夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

暖かな朝を迎えているが・・♪    《初出200.1.28.》

2008-05-08 16:40:38 | 定年後の思い
今朝、ニュースの後に全国の天気予報を視聴した・・。

北海道は天気が回復しますが、

東北から九州にかけての日本海側は、
引き続き雪や雨で、雷が鳴る所もありそうです。
落雷や突風にご注意下さい。

本州の太平洋側や四国は雲が出やすいものの、大体晴れる見込みです。

九州南部や沖縄は曇り空で、雨が降る所もあるでしょう。

日中の気温は北日本、東日本は平年より高めですが、

西日本は平年並みか、平年をやや下回る寒さとなりそうです。

このように気象庁は報じていた。


私の住む東京の郊外は、
薄日の射す暖かい朝を迎え、日中は12度前後の晴れ間が予測されている。

ここ数日の春めいた暖かさが続き、
白梅の莟(つぼみ)も膨(ふく)らみも増し、
藪椿もひっそりと咲いている。
日本水仙も数多く咲いているので、私なりの心を慰めてくれている。

先程の全国各地の気候を見ながら、
四季それぞれ旅行で訪れた情景を想いだしている・・。

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どうしたの、東京の初雪は・・♪    《初出2007.1.27.》

2008-05-08 16:36:46 | 時事【社会】
東京の郊外は、大寒が過ぎたばかりの時節なのに、
日中はぽかぽか陽気となり、風もなく3月の中旬の陽気となった。

私はこのサイトでこの時節、
雪恋い、雪の想いで、雪の舞い降りる時・・などと綴っているが、
霜、霜柱は見かけるが、霙(みぞれ)もなく、何かしら寂しい感じをしている。

昨年の秋からは平年より暖かく、
新しい年を迎えた今月もときおり早春を思わせるような陽気となっている。


先程、配達された読売新聞でも、

【 遅れる都心の初雪 】

と記事が掲載されていた。

無断であるが、新聞記事を引用させて頂きます。



全国的な暖冬となっている今シーズンは東北、北陸で極端に雪が少なく、
東京都心では、まだ初雪すら観測していない。

・・都心の平年の初雪は1月2日。
仮に27日に観測されたとしても、過去8位に相当する遅さだ。
最も遅かったのは2月10日だが、
気象庁は「2月も寒気は一時的にしか南下せず、冬型の気圧配置は長続きしない」
と予報しており、《新記録》の可能性はある。



このように新聞記事は書かれて折、
別表として【都心の初雪の遅い記録】のベストテン?が掲載されていた。

①1960年2月10日
②1904年2月7日
③1995年2月5日


私は62歳の身なので、西暦だとピンとこないので、
1位は昭和35年なので中学三年生か、

2位は明治の37年に当たり、昭和19年に生を受けたので、
皆目検討がつかないし、

3位は平成7年は現役で経理本部で張り切っていて、
会社の経費で台湾旅行に行けたよなぁ、
と思い浮かべることが出来たりしている。

何はともあれ、この時節ほどほどに雪が舞い降りるのを待ちわびている。



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されど、時代は変り・・♪    《初出2007.1.27.》

2008-05-08 16:31:14 | 時事【社会】
私は昨年の秋にパソコンが壊れて、新調した。

それまで使っていたのは、
平成13年の秋に買い求めた富士通のマイクロタワー型であり、
性能は申し分なく、大画面19型フルフラットCTRで、
DVD-RAM/RとCD-RWを備えた2ドライブでフロッピー・ドライブもあり、
最強と思ったりしていた。
マウスは当然として、コードのついたものだった。

時代は急速に進み、昨年の9月に新調したのは、馴染みのある富士通であったが、
大幅に進化していた。

画面は液晶の20.1型のワイドとなり、
ドライブはスーパー・マルチとなり、マウスもワイヤレスとなった。

今朝、マウスが動かなくなり、アルカリ乾電池を変えたが、
やはり駄目で受けてのワイヤレス・キーボードの裏側にある電池を初めて換えたり、正常となった。

何より変ったのは、CPUがデュアルコアとなり、メモリーが1GB、
インターネット回線のBフレッツに対応した性能となったことである。

最近、基本のOSがXPからビスタの発売を迎えているが、
私のようにWebをほんの少し、ブログ、表計算、写真整理などしか使えない人は、
いったい・・どこまで進んだら・・気が済むの・・
と戸惑ったりしている。


