夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

人生は気合だ、8泊9日の退院後の私、自身を鼓舞しても・・。

2019-01-14 16:09:01 | ささやかな古稀からの思い

私は東京の調布市に住む年金生活の74歳の身であるが、
新年の1月4日より心臓の悪化に伴い、循環器専門の病院に8泊9日の入院し、
1月12日の午前中に退院し、我が家に帰還した。

我が家は、私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに日常を過ごしている。

こうした中、私たち夫婦はお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごして、早や15年目となっている。

             

今回、退院した帰宅後は、何かとぼんやりと過ごしたりしている。

やはり私は、年金生活を15年目を過ごす中で、心臓の悪化に動揺したり、
まして入院して、応急治療を受けたことに失墜感を感じたりした。

私は40代のなかばに、ギックリ腰を悪化して、整形外科の病院に、28泊29日の入院体験があるが、
この時の退院後の真情は、年齢差を配慮しても、余りにも差異を感じたりした。

もとより心臓の悪化は、死に至ったり、病状の結果、日常生活に制約される場合もあり、
私なりに恐れていたことも確かにあったりした。

やがて退院まぎわになると、何かしら思考回路が、明晰に感じ伝わらないのである・・。

今回の入退院の変化は、運動もできず、病院食事のカロリー制約もあり、もとよりお酒も呑めないので、
体重が3キロ減少し、体力の衰えも実感している。

そして入院を機に、タ
バコを禁煙宣言して、今日に至っている。

            

私は大学一年、ワンダーフォーゲル部に所属して、夏の合宿の時、
先輩が美味しそうにタバコを喫っていたので、まもなく真似事をして以来、
タバコを愛煙してきたので、56年以上となっていた・・。

やはりタバコは心臓にも良くないし、まして身体にも良くないので、
遅ればせながら禁煙している。

このような反動として、何かしら思考回路が、脳裏から舞い降りてくるのが、
途絶えてしまうように、ときおり感じている。

私は若き20歳前後、映画、文学青年の真似事をしている時、
タバコを喫いながら、物事を思案したり、思考したりしてきた・・。

こうした習性が50年以上続き、禁煙した今は、
言葉とか文章が以前のように舞い降りてこなくなり、戸惑ったりしている。

そして私は、困ったなぁ・・と溜息をしたりした後、
自身を鼓舞するように、人生は気合だ、と心の中で叫んだりした。

            

       
本日、体力も衰えているし、思考回路の修復は程々の期間を要するので、
早春の花をたずねて、都立の神代植物園に行ったりした。

私は年金生活14年の中で、都立の神代植物園は月に2回ぐらい訪ね、
季節の移ろいを享受してきたが、今回の入院前後の真情は予測した以上に差異があり、
戸惑ったりしている。

こうした根底には、以前は死を意識したこともなかったが、
今回より死を心の片隅に、意識し始めたことである・・。

そして園内を3時間ばかり歩いたりしたが、やはり入院期間の運動不足があり、
体力の衰えを実感したりした。

            

今回もいつものようにデジカメで撮ったりしたが、うつろな思いで散策して、
我が家に帰宅したのは、午後2時すぎであった・・。

やがて、こうしたブログの投稿文を書いているが、まとまった文章にならず、
困ったなぁ、と独り微苦笑をしたりしている。

コメント
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