夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ときには、運勢も・・♪

2007-10-05 19:08:00 | 定年後の思い
家内が夕食の料理の前のひととき、
読売新聞の夕刊を読んでいた・・。

家内が突然声を上(あ)げて、
『家族の世話大切・・家事の協力・・』
と私に向かって読み上げたのである。

『これ・・今週のあなたの運勢よ・・』
と家内は微笑みながら言った。

私達夫婦は、子供に恵まれなかったので、夫婦2人だけの生活を30数年過ごしている。

私の退職後の生活は、国内旅行の共通趣味なので、
ときおり私共は日本の四季折々を訪れているが、
日常の生活は互いの趣味を尊重している。

その上で、私は買物と庭の手入れを担当し、そして茶坊主をしている程度で、
家内に家事全般の料理、洗濯、掃除などをまかせているのである。

家内は私が元気なうちはよいが、
万一の場合は洗濯と掃除程度は覚えていたほうが・・
と年に数回程度言われたりしている。

『そうだよね・・』
と私は言いながら、私は家内にまかせて、ここ3年となっている。

いずれはどちらかが、片割れとなるので、私は微苦笑しながら返事をしたりしているが、
果たしてこの先は・・と年に数回程度、真面目にため息したりしている。


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私なりの本屋、古本屋、そして図書館・・♪

2007-10-05 11:26:00 | 定年後の思い
私はサラリーマンを卒業して、年金生活の3年生の身であるが、
高校生の時代から、こよなく読書をしている。

私の日常は、買物と散策をし、ときには庭の手入れをする程度であり、
趣味として、読書と映画鑑賞、そして音楽を聴くことで過ごしている。

若い時に映画青年の真似事をした時代もあったので、
昨今はVCT、DVDの保存した映画専用棚から居間で鑑賞したりする。

或いは、たまたまレコード会社に長年努めていた為か、
音楽専用棚からカセット、CD、DVDを取り出して視聴をしたりしている。

ここ数年の映画、音楽には興味が薄れて、2005年以前の作品が多いが、
本屋には相変わらず通い続けている・・。

本屋の陳列棚、平台で小説、随筆、歴史書、現代史などの新刊本、旧刊本を見たり、
そして文庫本、雑誌などを眺めて、
買い求めるのが圧倒的に多い。

こうした時も興味がなかった場合、ときおり街中の古本屋に寄ったりしている。
こうした折、通常の本屋の店頭在庫の流通の急流と違い、
思いがけない本にめぐりあったりする。

そして、私なりに巡り逢えた本の一冊が、
こんな廉(やす)くていいの、と思いながらも、
著作者への悲しみを覚(おぼ)えたりしている。

私が殆ど図書館を利用したことがないが、
『武蔵野の民家』、『やきもの全集』等の一冊が数万円以上の高価な本、
或いは私の住む郷土史などは借り受けて、拝読したりしている。
こうした時は、公共品なので、手垢が付かないように、事前に手を洗ったりしている。

私は本に関しては、雑誌は別として、
引越しを4回してきて、止む得ない限り、殆ど保存している。
例外としては、映画青年の真似事を断念した直後、
映画研究をしている友に、邦画シナリオ大全集を挙(あ)げた程度である。

こうして私は高校生以来、読書を第一趣味としているので、
3部屋に置いている数々の本棚からはあふれて、押入れなどに保存している。

ときおり私は本棚を眺め、この一冊の本はあの時に読んで心を揺すぶられた、
と思いながら当時の頃を馳(はせ)せたりしている。

何より私なりの読書の魅力は、著作者の導きで、私のつたない思考で、
その世界に思いを馳せたりすることができるので、
それなりに人生の心の師と確信しているのである。



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