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かくも長き、心身の不在・・!!   《初出2007.1.27.》

2008-05-08 16:11:52 | 時事【社会】
   第一章

私は昨今の悲惨、残虐な社会事件をテレビのニュース、新聞などで見るたび、
ため息をしたりしている。

そして捜査中、未解決の事件などのテレビのニュースなどで視聴したりする時、
捜査されている現場の人達の地味で、労苦の多い職務に同情したりしている。

悪質、悲惨な事件、空き交番の問題もあるので、
具体的な防止で、国民の安全さを増すのだったら、警察官などは優先して増員し、
これらにまつわる経費の増大は、増税などにより国民は賛意すべきと私は日頃から思っている。

こんな思いの私であるが、過日、私達の国民を守る責務のある警察が、
全く反対の言動をして、国民のひとりの人生をズタズタにしてしまったのに、
言葉を失った・・。

私は19日の夜に、毎日新聞の配信ニュースで知った。


無断であるが、上野、青山の両記者の記事を転記させて頂きます。



【 《誤認逮捕》 服役の男性は無実 無職男を再逮捕 富山県警 】

富山県警は19日、県内で2002年の1月~3月に発生した強姦、同未遂の二つの事件で誤認逮捕していた、と発表した。

逮捕された男性(39歳)は同11月、
富山地裁・高岡支部で懲役3年の実刑判決を受けて服役した。

その後、二つの事件が、鳥取県警に強制猥褻の容疑で逮捕された松江市、無職の大津英一・容疑者(51歳)の余罪と判明し、
富山県警が19日、再逮捕した。

県警によると、似顔絵捜査や被害者証言を受け、
男性を2日間で計・約17時間、任意で聴取。
当初は否認したが、3日目に容疑を認めた為に逮捕したという。

男性は公判でも起訴事実を認め、約2年1カ月間服役し、
2005年1月に仮出所。

無実が判明後の今月17日、県警幹部が謝罪のため親類宅を訪ねたが、
今年に入り所在が分からなくなっていることが判明したという。

国選弁護士を務めた山口敏彦・弁護士は、
『公判では一貫して犯行を認めていたので、無実の判明に驚いている』
と話した。

当時の捜査について県警は、
事件現場の足跡のサイズが男性と違っていた事や、
自宅現場の通話記録などからアリバイが成立したことなどを挙げ、
『供述の信用性の吟味に欠け、裏付け捜査が不十分だった』
と認めた。
しかし、捜査方法は『適正だった』とした。

記者会見で小林 勉・県警刑事部長は、
『男性に心からお詫び申し上げたい。再発防止に努めたい』
と語った。

佐野仁志・富山地検次席検事も、
『男性をはじめ家族、被害者などに多大な迷惑をおかけして、心からお詫びします』とコメント。

今後、男性の再審請求をし、無罪を論告求刑する方針。



以上、毎日新聞の大半を転記させて頂きました。


私は警察の捜査、取調べに不可解を思ったりしたが、
何より男性が、自分が無実なのに何故容疑を認めたか、とのことであった。

容疑を認めれば、逮捕され、刑務所に服役し、
当人は無論、家族、親戚は、
被害者の方達、周囲の人々をはじめ社会的に非難、制裁される程度は、
分かっていたと思われ、私には不思議な面持ちで過ごした。



   第二章
         
昨夜の読売新聞を読んでいて、私が無実の男性が何故罪を自白したのか、
と分かり、
その後の生活状況を思い馳(はせ)ると涙を浮かべて読んだりした。

ある日、国民のひとりが平穏な日常生活を過ごしていた時、
突然に容疑者とされ、取調べを受けることになる状況は他人事に思えない、
と思ったりしているからである・・。


読売新聞の記事を無断であるが、転記させて頂きます。



富山県警が2002年、同県の氷見市の男性(39歳)を婦女暴行容疑などで誤認逮捕した冤罪(えんざい)事件で、
男性が読売新聞の取材に、無実の罪を自白するに至った経緯を初めて語った。

男性によると、取調べは、
任意同行を求められた2002年4月8日から始まり、
「『身内の者が間違いない、と言っている』と何度も告げられて、
やってないとと言っても信用されるわけがないと思った。
言われるままに認めざるを得ない状況だった」
と話した。

