「おととい、『私、いい奥さんじゃなかった』と言ったら、
強く否定して、
『本当に好きだった』
と言ってくれた。
これが2人だけの最後の会話になりました」
今朝、読売新聞を読んでいた時、
私は久々に新聞記事のひとつから感動を頂き、感銘さえ覚えた・・。
この新聞記事は、建築家の黒川紀章さんが亡くなる前に、
奥様に云われた会話が掲載されていた。
私は建築界は全く無知であるので、
従って、設計士としての黒川紀章さんの功罪は知らない身であるが、
男のひとりがご自分の連れ合いに言わしめた奥様も凄(すご)いが、
亡くなわれたひとりの男性に思わず好感した・・。
この地上でたったひとりの女性を選び、
お互いに寝食を共にされ、語り合いながら思いやりの言動、
そしていたわりながら過ごされたことと思われる。
ご夫婦は情愛に充ちた様子は、かくありたい、と改めて感じたのである。
私は2年前頃に別サイトで綴ったが、どちらか亡くなる寸前、
例えば家内に先立たれる直前、
『あなたと・・一緒で・・楽しかった・・』
と家内から云われれば、私はこの人生に乾杯と思えるのである。
尚、黒川紀章さんの奥様は、女優の若尾文子さんで、
私が昭和30年の頃、小学四年生の時、
東映の時代劇を映画館で観た折、
予告編で大映映画が上映されて、若尾文子さんの名を知った。
都会風の綺麗なお姉さんで色っぽい人と、ときめきを感じた。
数多くの女優さんに好感した私であったが、
このお方に対しては初恋の人だったかしら、
と今の私は苦笑している。
強く否定して、
『本当に好きだった』
と言ってくれた。
これが2人だけの最後の会話になりました」
今朝、読売新聞を読んでいた時、
私は久々に新聞記事のひとつから感動を頂き、感銘さえ覚えた・・。
この新聞記事は、建築家の黒川紀章さんが亡くなる前に、
奥様に云われた会話が掲載されていた。
私は建築界は全く無知であるので、
従って、設計士としての黒川紀章さんの功罪は知らない身であるが、
男のひとりがご自分の連れ合いに言わしめた奥様も凄(すご)いが、
亡くなわれたひとりの男性に思わず好感した・・。
この地上でたったひとりの女性を選び、
お互いに寝食を共にされ、語り合いながら思いやりの言動、
そしていたわりながら過ごされたことと思われる。
ご夫婦は情愛に充ちた様子は、かくありたい、と改めて感じたのである。
私は2年前頃に別サイトで綴ったが、どちらか亡くなる寸前、
例えば家内に先立たれる直前、
『あなたと・・一緒で・・楽しかった・・』
と家内から云われれば、私はこの人生に乾杯と思えるのである。
尚、黒川紀章さんの奥様は、女優の若尾文子さんで、
私が昭和30年の頃、小学四年生の時、
東映の時代劇を映画館で観た折、
予告編で大映映画が上映されて、若尾文子さんの名を知った。
都会風の綺麗なお姉さんで色っぽい人と、ときめきを感じた。
数多くの女優さんに好感した私であったが、
このお方に対しては初恋の人だったかしら、
と今の私は苦笑している。