私は東京郊外の調布市に住む年金生活の高齢者の69歳の身であり、
今朝、購読している読売新聞の朝刊を読み、
アイドルグループの『AKB48』の握手会に於いて、
列に並んでいた男性のひとりが、忍ばせていた長さ50センチのノコギリのようなものを振りかざして、
メンバーのお二人にいきなり襲い掛かり、男性スタッフを含む3人に重傷を負わせる事件が起きたことを知った。
そして握手会の入場時や握手前で持ち物検査がなかったと知り、
国民的な人気のアイドルグループとなってる『AKB48』のイベント会場としては、
スタッフ、警備員が余りにも手薄、と私でも感じたりした・・。
この後、犯行に及んだ男性の動機は、
岩手県警の調べに対し、「人を殺そうと思った」「誰でもよかった」などと供述していることを知り、
私は愕然としながら、こうした握手会は今後実施されなく、
根本的にもとより新たに戦略を見直すことが不可欠、と感じたりした。
もとより『AKB48』の握手会は、新聞にも明記されている通り、
劇場公演と並ぶ目玉のイベントで、グループの躍進を支えてきた。
そして賛否両論の中で、CDなどの特典についている「握手会」があれば、
ファンは逢いたいメンバーがいる列に並び、会話までできる商法であり、
まぎれなく突出したCDの売上げに貢献してきた。
私は中小業の多い音楽業界のあるレコード会社に35年近く勤めて、
2004〈平成16年〉秋に定年退職した身である。
管理畑、情報畑などの裏方であったが、1998〈平成10年〉に業界の売上げはピークとなり、
その後は激減している実態に憂いてきたひとりである。
こうした中で、アイドルグループの『AKB48』の名前を知ったのは、
遅ればせながら2009年に第14枚目のシングル『RIVER』で、
音楽ランキングとして名高い『オリコン』で週間ランキング第一位を獲得をしたのが最初であった。
私は定年後の年金生活の中、ネットであるサイトで業界の動向を知り、
ヒット曲の状況は『オリコン』で学んだりしてきた。
そして『AKB48』のグループを知ったが、どのように読むのか無知で、
恥ずかしながらネットを検索して『エーケービー フォーティエイト』と知った。
これ以来、私が勤めてきた会社と『AKB48』の発売元の会社とは他社であるが、
業界のCD烈風下の中で、『AKB48』の突出した実績に驚きながら好感して、
あたかも地方に住む祖父が都会に住む孫娘の健闘を願うように注視してきた・・。
その後も躍進を続けて、2010年8月に、第17枚目の『ヘビーローテーション』に於いて、
女性グループとして初となる2作連続での初動売上50万枚突破を記録し、
この当時のレコチョク週間ランキングで、着うた・着うたフル・ビデオクリップ・着信ムービー・着信メロディの5冠を獲得した。
そして高齢者の私でも、『ヘビーローテーション』の歌をかぼそい声で唄ったりした。
やがて翌年の2011年5月下旬に、
私は家内を誘い、デジタル対応のテレビを買い求めに家電量販店に訪れた時、
テレビ売り場のフロアーに、テレビが壁面に30数台並び、デモとしてビデオクリップが映しだされていた。
そして『AKB48』の最新作の第21作目の『Everyday、カチューシャ』が、
全てのテレビで映し出されて、『AKB48』一色に染まっていた・・。
そしてこの作品は発売初週に133.4万枚を売り上げ、グループ初の初週ミリオンを達成した。
こうした中で何かと単細胞の私は、♪カチューシャ・・・と唄ったりしていた。
この後も、国民的な人気のアイドルグループとなってる『AKB48』には、
私は好感してきたが、今回の事件で、
「会いに行けるアイドル」であり、ファンと直接に触れ合えることのできる握手会は、
人気の原動力であるが、限界と感じ、今後は終息と思われる。
、
そして総指揮者の秋元康(あきもと・やすし)さんのプロデュース手腕が、
改めて問われる、と思いながら、新たな戦略を期待したりしている。
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