その上、
「身内までも僕のことを信用していないだと思った。
気が抜けたようになってしまった」
と語った。

男性は3回目の聴取で自白に追い込まれた。

更に「『うん』か『はい』以外に言うな。
『いいえ』という言葉は使うなといわれた」とし、
「今からいう言葉は一切覆しません」とする念書も書かされ、
署名、指印させられたとも語った。

被害者宅に押し入った手口も、
「酒屋を装って電話をかけたんじゃないかと言われ、同意させられた」
とした。

男性は、2002年3月の婦女暴行未遂事件について、
「犯行時間には電話をしていた」
とアリバイを訴えた。
しかし、取調官は、
「相手は電話を受けていないと言っている」
と取り合わなかったという。

しかし、県警は今月19日、
男性の無実を証明する事実として発表したのは、
犯行時間帯の男性宅の固定電話の発信履歴だった。

男性は2002年11月に懲役3年の判決を受けて服役。

2005年1月の仮出所後、同県内で葬祭業や解体業などを転々とした。

23日夜、県警幹部から謝罪を受けた際、
「お金じゃない。
3年間の時間を返してくれ」
と訴えたという。

県警捜査1課は、男性が証言した取調べの様子について、
「細部は具体的に聞いていない」
とした。



以上、読売新聞の記事を無断であるが、転記させて頂きました。


ある無謀な取調官に係わると、こうした悲劇も起こるし、
容疑者の人生の一生をかくもズタズタにしている。

私が涙ぐんだのは、この後の新聞記事であり、
仮出所後の無実と判明される日々、
服役した人の社会から受ける制裁がかくも具体的に証言され、
私はこの男性の日々を思い起こしたに他ならない。



   第三章
           
服役された方達が仮出所後、
社会の目に見えない社会の制裁があると私は思っている。

罪を犯し、実刑判決で服役すれば、
これで済んだとは、私は思いたくない説に賛意している。

被害の遭われた当人、そして家族、親族、知人の心の傷を思うたびに、
たとえ法治国家であれ、現在の処罰は甘いと私は思っている。

こんな思いの私であるが、今回の場合は無実の罪を期せられた上、
社会の冷たい視線を受けて、
仮出所後から無実と判明するまでの過酷な日々を思う時、
涙を禁じえなかった。


読売新聞の記事は、この無罪者の日々を明確に綴って折、
無断であるが転記をさせて頂きます。



「うれしさ半分、悔しさ半分。
ただ、忘れろと言われても忘れない」・・。

2002年に富山県警に婦女暴行容疑などで誤認逮捕された男性(39歳)は、
今の心境を語りながら、
無実が明らかにされるまでの5年間の苦しい日々を振り返った。

2005年1月、福井市の福井刑務所を仮出所した男性は、
更生保護施設から紹介された同市内の土木会社で日給8000円の仕事に就いた。

翌2月、最初の給料でレンタカーを借り、
故郷の富山県氷見市に向かい、両親が眠る墓に手を合わせた。
「なんで僕が刑務所から出てくるまで生きていてくれなかったの」。
判決(2002年11月)の前に病気で亡くなった父親に語りかけ、涙にくれたという。

2005年7月、男性は富山県に帰ってきた。
所持金が少なく、JR高岡駅までの切符しか買えず、
高岡駅から氷見市の実家まで約20キロを歩いた。
玄関の鍵は閉まって折、トイレの窓から中に身を滑らせた。

3日間飲まず食わずで過ごしてきたが、
近所の女性が気付き、
「おかえり」と言って米二合を分けてくれた。
「救われた気がした。本当にありがたかった」

仮出所から2年。
「後ろから冷たい視線で見られいると思うと、
続く仕事も続かなかった」。
葬儀業者やホテルの夜間フロントなど様々な仕事に就いたが、いずれも数ヶ月程度で辞めている。
「本当にそっとしておいてほしい」。
誤認逮捕が生んだ恐怖心に、今もさいなまれ続いている。


長勢法相は26日の閣議後の記者会見で、富山県警の誤認逮捕問題について、
「服役されたお方には、誠に申し訳なかったと思います」と謝罪し、
「捜査に若干、不十分な点があった。
証拠に基づいた捜査を徹底するよう指示する」と述べた。



以上、読売新聞の記事を無断で転記させて頂きました。


誤認逮捕は、当事者はもとより、家族、親戚まで多大に心身とも労苦を伴ない、
無実と判明するまでの社会的な制裁を受けながらの歳月すごすのは、
私には計り知れない重さを感じたりしている。

