い拷問と思い、何より自分の身体の健診なりで、
何とか耐えているのが正直な時である。

今朝から私は病院で受けてきたが、
胃がんの健診を終えた後、
口の周辺がバリウムの白さで少し汚れていた・・。

私は幾つになっても馴染めない検査であるが、
病院に関しては、余りお付き合いしたくない、というのが本音である。

こうして綴っていると、女医のアシスタントの若き女性の微笑と淡いピンク色の制服が浮び、
容姿も素敵だった、余計なことを思ったりしている。


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