厚生労働省は24日、2025年度の公的年金の支給額を
前年度から1.9%引き上げると発表した。
【ひと目でわかる】財政検証結果~年金、33年後に2割目減り~
増額は3年連続。
年金財政を安定させるため給付を抑える「マクロ経済スライド」も3年連続で発動。
この結果、物価上昇率より低い伸びにとどまり、実質目減りとなる。
6月に支給する4月分から反映させる。
年金支給額は、直近1年間の物価と過去3年度分の賃金の変動率を基に
毎年度改定している。
総務省が24日に公表した昨年の全国消費者物価指数を踏まえた物価上昇率は2.7%、
賃金上昇率は2.3%だった。
マクロ経済スライドは、物価と賃金がプラスの場合に適用する。
これにより、伸び率の小さい賃金上昇率から0.4%分を抑制するため、
最終的な改定率は1.9%となった。
25年度の支給額は、国民年金では
保険料を40年間納付した満額1人分で、前年度比1308円増の月6万9308円、
厚生年金は、夫婦2人のモデル世帯の場合、同4412円増の同23万2784円。 ・・》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
今回、今年度の2025年に於いて、年金支給額 1.9%増 実質は目減り、
と学び、年金生活の我が家は学び、微苦笑してしまった・・。
しかしながら、
そして年金も現役世代が払う保険料で
高齢者に年金を支給する「世代間扶養」の仕組みを取っているので、
社会保障を長らく支えてきた団塊の世代の存在が大きかった・・。
過ぎし団塊の世代が65歳を過ぎてから、「支えられる世代」となって、
若い世代に重い負担を強いることになってしまった現状である。
そして周知の通り、失われた30年での中、政治は混迷、経済は低迷、そして社会も劣化し、
ここ20年近く、たえず短期に成果を問われる勤務となり、
たとえ大企業の正社員であっても、常時リストラ時代と称せられ、安住できない時代となってきた・・。
まして大企業の思惑から、いつでも解雇できる契約社員、パート契約が多い会社もあり、
劣悪な中で、働いて下さる諸兄諸姉も多くいる・・。
こうした過酷の中で働いて下さる現役世代の諸兄諸姉の人たちは、
このように熾烈な状況の中で奮戦している。
そして過酷な現実として、年金、医療、介護などで、少なくとも毎年が増加している。
こうした状況が放置すれば、現役世代の諸兄諸姉からすれば、高齢者は過重負担する人たち、
と思いながら険悪し、粗末にする風潮も予測できるので、
私は働いて下さる諸兄諸姉に、ときおり感謝を重ねたりしている。
私たち夫婦は経済的に贅沢な生活は出来ないが、
『働らなくても、何とか生活ができるので助かるわ・・』、
と家内がときおり、 呟(つぶや)くように私に言ったりする。
『そうだよねぇ・・』
私は苦笑しながら応じたりしている。