無実が晴れるまで、被害に遭われた方、家族、親戚まで最低限心の傷となる。

こうした思いを馳(はせ)ると、
加害者、被害者の上に、誤認逮捕のもたらす過酷な悲劇の前では、
長勢法相の発言に傲慢さを私は感じている。

私は天使とか、神様いう言葉は嫌いであるが、
この男性に近所の女性が「おかえり」と言って、二合の米を分けた人こそ、
限りない優しさを感じている・・。



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ときには、春の陽気となり・・♪    《2007.1.27.》

2008-05-08 16:09:34 | 定年後の思い
東京の郊外は、昨日の日中は晴れ時々曇りであったが、
3月の初旬のような暖かい日であった。

夜の7時過ぎになると小雨が降り、心を浄化をさせてくれたが、
10時過ぎに玄関庭の軒下で煙草を喫ったりして、
夜空を見詰めて驚いたりしていた。
暗い庭先の樹木は小雨を受けているが、
夜空の中でぽっかりと月が浮んでいた・・。

今朝は澄み切った快晴となり、主庭は陽射しを差し込んで折、
落葉樹の枝に水滴がキラキラと光を帯びている。
日本水仙もしっとりとした黒土の上で咲いている。

先程、日中は3月の下旬の頃の暖かさとなる、と報じていた。

白梅、紫木蓮の莟(つぼみ)も固さがとれ、
少し膨(ふく)らむのかしら、と期待もしている。

藪椿の朱色、真紅の花も咲いて折、
塀沿いにある白玉椿は純白な莟が膨らみを増している。

静寂なひとときを迎えているが、
早春の香りの日本水仙、白梅、そして春の便りの桜の時節と暖かさには、
私の心は少し戸惑っている。

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家内に本を薦(すす)める時・・♪   《初出2007.1.26.》

2008-05-08 15:53:51 | 読書、小説・随筆
私は読書が好きなので、感銘を受けたりした中で、
人生の微笑みなどが綴られている場合は、
さりげなく家内に読むことを薦めたりしている。

本日、私が読み終えた監修・新井 満、著者・佐保美恵子の
『千の風にいやされて』(講談社)も先程薦めたりした。

昨年では、倉嶋 厚・文、平野隆久・写真の
『花の季節ノート』(幻冬舎)などがある。

こうした本は、その人となりに読めば、
少なくとも、それぞれの人生のありようが学び取れるし、
精読すれば、行間につつまれた人生の機敏を感じ取れ、
心豊かになれると確信している私である。


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のちの想いに・・♪    《初出2007.1.26.》

2008-05-08 15:50:58 | 定年後の思い
先程、買い物に行く時に、
少し遠回りして川沿いの遊歩道を歩いた・・。

暖かで人影も少く、朱色の藪椿、純白な日本水仙を見ながら、
冬木立を見詰めたりした。

私は定年退職後の62歳の身であるが、
退職後の10年間は五体満足に生かして貰えば、
70歳以降は余生と思っている。


私達夫婦は子供に恵まれなかったので、どちらかが死別した時、
お互いの趣味を強く持ち続ければ、悲しみは乗り来えられやすい、
と話し合ってきたので、
それぞれの趣味にはお互いに立ち入らないことにしている。

そして、お互いの共通の趣味として、ときたま国内旅行をしている。

私は退職後の数ヵ月後、遺書がわりに公正証書を作成した。
私が先に死去した場合、家内の生活、
そしてわずかであるが遺産をめぐり親族間の確執を避けたかったからである。

葬儀はささやかに花の祭壇、音楽に包まれて、親族のみで、
そしてお墓は東北の寺院の里にある樹木葬とした上で、
好きな樹木の下で、土に還りたいと、家内に話している。

お墓参りなどは、生者の慰めと思っているので、
家内が温泉旅行の時、気が向いた時でもお線香の1本で結構である、
と伝えている。


家内に先立たれた場合は、葬儀、お墓も同様とするが、
肝心な残された私は心身ともどれだけの日々を落胆し、
戸惑いの季節を過ごすと思うが、
やがて独り旅をして、宿泊先のお酌して下さる女性に、お酒を呑みながら、
家内の想いで話をする、と思ったりしている。

これからの先は、どのような闇(やみ)が待っているかは分からないが、
『知足』という言葉を頼りに、
心の心情として早春の時節を迎える。

尚、『知足』については過日このサイトで綴ったが、
家内の茶室の掛け軸のひとつから拝借している。

私のつたない解釈としては、少欲の状態で日常生活観を保って、
既に手にあるもののみを節度を持って愛用する、
と独断と偏見で思っているが、気弱な私は・・と思考したりしている。

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『千の風にいやされて』・・。  《初出2007.1.26.》

2008-05-08 15:44:26 | 読書、小説・随筆
東京の郊外は、澄み切った快晴の朝を迎えている。
昨夜も幾分寒さが和(やわ)らいだようあり、
主庭の黒土も霜もなく、暖かな朝となっている。

日本水仙もたんたんと咲いており、静寂な庭に彩(いろど)りを染めている。

こうした中でも、私の心は揺れている・・。

昨夜から、過日の火曜日に買い求めた『千の風にいやされて』を読み始めた。
副題として、あとに残された人々は、悲しみをどうのりこえたか、
と明示されている。

この本は監修として新井 満・氏、
読書の声から11人のいのちのかたち、と称して真摯にルポされた後、
綴られた佐保美恵子・女史が中核をなしている。

私はこの11人のそれぞれのいのちのかたちを拝読し、ある程度読んだりした。

私のつたない半生からすれば、
ただ言葉がなく、心は揺れて、そして涙をながしたりしているのである。

古今東西、生と死は人の営(いとな)みに欠かせないことであるが、
いざ自分の身にかかった場合を想像すれば、
心の迷いとなっている。


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昨夜は、私の人生に微笑みを・・♪    《初出2007.1.25.》

2008-05-08 15:40:55 | 映画・テレビ
昨夜、玄関庭に下り立つと、三日月が綺麗な夜であった。

『絢香(あやか)ちゃん・・か・・』
と私は呟(つぶや)いた。

この人は、私が昨年の秋以来、久々に好感した若手のシンガー・ソング・ライターである。

何かしら、私は三日月が微笑んでいるように観えたりした。


夕食時、NHKで【ためしてガッテン】という番組で、
『究極のカツ丼』をテーマで放映されていた。

私は高校時代の下校時、新宿の繁華街で乗り換えの時、
飲食店でお金のある時はカツ丼、乏しい時は親子丼を食べたりした、
と他愛もなく家内としゃべっていた時、
あこがれの君がゲスト出演されていた。

『XXちゃんさぁ・・高橋恵子さんが出ているょ・・』
と私は家内に言った。

私は高橋恵子さん、浜 美枝さんが大好きなので、
家内にも公言してきたのであるが、
高橋恵子さんには1度しかお逢いしたことがなかった。
浜 美枝さんに関しては、私の青年期に映画青年の真似事をしていたので、
東宝の撮影所で何回かはお会いし、話などをした。

『高橋恵子さん・・幾つになっても素敵だなぁ・・』
と私は言ったりした。

私は家内を日頃から誉(ほ)めたたえるタイプなので、
家内は微笑んでいた。

『だけどさぁ・・大安みたいだょ・・今日は・・』
と私は言った。

『暦(こよみ)の上でも・・大安ょ・・』
と家内は答えた。

『本当・・暦って・・当たるよね・・』
と私は明るく大きな声で言ったりした。

家内は笑っていた。


その夜、夢を見たが、何かしら櫻井よしこさんが出てきて、
私は女性のしぐさの魅力などを対談する予定であったが、
安倍総理は・・と切り出されたので、
どうしてそんなつまらない話をされるのですか、
と私が言った時、目覚めた。

私は時計を見ると早朝の4時だった。
せっかく昨夜からの美女つづきで楽しかったが、
私は政治には無知なので目覚めが悪かった。





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梅の莟(つぼみ)は、光の中で・・♪    《初出2007.1.25.》

2008-05-08 15:29:55 | 定年後の思い
東京の郊外は、澄み切った快晴を迎え、暖かな日中となっている。

先程、玄関庭に下り立ち、煙草を喫いながら、
早春を陽射しを受けた白梅を見ていた。

数多くの莟(つぼむ)となっているが、まだ固いようであるが、
ときおり吹く風にも枝も揺れず、莟も風を受けている・・。

気弱な私は、こうした凛とした莟のように心持を強く持たなければ、とも思ったりしたが、
齢を重ねた今、人生の妥協のなれ果てかしら、と思いめぐらしている。

居間に戻ると、主庭にある日本水仙が10数輪ほど咲いており、
ときおりの微風を受けながら揺らいでいる。

昼過ぎのひととき、静寂の中で、
ときにはこのように美も感じたりしている・・。

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私の好きな菓子パン・・♪    《初出2007.1.25.》

2008-05-08 15:27:24 | 食べ物、お酒
定年退職後の身の私は、家内に食事に余り負担かけたくないので、
ときおり菓子パンを食べたりする時もある。
家内の朝食はほとんど食パンであるが、私はご飯を頂くが、
洗濯、掃除に忙しい時は、私は菓子パンを食べたりしているのである。

現役時代の時は、アンパンを月に数回食べたりしていたが、
昨今は買い物担当となり、家内用に菓子パンも購入している。


ある時、家内用の洋菓子のような菓子パンを試食した。
ボリューム感があるアップルパイに似たような菓子パンである。

アップルの香り、甘さが口の中にいっぱい広がり、
食べごたえのある菓子パンである。

『XXちゅん・・この菓子パン・・
1食分のボリュームが充分あるよね・・』
と私は食べ終わった時、家内に言った。

家内は黙って、微笑んでいた。

煎茶でもコーヒーでも相性の良い菓子パンである。

ただし、午後の2時過ぎには食べないことをしている。

甘さが残り、夜の晩酌の辛口の純米酒が美味しくなくなるからである。

私は包装紙を折りたたもうとした時、
『アップルカバー』と商品名が明示されており、
確かに150円前後で購入した菓子パンだった
と思い出したりしている。

私はこれ以降、週に1回程度頂いたりしている。


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時は過ぎていく・・♪    《初出2007.1.25.》

2008-05-08 15:23:24 | 現役サラリーマン時代の想いで
昨日、昼寝をした為か、今朝は4時にめざめた・・。

夜明け前であり、佐々木俊尚・著の『次世代ウェブ~グーグルの次のモデル~』(光文社新書)を、
あとの10数ページを読み終えたりした。

5時過ぎに起き出して、玄関庭に下り立ち、煙草を喫たりしたが、
まだ真っ暗な早朝である。

台所に行き、煎茶を淹れた後、インターネットで地元の天気予報、そしてニュースなどを検索した後、
新聞が配達された音を聴いたので、新聞を取り込み精読したりした。

その後、玄関庭で煙草を喫ていたら、
遠くの大通りにバスが通り過ぎるのが見えたりした。

この時、現役時代の最後の頃が思い出された・・。


私は4時45分に起き出して、6時過ぎの始発バスに乗り、通勤していた。
この時節、最寄駅の『成城学園前』に着いても暗く、
小田急線に乗り、しばらくすると6時45分前後に車窓内から日の出を迎えたりしていた。

こうした情景は心の隅に残っているが、
今の私にとっては、遥か遠い昔の出来事と思ったりしている。


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私の旅の友は、緑茶・・♪   《初出2007.1.24.》

2008-05-08 15:19:11 | 旅のあれこれ
私達夫婦は国内旅行が共通の趣味なので、ときたま旅行に出かけたりしている。

新幹線、飛行機、そしてバスであれ、私は緑茶のペットボトルを携えていく。

現役の頃は、持参した純米酒を呑みながら、緑茶を飲んだりしている。

退職後は健康第一となるべく昼間のお酒は控えているが、
旅行先の目的地に着いて、その地の辛口の純米酒を見ると、
何となく試飲を進められば頂き、四合瓶の2本程度は購入してしまう悪い癖がある。

宿泊先の観光ホテルで入浴後、優先として緑茶を飲み、
地酒を呑んだ後は、緑茶が私の心身に良い。

ここ数年、緑茶の中でも、濃い味が出ているので、私は好感している。
ラベルには、『渋みのきいた 濃いめの味わい』
と印刷されているのが、最上の好みである。

尚、私は日常生活で煎茶を淹れる時は、お茶の葉を多めに入れ、
濃いお茶をここ数10年愛飲している。



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心、貧しい人々・・!!   《初出2007.1.24.》

2008-05-08 15:16:21 | 時事【社会】
昨夜、NHKのニュースを視聴していたら、
文化審議会が【富士山】を世界の遺産として、暫定リストとしたので、
富士山の昨今の環境状況について放映していた。
日常の生活ゴミ、産業廃棄物も捨てられて折、
気弱な定年退職後の私さえ、憤(いきど)りを覚えた・・。

過日の読売新聞で知ったことであるが、
世界の遺産として【屋久島】のゴミの処理に困り果てている現状を知り、
何とか打開策がないものか、と思ったりした。


私は東京の郊外に住んでいるが、40代の頃は、
【高尾山】をたびたび歩いたりした。
《ゴミは持ち帰りましょう》と立て札が掲げられいた。

私達夫婦もザックにお弁当、飲み物の缶、ペットボトルを入れて、
下山したりした。
最寄駅の駅前に大きな分別したゴミ箱に入れたりした。

しかし私達は少なくとも、
高尾山の山中に設置されたトイレは利用させて頂いたので感謝はしている。
これが最低限のルールと思っている。

私は屋久島の場合は、少なくとも高尾山のようにするべきと思ったが、
宿泊者、そして島という実態を配慮すれば、
ある程度の入島料を支払い、ゴミの処理代金にすべきと思っている。


問題は富士山のゴミ、高尾山さえ少し見かけるが、
こうした捨てる人々の心情が私は解からないでいる。
いつの日から、日本の一部の方達は、
こうした心の貧しさを露呈するようになったのかしら、
と思ったりしている。

私は屋久島、富士山などは国立公園などであり、
国の財産、すなわち国民の共有財産である地域を汚すのは、
非国民と思っている。

こうした人達は、法事国家であれ、極刑にすべきと思っている。
例えば、少なくとも10年以上服役して貰いたい、と思っているが、
心の貧しい人々は理解できるのかしら、
とも思ったりしている。

心の貧しい人は、富貧の差でなく、それぞれの人の心の問題、
と確信している。


私の住む我家の塀に、
ときおり飲み物の缶などを捨てていく人がいるが、
私は『程度の低い人・・』、
ある時は『心の貧しい人・・』
と呟(つぶや)きながら、始末している。


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緑と水の惑星は、今世紀末は水不足・・。  《初出2007.1.24.》

2008-05-08 15:10:19 | 時事【社会】
昨夜の読売新聞のトップ記事は、

【今世紀末 温暖化予測】
  【本州スキー場 消える】
  【冬 最大7度上昇】 

と見出し記事があった。

私は退職後の62歳の身であり、70歳を過ぎれば余生と思っているので、
今世紀末と云われてもピンとこないが、
私でもこの惑星で生を受けたので興味があった。

読売新聞の記事を無断で転記させて頂きます。



地球温暖化について科学的予測をまとめた国連『気候変動に関する政府間パネル』の最新報告書案が23日、
明らかになった。

石油や石炭などの化石燃料に依存する社会構造をこのまま続けると、
日本を含む東アジア地域では、
今世紀末の冬の平均気温が現在より最大6.95度、
夏は5.48度上昇すると予測。

国内では北海道以外のスキー場の大半が雪不足になるほか、
中部以南の多くの県で米の収穫高が最大40%減収、
花粉症患者も増加するなど、
日常生活に様々な被害が生じると警告している。

・・今回は最大6.3度上昇すると上方修正した。

その結果、北極海の海氷が晩夏には完全に消えるほか、
暴風雨を伴う強力な台風やハリケーンも増加、
海水の酸性化も進み、サンゴ礁が溶ける恐れがあると警告している。

また気温が1990年時点より4~5度上昇すると、
世界で11~32億人が水不足に、
世界人口の5分の1が洪水に遭う恐れがあるとみている。



以上、長々と新聞記事を転記させて頂きました。


私が何より驚いたのは、水不足である。
人は生きていく上、水がなければ生存は出来ないからである。

こうした悲惨な結果を避けるのは、環境保護と省エネが最大の防止策であるが、
各国の思惑の相違、日本さえ国内の過剰な利便性、飽食を甘受されている限り、
私は絶望している。

私は日常生活で電気、ガス、水道そして食料に寄りかかり生活をしている。
煙草を喫煙しているので、地球を汚している折、
せめて我家の庭に樹木を植えて、贖罪と思っている・・。

自動車も持てないので免許書も昨年放棄したり、
ゴルフも何となく敬遠し、散策程度のハイキングをする消極的なタイプである。

そして、私は出来うる限り、
東京の郊外に住んでいる身としては公共交通を利用したり、
歩くようにしている日常である。

尚、環境問題に関しては誰でも発言しやすく、
実行となれば、それぞれの思惑があるので、最も難しい人類の課題と思っている。



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